ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

日本社会の変容の一端

本当に、人生とはわからないものだ。この頃、本来すべき仕事を脇に置いて、しばらく見苦しい私的な話を綴っているのは(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151106)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151107)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/2015111…

千畳敷の思い出は遙か彼方に

昨日の誕生日に際して、大勢の方々からお祝いの言葉をフェイスブック上でいただきました(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)。どうもありがとうございます。 実は、満半世紀を記念して、主人と白浜の千畳敷へ行ってきた。ここは、私が一歳十ヶ月…

ラビン首相暗殺の二十年後に

シオンとの架け橋(http://www.zion-jpn.or.jp) 2015年 11月1日(日) *土曜夜にテルアビブのラビン広場で、ラビン首相暗殺から20年の記念式典が行われ、当時の米大統領だったクリントン氏も来賓として講演。平和の道を選ぶように、イスラエル国民に呼び…

イスラエル・アメリカ政治

10月25日の夕方は、西宮へギドン・クレーメル(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%A5%AE%A5%C9%A5%F3%A1%A6%A5%AF%A5%EC%A1%BC%A5%E1%A5%EB)とその仲間達の演奏を聴きに行った。記念として、いつものようにCDも一枚買ったが(ツィッター転載(…

日米友好祭から

まずはこちらの抜粋引用を。アメリカの政情を学ぶために、時折、目を通しているウェブサイトである。 (http://newglobal-america.tea-nifty.com/)2015年9月23日 「横田基地の日米友好祭に見る国民の真意」 ・結論から言えば、反対派の声を過大評価したメデ…

四ヶ月前には...

以下、二ヶ月以上前、ワード文書に入力しておいた拙文を。以前のブログ内容と重複する。毎日、新たな中東ニュース分析が飛び込んでくる度に、目を通すだけでも大変で、その内容消化も頭がパンパンといった状態。心理的には重苦しさが溜まるばかり。それが、…

沈思黙考

1.物思うこの頃パソコン故障の件、まだ完全復旧はしていない(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150805)。写真もビデオも音楽も下訳をつくってあったワード文書もかなり壊れてしまい、最初からやり直しである。仮印刷したものもあるので、それを見なが…

安穏としていられない日本

...と、日米関係に関して公私共に実に複雑な心境なのだが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150805)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150806)、4月下旬から5月上旬にかけてのイスラエルの旅でご一緒した方々からは(http://d.hatena.ne.jp/itunalil…

ネゲブのベドウィン問題

なかなか旅記録に入れず、毎日焦っているが、今日もお許しを。 あれから一ヶ月も経ったなんて(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150511)、本当に信じられない。非常に濃厚で有意義な現場確認と、前向きで刺激的な人々との出会いと、旅の安全と無事が守ら…

トルコ経由のイスラエルの旅

今日も池内恵先生を部分引用。 (https://www.facebook.com/satoshi.ikeuchi?fref=nf) ・「トルコに対策本部を置かなかった=失態」という議論をする人がいるが、それは無知。信じている人は、ちょっと可哀想な人だなという気がする。 ・「トルコを頼ればよ…

ビン・ラディン所有の本

さまざまな角度から硬軟混ぜ合わせて書いているのは、この重苦しく厄介な現代問題(中東情勢・西洋とイスラームの対峙)について、何かのきっかけで具体的に興味関心を持つ方が増えればいいな、と思ってのこと。特に高校生か大学生向けに、次世代の中東認識…

女性の肌について

なかなかイスラエル旅行の記録整理がつかないが、今日は二点のみ。 ブログのいいところは、論理性や文献立証を出さなくても、自由に書けること。論文は論文で、形式に則って別途書けばよく、広く一般読者に伝えるには、こちらの方がいいのだと思っている。 …

ちょうど一ヶ月前には....(2)

時差を考えると、ちょうど一ヶ月前には(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150511)、イスタンブール経由でテル・アヴィヴのホテルに到着したのだった。乗り継ぎ一回を含めて、13時間プラス2時間の飛行機疲れをゆっくり取ってから、念願の用件にかかった。…

旅の道中で移民問題を考えた

もう一日、お休みをいただいて(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150520)、移民問題について考える一助としたい。 実は、4月22日に乗った中東へ向かう飛行機で隣同士になったベルギー人の女性との会話や、テル・アヴィヴのホテルで見たドイツ語のテレビ…

