ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ディーナ・ヨッフェのリサイタル

昨日の午後は、西宮の兵庫県立芸術文化センターでのディーナ・ヨッフェのピアノ・リサイタルへ行きました(参照:2010年1月14日付「ユーリの部屋」)。 オール・ショパンのプログラムで、これはショパン生誕200周年記念の一環です。このホールでは、他にも5…

『天風瞑想録』から

先日の朝日新聞のコラム欄で、ある実業家の方が紹介されていたので、図書館から借りて読んでみました。皇族や大臣、事業家などにも影響を与えた方だそうです。気骨ある姿勢に励まされました。興味深く思った断片を、少し引用してみます。 中村天風『運命を拓…

他者評価と売り込みの間で

昨日の件ですが、主人はすべて承知済みだったようで、「うん、わかってるよ。でも、詐欺ビジネスというほどでもないよ。多分、後からいろいろ物を売りつけてくるかもしれないけど、そんなの無視すればいい。または、ヘッドハンティングに使われるかな、とは…

“Who’s Who in the World”

Wikipedia(http://ja.wikipedia.org)から Marquis Who's Who(まーくぃーず・ふーず・ふー)は米国の出版社による著名人の略歴を掲載した年鑑版紳士録である。(中略) 創刊はアルバート・ネルソン・マーキーズ(Albert Nelson Marquis)による1899年発行のWho…

自分にとっての研究テーマ

4月に入ってから、昨年10月にシンガポールとマレーシアの神学校で、自ら複写したり依頼複写を送付していただいたり、購入したりした本や論文を集中的に読んでいます。時々、その膨大な情報量と内容の重たさに疲れて、ややうんざりもしましたが、少し気分転換…

音楽の力

今回のアンネ=ゾフィー・ムターのリサイタルについて、他の人達の書き込みを読むと、だいたい私の印象と一致していることがわかり、うれしくなります。 それにしても便利な世の中になったものです。一昨日の夜は、ふと思いついてCD棚を整理してみました。結…

アンネ=ゾフィー・ムターの演奏会

昨日は、兵庫県立芸術文化センターで、アンネ=ゾフィー・ムターのヴァイオリン・リサイタルを聴いてきました(参照:2010年1月14日付「ユーリの部屋」。オール・ブラームスという贅沢なプログラムで、ピアニストはランバート・オルキス。 一言でまとめるなら…

情報の整理を

「お気に入り」リンクの整理をしました。案外に時間のかかるもので、並べ替えと同時に、気持ちの整理にもなりました。 しばらくご無沙汰しているうちに消えてしまったサイトも少なくありません。だからといって、毎日サイトに張り付いてチェックし、気になっ…

ここ数日の勉強から

「重たいテーマを扱ってますからね」「重要なテーマですが、これまで悩みながら研究を続けてきたのでしょう」とおっしゃってくださる日本の先生もいました。ありがたいことです。自分でも、どうしてこんなに毎日のように勉強しているつもりなのに、気が晴れ…

嘘のない生き方を

昨日の続きです。 最近の開発援助などで、一昔と違って「現場重視」が強調されるようになったのは、ようやく本道に至ったことを意味し、ありがたい限りです。しばらく前までは、本国のお偉方が、現地をろくに視察もせずに、自分達の意向で指示を出し、地元の…

時の評価は後に変わり得る

いろいろな方に「精力的に発表していますね」「おもしろい発表でした」「貴重な研究なので、がんばってください」とよく言っていただくのですが、ありがたい反面、内心、いつも複雑な思いです。なぜならば、あまりにも脈絡のない混乱した議論が前面に出てい…

電子版古書の時代にあっても

しばらくお休みをしていました。別に、エイプリル・フールでふざけたのではありません。 2009年10月にシンガポールとマレーシアで購入した最新の研究書を何冊か読み、その誠実で細かい注釈と引用に感激し、励ましを得たと同時に、これからの自分の勉強をどう…