ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

お休みします

いつも「ユーリの部屋」をご愛読いただき、ありがとうございます。 今日から数日間、事情によりお休みをいただきます。来月初旬、またお会いしましょう。

マレーシアのキリスト教文献

昨日は、マレーシア教会協議会(Council of Churches of Malaysia, CCM)から、注文しておいた本2冊が届きました。90年代と比べたら信じられないほど、連絡の往来が早く確実になりました。マレーシアのオフィスで責任者やスタッフと何度か顔合わせをしている…

若き日に師を見極めること

去年東京で再会したマレーシア聖書協会の華人翻訳コンサルタントから、2日前、今夏出版されたCDやマレー語新約聖書に関するお返事をいただきました。 CDやマレー語新約聖書は送ってあげられるけれども、残念ながら、最新版マレー語聖書のストックは既になく…

文献資料の山を片づける

洋間の本棚ともう一つの部屋にある資料の山の整理に、思った以上に時間がかかってしまいました。しかし、何かのきっかけでもないと、なかなか片づかないのも、(私にとっては)事実です。疲れましたけれど、ようやくすっきりしました。 以前、日文研の公開講…

外食の支払いが計111円!

おはようございます。 昨晩は、主人にとっての三連休の最終日だったのと、このところ私が毎日、重い本をかついで肉体労働をしているので、その‘ねぎらい’も兼ねて、とのことで、主人の兄から夏頃もらっていた株主優待券を使ってあるお店へ行きました。このお…

前田護郎主筆『聖書愛読』(9)

今日も、片づけ物に終始していました。日頃の運動不足がたたってか、だんだん、腕や背中の筋肉がだるくなってきました。でも、捨てるものは捨て、残すものは残し、ようやく見通しがつき、ある程度まとまりかけて、気持ちが落ち着いてきた感があります。茶道…

前田護郎主筆『聖書愛読』(8)

毎日似たようなお話で退屈されている向きもおありかと思いますが、もうしばらくお待ちくださいね。 今日も、一日中、本棚の整理に明け暮れていました。本ばかりではなく、いろいろの紙でできた物の整理というわけです。手狭になって、必要な資料がすぐに取り…

前田護郎主筆『聖書愛読』(7)

昨日は、ほぼ一日中、資料整理にかこつけて、本棚の整理に明け暮れてしまいました。こんなことをしている場合じゃないのにって...。つくづく、前田先生のご著書から抜き書きを作っておいてよかったと思います。自分で言うのもなんですが、ブログにアナをあけ…

前田護郎主筆『聖書愛読』(6)

ここ数日、そしてこれから10日ほど、大変忙しくなりそうです。昨日は一日中家にこもり、六畳の部屋いっぱいに資料を広げて、整理をしていました。つい、座り込んで読み始めてしまい、夜には腰がだるくなってきました。あらゆる機をとらえてリサーチをし、…

ロシア音楽演奏会の小感想(2)

以下は昨日のメモの続きです。♬・今回のオール・ロシアもの大曲三曲は、聴く側にも体力がいる。しかし、惹きつけられる内容の演奏だと、疲れ方も心地よい。ミルシテインやショスタコーヴィチなどの関連書籍を読んでおいてよかったとつくづく思った。 ・チャ…

ロシア音楽演奏会の小感想(1)

ゲルギエフ指揮・マリインスキー歌劇場管弦楽団の演奏会の小感想を二回にわたって掲載いたします。♬♪♫これから書く内容は、全く個人的なものに過ぎません。音楽の専門家ではありませんので、もし記述にミスがあれば、どうかご海容のほどお願い申し上げます。…

十年ぶりに結婚式を振り返る

昨日は、主人と二人で、十年ぶりに、私共がお世話になった京都市内の結婚式場と披露宴会場を見に行きました。 式場では、私と同じような白無垢姿の花嫁さんが記念撮影中でした。当日の緊張を思い出します。あの頃は、「薹の立った花嫁」と言われるのではない…

前田護郎主筆『聖書愛読』(5)

最近、この「ユーリの部屋」のアクセス数が上がってきました。キーワード検索のおかげもあるのでしょうが、前田護郎先生がかつてズバリズバリと直言されていた内容が、どこかで多くの方々の心に届いているのかもしれないと思っています。以下にご紹介するも…

結婚十周年記念に寄せて

昨夜の大阪フェスティバル・ホールでのゲルギエフ指揮・マリインスキー歌劇管弦楽団の演奏会は、とても素晴らしいものでした。感動さめやらぬまま、今朝を迎えました。余韻を楽しむとはこのことです。例によって、メモを取りながらの鑑賞でした。日を改めて…

前田護郎主筆『聖書愛読』(4)

カトリック系幼稚園で聖書の話を外典も含めて聞いて育った私は、高校生の頃から、カトリック・プロテスタントを問わず、キリスト教信者の文筆家の書いたものを読むようになりました。他の書き手の文章と読み比べていくうちに、自然に感じたことが二つありま…

