2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧
2011年4月26日付ツィッター(http://twitter.com/#!/itunalily65)に書いた、英国国教会司教のKenneth Cragg名誉教授が編集した『ムスリムとクリスチャンの霊的詩文選:共同祈祷』(拙訳)の件で、まさかとは思いますが、誤解があってはいけないので、現在の…
今日、感じたことの一つは、「押しつけ」という、一種の逆説的な決めつけ。 押しつけかどうかは、実は、外部者が表面的な行為をその場で見て、勝手にそう思っているのであって、本人達は喜んでいるのかもしれないのです。そして、その時にはわからなくても、…
復活祭で「希望」のメッセージを繰り返し教わりますが、裏返せば、それほど痛苦の多い世の中だという意味ではないかと思うのです。 イスラエルでも、あれほど世界中の人々が巡礼に訪れるということは、惹きつけるだけの魅力と必然性があってのこと。昨日は、…
本棚の整理を始めると、(自分のしてきたことなんて、まるで意味が無いじゃないか)と虚無感に陥っていたのが、(いえいえ、ここまで単独でやってこられたなんて、まるで奇跡じゃないの)と、少しは肯定的な気分になってもきます。 父方母方の祖父母の兄弟が…
明日は復活祭。オーストラリアの友人Cさんからは(参照:2011年4月4日・4月18日付「ユーリの部屋」)、月曜日に早々と「イースターおめでとう!」とのメールが入っていました。(こちらの住所を知らなくて、カードが送れなかったのだそうです。) 私にとって…
昨日付の英語版ブログ"Lily's Room (Part 2)"(http://pub.ne.jp/itunalily/)には、テロ専門家として、勇気を奮い起こして何人かのテロリストに会いに行った著“Terror in the Name of God : Why religious militants kill”Harper Collins books (2003/2004…
韓国元駐日大使で法政大特任教授の崔相龍氏が、このようなことを書いていらっしゃいました(今日付の朝日新聞朝刊)。 東京都知事の「天罰」発言は韓国でも大きく取り上げられた。また、韓国内で強い影響力のある長老牧師が「無神論、物質主義などへの神様の…
ある国家プロジェクトの仕事と関わることになったらしい職場の指示で、説明会に出席したという主人から、理系の依頼研究資料を見せてもらいました。予想通り、研究費用の桁がそもそも違う!そして、プレゼンのためには、当然の如く、「パワーポイントを提出…
昨日のブログは、何やら意味深長な悩ましい終わり方をしてしまって失礼いたしました。受難週に入ったというのに、何という不謹慎な...!? 教会からいただいてきた機関誌「イクトウス」(No.718)には、大変意義深いことが書かれてありましたので、お詫びが…
今日も、昨日のシンポジウムの続き。朝7時半過ぎに家を出て、午前中のみの参加でしたが、いろいろな意味で(いかにも日本的な研究傾向だなぁ)という感想を持ち、その点でおもしろかったです。 「先輩」が、2月26日の講演会の質疑応答の際(参照:2011年3月1…
今日の午後は、久しぶりに京大稲森財団記念館へ行き、地域研究コンソーシアムと京大地域研究統合情報センター主催の「地域の知」シンポジウムに出席しました。 「中東から変わる世界」と題するテーマは、メディアでお馴染みとなったチュニジアの「ジャスミン…
昨日は、少し前に録画しておいた『ヒラリー・ハーンのポートレイト』を見ながら、震災前に新しく入った二重システムの本棚(参照:2011年1月10日・2月28日付「ユーリの部屋」)に、畳三畳分に積み上がった資料やファイルの山を整理し直していました。 埃がつ…
2011年4月12日付の英語版ブログ"Lily's Room (Part 2)"(http://pub.ne.jp/itunalily/)に、教えられたYou Tubeの画像アドレスを掲載しました(http://www.youtube.com/user/EichmannTrialEN)。かの有名な「アイヒマン裁判」です(「アイヒマン」についての…
心からの深い情動や感情って、安易に言葉で表せないものじゃないか、と思います。というよりも、無理に言葉にすべきではないのではないか、とも。 昨日、お話を聞いていて、そう思いました。職だから、務めとして義務を果たさなければならないけれど、突如(…
「東京の職場では研究活動に多大な制約が出ている」ため、中東情勢が懸念される現在、「カイロに暫定的に研究室機能を移転する手を打ち」と『文藝春秋』(2011年5月特別号)で池内恵氏が鋭く書き放っていました(pp.275-277)。さすがだなぁ、反骨精神あって…
英語圏のニュースを見ていると、この時期に及んで、特に前途ある若い演奏家にとっては、来日を決行する気持ちが揺らいでしまうのも、ある面ではもっともなことです。いくら日本の聴衆が好きで、楽しみにしていたとしても....。(参照:2011年2月22日・3月30…
古いノートをめくっていたら、‘とんでもない’事項が書いてあることに気づきました。でも、書いた当時は、貴重な見解だと思って記したはずです(2000年9月1日から4日までに読んだ高尾利数『自伝的聖書論』柏書房(1994年)の読書ノートから)。 ・キリスト教…
昨日もまた、シンガポールのD(参照:2008年8月5日・8月9日・8月11日・2009年12月3日・2011年3月23日付「ユーリの部屋」)とクアラルンプール・カトリック大司教秘書のFさん(参照:2010年7月16日付「ユーリの部屋」)から、温かいお見舞いメール。 「オース…
同窓会の話ついでに、まさかとは思いますが、一言誤解なきよう申し添えておくと、私が、同郷かつ同窓であることを誇らしく思い、心から喜んでいる理由は、何も「先輩」が「外交官」だからという、表面的な世俗的な事項からではありません。 苦手分野(学生時…
母校の同窓会事務局宛に、3月23日付で初めてご連絡をさせていただきました。昨年出席できなかった「先輩」の文化講演会の詳細について(参照:2011年1月28日付「ユーリの部屋」)、会報では、紙面の都合上、省略されている部分を知りたいと思ってのことです。…
2011年4月3日付の英語版ホームページ‘Lily's Room (Part2)’(http://pub.ne.jp/itunalily/)に、昨年の4月に公開された参議院決算委員会の模様を掲載させていただきました。 JICA事業に対する民主党の藤田幸久氏の質疑が中心ですが、私のねらいは、もちろ…
昨日も、オーストラリアの友人から温かいメール。「あなたのことを思っています」って多分、私を経由して、被災された人々、必死の救援活動に努めていらっしゃる国内外の人々、原発事故処理に労されている人々に向けて、祈りの言葉を送っているのだろうと解…
みすず書房の『ツヴァイク全集』から2巻(「女の二十四時間」)、19巻、20巻(「昨日の世界」1,2)を借りて、ここ数日、暇をみては読んでいます(参照:2011年3月27日付「ユーリの部屋」)。ただただ、懐かしいの一言に尽きます! 二十数年前に読んだものなの…
福島原発に関する報道に接する毎に、(やはり予想通りの危機的状況だ)と感じるのは、私だけでしょうか。 「想定外」という単語が、何としらじらしく、無責任に、他人事のように響くことか。現場で、ろくに眠らず、満足な食事も摂らせてもらえずに、義務感だ…
4月1日。毎年のことながら、エイプリルフールではありません(参照:2008年4月1日付「ユーリの部屋」)。震災の影響が各方面に徐々に広がりつつある、沈鬱深刻な日々。それでも暦の上で本格的な春が始まるというのは、やはり明るく心躍る経験。何とか希望を…