ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

ちょうど一ヶ月前には....(2)

時差を考えると、ちょうど一ヶ月前には(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150511)、イスタンブール経由でテル・アヴィヴのホテルに到着したのだった。乗り継ぎ一回を含めて、13時間プラス2時間の飛行機疲れをゆっくり取ってから、念願の用件にかかった。
...ということを書きたいのだが、よろず時間をかけるタイプなので、もう一ヶ月も経ったということが、本当に信じられない。
単なる旅記録のみならず、日本での情報と兼ね合わせて考察しようなどと大袈裟に考えているからなのかもしれないが。
実はまだ、二週間の留守中の家計簿記録や積ん読新聞が片付いていない。また、iPhoneiPadを持参していたものの、案外にwifiが機能しないホテルもあったりして、メールが数百通もたまってしまった。今も少し片付けたところだが、どうしたものだろうか。
帰国直後に効率よくこなすよりも、じっくりと経験したことを整理し、自分の考えを熟成させるには、私にとって、昨年のアメリカ訪問のように、やはり一ヶ月ほどが必要なのだ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140510)。
他の方々はどうしていらっしゃるのかしら?仕事や学業のために、旅程の途中で切り上げて帰国された方達もいらしたし、現役の方達は、当然、お仕事もあるでしょうし...。数名は、メール上で写真提出やご挨拶や提案などをされていたが、私は、お世話になったガイドさんなど、数名の個別ご挨拶のみ。プライバシーは守るつもりだし、実は、お顔とお名前が充分に一致しないケースが大半なのだが、写真を送ることなどは、もう少し後になりそうだ。
月末までに提出しなければならない学会宛原稿もあるし....。
どうして、パイプス先生は次々とコラムが書けるのだろう?帰国後、既に二本も訳出依頼が来ている。一本は送ったが、まだ最新のは半分しか下訳が済んでいない。
優れた才能とは、どこまで見上げても高い。と、つくづく思う次第である。
(と思っていたら、今ちょうど、旅メンバーの一人のおじさまから、皆宛にメールが届いた。どうやら、私のみならず、皆さんも同じテンポで、旅の思い出を少しずつ共有し合っているらしい。本当に前向きで明るく楽しげな方達ばかりだ。これならば、歳を取るのも悪くはない、というのか、基本的に壮大な人生スケールで楽天的なのだ。この私まで仲間に入れていただけたなんて、本当に得難い経験。とすれば、なぜ反ユダヤ主義や反イスラエルなどの敵対行為が起こるのか、ますます理解に苦しむところだ。文化的相違から、多少、慣れが必要ではあるが。)

1.今日も加瀬英明氏を。過去の引用ブログは、こちらを参照(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150520)。

http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi


「『平和憲法』は『属国憲法』の言い換えにすぎない」
2015/05/22 (Fri)


・安倍首相がうっかり口を滑らしたのか、自衛隊を「軍」といったために、国会で叩かれた。
・吉田首相が日本の独立回復から、3ヶ月後の昭和27年7月31日に、「保安隊は新国軍の土台となる任務を持つ」と述べた時は、国会で問題とならなかった。
・吉田首相は翌年11月3日に、衆院予算委員会において、「自衛隊は戦力なき軍隊だ」と発言したが、野党が揚げ足をとることがなかった。
・「八紘一宇」は、『日本書紀』にでてくる言葉だ。『日本書紀』がけしからんと、いうのか。
・4月に、インドネシアでアジア・アフリカ(バンドン)会議六十周年を記念して、首脳会談が催された。
・60年前のバンドン会議の翌年の昭和31年3月8日に、鳩山内閣重光葵外相が参院予算委員会で、「太平洋戦争によって、日本は東南アジア諸国の独立に貢献した」と、述べている。
昭和49年1月24日に、田中角栄首相は「日本の朝鮮半島統治は、韓国民には有益だった」と、発言した。国会でも国内でも、まったく異論がでなかった。
天皇皇后両陛下が、4月にパラオ行幸啓された。海上保安庁の巡視船にお泊りになられたが、なぜ、海上自衛隊護衛艦をお召艦とすることができないのか。
・陸海空自衛隊には「総理大臣旗」があるのに、「天皇旗」がない。どうして「総理大臣旗」があって、「天皇旗」があってはならないのだろうか。
日本が昭和27年に対日講和条約によって、いちおう独立を回復したにもかかわらず、いまだに精神的な独立を回復することができないからだ。

(部分引用終)

確かに、あまり深く考えることがなかったが、なぜなのだろうか。独立回復直後の方が、皆が前を向いて力強く覚悟を決めて生きていたというのに。

2.ほろ苦くも味わい深い、抑制を効かせた筆調の野口雅昭氏のウェブサイトで(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130911)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150129)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150130)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150201)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150202)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150204)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150214)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150219)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150222)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150317)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150318)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150319)、帰国後も相変わらず中東メディア分析を拝読している日々。ちょっと中東に滞在したからといって、読解力が上がったとも言えず、相変わらず混沌として騒動の止まない地域という印象は変わらない。
その中で、以下の記事が目に留まった。

http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/4876536.html#comments


「ISのロゴ入り指輪の押収(イスラエル)」
2015年05月20日


最近ガザ等にてもIS支持者が増えているとの報道を見た記憶がありますが(確かハマスは否定していたと思う)、y net news はイスラエルベングリオン空港で、ISのロゴの入った指輪120個が押収されたと報じています・
これらの指輪はトルコで製造され、ラマッラ在住の者が注文した銀製品とのことですが、税関職員でアラビア語を解するものが、ISに関連したものときがつき、調査をしていたとのことで、指輪は破棄されるだろうとのことです。
情報はシンベト(対内情報機関)に伝達されたとのことですが、パレスチナ暫定政府に通報されたのか、パレスチナ側でも調査を行っているのか等は不明です。
ものは指輪に過ぎないが、120個もの注文があったと言うことは、西岸でもISの影響が広がってる可能性があると危惧される由。


http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4659152,00.html

(引用終)
そのガザと西岸なのだが、今後の旅日記を、どうぞお楽しみに。