音楽聴いて人生楽しく

昨日の「ユーリの部屋」で書いた府立センターでの女性学講座の件で、追加があります。 今でもよく覚えているのですが、ある日、講座の後で私に、「ここの話を聞いていると、何だかこれまでの自分の生き方を否定されているようで、途中で涙が出てきた」と言わ…

女性の意識向上

11月13日の午前中には、隣の市の市民交流センターへ行き、家事家計講習会(計1時間半)に参加しました。私にとってこれが初めてではありませんが、久しぶりと言えば久しぶりです。先週、同じ区域に住む奥さんから電話があり、「お客さんが少ないから行って…

前田護郎主筆『聖書愛読』(3)

引き続き、『聖書愛読』の3巻4巻から、興味深く思った箇所、印象づけられた部分を引用させていただきます。入力にはいささか時間がかかりますが(特に、正確な引用のための再三チェックが…)、一度読んで自分なりに温めておいた内容を、再度読んで精錬させる…

キリスト教をめぐる彼我の相違

昨日の午後は、京都のとある場所へ某試験を受けに行きました。ほとんど趣味化している受験ですが、私にとって、いつかは是非とも合格したい試験なのです。これが済んだら、次に受ける試験はもう予定してあります。自分がいかにデキナイかの再認識を繰り返す…

前田護郎主筆『聖書愛読』(2)

一昨日に引き続き、前田護郎先生の『聖書愛読−ひとり学ぶ友に−』を一年ごとにまとめた本から、ごくわずかですが一部をご紹介しましょう。私の生まれる前に、前田先生によってこのような働きが起こされ、先生がご逝去の後も今なお、立教大学の月本昭男先生の…

ムスリム指導者の公開書簡 (3)

昨日は、月刊誌『カトリックアジアニュース』と週刊新聞『ヘラルド』がマレーシアから同時に届きました。昔はおもしろかったのに最近は相変わらずといった内容の前者に比べ、後者は、サバ州のカトリック小史(1857-現在)がデータ付で英語版とマレー語版の見…

前田護郎主筆『聖書愛読』(1)

2007年11月2日付「ユーリの部屋」で触れた教文館のメールマガジンが、今日も届きました。繰り返しになりますが、宣伝がてら、その一部を以下に複写いたします(ただし、私は教文館の回し者ではありません、念のため)。◆『前田護郎選集1−聖書の思想と言語−…

マレーシアをどうまなざすか

このブログ日記では、気楽な日常のおちゃらけた話も含まれています。実は、研究日誌のようにテーマを絞って、必要な時だけ取り上げる方法も考えていました。ただ、そうすると問題点や対立項が浮き彫りにされるため、「反イスラーム」「反マレー」「ファナテ…

マンモグラフィ・児童書・CDなど

すっかり秋も深まりました。私の住む家の周囲は二方を山々で囲まれていて、今や黄緑、緑、深緑、黄土色、黄色、檸檬色、紅色、深紅色、橙色、赤茶色、茶色など、さまざまな色合いの枝葉がグラデーションの絨毯のように彩られています。 10年前に引っ越して…

来年の手帳を買いました

おととい、隣の市まで出かけた時、駅の本屋さんで、2008年度の個人備忘録用手帳を買い求めました。結婚した頃から使い続けているPAGEMで、お値段もサイズもお手頃、真っ赤な表紙の女性用です。「女性用」というのは、キャリアウーマンのみならず、主婦や…

思い出の金子みすゞ詩集

名古屋にいた頃(1993年春から1994年春まで)、カンボジア難民の男子高校生の家庭教師のお話があり、週1回から2回、恵方町カトリック教会に通っていました。今は吉祥寺教会の司祭でいらっしゃる後藤神父さまは、とても大らかで温かく情熱的な方で、1980年以…

ちょっと余談を...

このはてなダイアリーシリーズでブログを開設している人の中に、芥川賞作家の平野啓一郎氏がいます。 この方は、私の実弟と同年齢で、大学もサークルも同じで、本当かどうかは知りませんが、直接会ったことがあると随分前に言っていました。弟にとっては自慢…

紅葉の秋 実りの秋

もうすぐ結婚記念十周年。その一週間前に私の誕生日が来ます。「もう十年か、早いねえ」と、何度も同じことを主人と言い合っています。大したことは何もしていない平凡で単純な日々だと思っていましたが、こうしてブログ日記を立ち上げてみると、結構、書く…

前田護郎先生の選集・中国のこと

昨日届いた教文館のメールマガジンに、故前田護郎先生(1915-1980)の選集の出版案内が記されていました。 2007年7月6日付「ユーリの部屋」でも書いたように、この選集の出版計画については、随分前からご連絡をいただいていました。内容が重厚なだけ…

ムスリム指導者の公開書簡 (2)

今日付の英語版はてな日記“Lily's Room”(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/)には、昨日の続きで、ムスリム指導者のキリスト教指導者層宛て公開書簡に対するカトリック司祭学者Fr. Prof. Dr. Samir Khalil Samir, sjの分析後半部を紹介しておきました。ムス…