マサダ遺跡から考える

8年前、日本人旅団に加わって初めてイスラエルを訪れた時、遺跡や古い教会巡りの説明に、「イスラエルはここまでするのか」と、軽く憎々しげにコメントされた80歳ぐらいの牧師夫人がいらした。 誤解なきよう、その牧師夫人は、お年に似合わず、とても可愛ら…

レーニン『帝国主義』を持参

実は、今回の約二週間の中東の旅で、飛行機の中や一人になった時や待ち時間などに読む本を持参していたのだが、その一冊が、レーニン(著)・宇高基輔(訳)『帝国主義』岩波文庫白134-1(1956年/1989年 第39刷)だった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20…

勝手な思い込みは捨てて

やはり、昨日のような厳しい率直な意見は(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150513)、日本ではまだ抵抗があるようだ。当初からそれを予想して、池内恵先生(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%C3%D3%C6%E2%B7%C3)(http://d.hatena.ne.jp/…

パイプス先生とのお喋りから

フランス版シリーズ再掲。過去ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150413)掲載分と重なるが、その後、4月26日から5月6日(正確には、私よりも先の便で帰国されたので、前夜の5月5日でお別れ)まで共に過ごしたイスラエル旅行の間に、パイプス先生と…

中東の旅の意義

半日の時差ぼけも徐々に解消に向かい、気分も落ち着いてきたか、というところ。荷物片付けの前に、昨日、一気にブログを書いたところ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150511)、珍しくも次々と「like」ボタンが押され、フェイスブック友達の日本人男性…

中東の旅

しばらくご無沙汰しておりました。 実は4月22日から5月8日まで、中東に行っておりました。中東といっても、イスラエルの南部を中心に、ヨルダンとトルコが少し追加された旅です。 例によってコクヨの小さなメモ帳を十数冊準備して(http://d.hatena.ne.jp/it…

父の命日に寄せて

父の命日(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140128)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140215)。数日前に、母方の叔母から電話がかかってきて、かなり自由に長い時間をお喋りした。というより、叔母は父のことを心配して、様子伺いのお電話だったの…

虎の威を借る狐の巻

なかなか鹿児島・霧島の旅日記が書けずにいるが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150209)、タイミングを狙って、急遽、話題変更。以下に例によってフェイスブックから部分引用させていただく池内恵先生(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=…

鹿児島再訪から帰宅して

二時間半前の昨日の夜、最終バスに間に合って帰宅。 ちょうど一年ぶりの鹿児島再訪二泊三日の旅でした(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140205)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140209)。一年前の初めての鹿児島は、汗ばむほど温かく、活気ある明…

再びフェイスブックの転載を

(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)1. 小説家としてのパイプス先生の腕前は? (http://www.danielpipes.org/15421/) 「パロディ:この十年の選挙物語」 ダニエル・パイプス このパロディは、1991年4月15日付『ニューヨーク・タイムズ』紙上…

トルコのキリスト教会

(http://www.christiantoday.co.jp) 「トルコ、キリスト教会新建設を許可 建国以来初」 2015年1月5日 トルコ政府は3日、最大都市イスタンブール郊外にキリスト教の教会を新設することを許可したと明らかにした。フランス公共ラジオが報じ、日本でも共同通…

もみじ祭

嗜みとして茶道ぐらいは学んでおくようにと祖母に勧められたのは、遙か昔のこと。叔母がお茶室のある家に嫁いだことを、子どもの頃から何度も聞かされていたし、年下のいとこ達もやっているとのことだったので、アルバイトで貯めたお金を使って一人で習いに…

三浦光世氏のご逝去の報

今日の夕刊で、三浦光世氏が90歳で逝去されたとの報に接した。 いつかはこの日が来るのではないかと思い、機を逃さず、8年前に向日町教会の講演会に出席して、ご著書にサインをいただいたことは、今振り返っても貴重な経験だった(http://d.hatena.ne.jp/it…

考え続ける姿勢を

カタルシス。三日連続で、封印していた抑圧経験を表に出したことで(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141010)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141011)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141012)、自分の立場が明確になり、ささやかながら自信…

事の始め

正確には、2003年7月に同志社大学神学部で面接を受けたことがきっかけだった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141008)。もちろん、私からの志願ではない。呼ばれたのだった。お名前は、当然のことながら、その前から存じ上げていた。拙稿が並べて掲載さ…

形から整える前に良き思想を

昨日は、秋晴れだったので、長らく気になっていた洋間を一部、掃除をして片付けた。このところずっと、連続のパイプス訳文と中東情勢を追いかけつつ、自分のテーマをどうするかで物理的にも時間的にも大変だったので、文字通り放置状態だったのだ。 一気に片…