ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ムンク展に行ってきました

昨日は、雨降りの中、主人と二人で、兵庫県立美術館(灘市)のムンク展へ行ってきました。朝日友の会会員で割引がきくのと、この日が最終日ということで、何としてでも見ておきたかった展覧会でした。結果的には、人出も多くて大変でしたが、とても楽しめた…

Goh Keat Peng論文の補足と所感

昨日の「ユーリの部屋」で書いた内容に、補足と所感をつけ加えたいと思います。 1.補足 連邦憲法第149条にISA(Internal Security Act)と括弧付きで入れたのは、Goh Keat Peng論文の原文にそのように書いてあったからです。実際は、私の手元にもそれぞれ…

興味を引かれた論文のことなど

2008年3月27日付添付メールで、一か月前にマレーシア神学院の図書館スタッフのサクティさんに頼んでおいた論文が届きました。オックスフォード宣教研究センターが発行する統合宣教学の国際ジャーナル“Transformation” (1989年 Vol.6, No.3)に掲載されていたG…

研究活動を支える人々の存在

昨朝メールを開くと、Uさんから早速、ワークショップの写真数枚が届いていました。雰囲気がよく出ている写真です。とても残念なことに、会合の間もきめ細やかに対応されていたUさんが、今月末でご退職との由。密かに頼りにしていたので、淋しく思います。キ…

ワークショップに出席して....

昨夕は、6時から9時近くまで、同志社大学神学部の先生方と院生の方達に混じって、スイスのチューリヒ大学神学部長のSamuel Vollenwider教授を囲むワークショップに参加させていただきました。 2008年3月25日付「ユーリの部屋」で書いたように、またドイツ語…

ムスリムのキリスト教改宗

昨日と今日付の英語版はてなブログ“Lily's Room”には、今年のイースターに、ヴァチカンで教皇ベネディクト16世から洗礼を授けられた、55歳のエジプト出身イタリア在住の元ムスリム・ジャーナリストの記事を掲載しました。 マレーシアでは、昨年5月末に、ジャ…

トップの責任と良好な協力体制

昨日は、予想以上に気持ち良く過ごせた一日でした。 まず、予定を少し変更して、午前中はお掃除や洗濯などに集中し、お昼から出かけることにしました。 最近、我が町にはJRの新しい駅ができたため、バス路線も時間変更となり、急遽、自転車で阪急駅まで直行…

要は考え方一つで....

主婦生活の息抜きに、生協が作っている主婦層向けの情報雑誌やミニ新聞宛てに、日常生活のエピソードなどを書くのが趣味です。暇を見て5分ぐらいでテーブルに向かって走り書きし、散歩や買い物のついでに、せっせとポストに投函しています。割合に採用される…

復活祭とプリム祭と

今月は、学会発表前は片付いていたのに、いつの間にか、資料などが山積みになり、家計簿をつけるのも滞ってしまっています。記録をきちんとつけておくことや、資料を整理することも、自分の大切な仕事のうちだと認識しているので、これは早急に済ませなけれ…

ヨハネ受難曲とマタイ受難曲

昨日は、聖金曜日すなわち受難日ということで、マレーシアの思い出を綴ってみました。また、今日の英語版はてなブログ日記"Lily's Room"(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2)には、マレーシアの英語新聞から、関連記事を複写掲載しておきました。ご関心のあ…

聖金曜日の思い出 マレーシア編

こうしてブログを書き始めて、昔の愚痴やら反省やら悔恨やらが頻出することに内心忸怩たるものがありますが、同時に、いつの間にか封印してしまっていた感情や思い出を表現することで、現状と将来に意欲と希望がわいてきます。 私の二十代前半までは、ちょう…

名前に寄りかからないこと

2月下旬、シンガポール聖書協会の総主事宛に、遅ればせながら、昨年6月の国際聖書フォーラム2007のレセプションでのお写真をお送りしたら、その後、週一回発行されているというメールマガジンが届くようになりました。マレーシアの教会総主事とも交流のある…

何を求めてのキャリアなのか

話は突然変わりますが、同年代のある日本女性の生き方について、小さな私見を書いてみたいと思います。国立大学の修士課程を修了し、長い間、税金で教育を受ける機会に恵まれた者として、本来、もっと社会に出て貢献すべきなのに、家にばかりいていいのかな…

組織や肩書ではなくその人自身を

というわけで昨日は、いささか気抜けしたような感じがしました。 案の定、今日の午前11時過ぎになって、ようやく17日付名古屋発消印、18日付こちらの郵便局消印の速達が届きました。つまり、例のおばさんが自分を守ろうとしていい加減なことを言ったようなの…

女性が外で仕事をするとは...

2008年3月11日付「ユーリの部屋」で書いた、ある大学でのヘブライ語習得の件ですが、結局、母校からの卒業証明書代わりの学位取得証明書が、約束された今日までに届かなかったので、予定を変更あるいは延期せざるを得なくなりました。 書類提出後に面接審査…

花粉症ではなくて風邪のようです

どうも、3月8日の学会発表前からの疲れが長引いているようです。その後も、マタイ受難曲という大曲を聞きに行ったり、学会発表用資料の整理も終わらないうちに東京で一泊したり、昨日も講座を聞きに行ったりと、私にしては珍しく外出が続いているために、万…

朝日新聞時代の緒方竹虎氏

今日の午後は、大阪の朝日新聞ビルで開催された『「緒方の朝日」と「正力の読売」』と題する今西光男氏の講座に出席しました。一番前の席を陣取って、3時から4時40分までたっぷりお話をうかがい、最後に挙手して質問もできたので、一応は満足でした。 「一応…

東京から帰って来ました

しばらくお休みの続いていた「ユーリの部屋」ですが、この辺りで再開することにいたしましょう。実は、風邪なのか花粉症の再発なのか、このところずっと咳と鼻づまりと涙目が続いているので、もうしばらく休んでいたいのですけれども。12日と13日には、東京…

明日から「ユーリの部屋」休みます

というわけで、学会発表とライプツィヒの聖トーマス教会合唱団による「マタイ受難曲」で、なかなか充実した日々だったのですが、高揚した気分のためにどうも疲れが出たらしく、昨日は一日、家で鼻水と闘っていました。春先の風邪は、なかなかつらいものがあ…

「ユーリの部屋」を再開します

二日間、お休みをいただいた(正確には勝手に休みをとった)「ユーリの部屋」ですが、ここでひとまず再開いたします。「ひとまず」というのは、3月12日と13日に東京での聖書翻訳ワークショップに出席するため、もう一度お休みするつもりだからです。ただし、…

「ユーリの部屋」再びお休みします

これから、しばらく没頭すべき準備等がありますので、「ユーリの部屋」はひとまずお休みさせていただきます。明日、もし余裕ができれば日文研の講演会に行く予定ですが、この分では多分欠席して準備の続きをすることになるでしょう。また、あさっては梅田で…

大事な傘の紛失あるいは盗難

町内の生協に買い物に行ったついでに、折りたたみ傘を紛失してしまいました。正確に言えば、おとといの午後、パラパラと降り出したところを駅からさしてきて、お店に入る前に入口の傘立てに置いたのですが、帰る時には雨が止んでいたため、そのまま気付かず…

人を開花させること・萎ませること

たまたま、神尾真由子さんが15歳だった頃のブルッフのヴァイオリン協奏曲をインターネットで見る機会を得ました。チャイコフスキーコンクールの優勝演奏と比べて、かなり音が細いのですが、体つきもまだ少女っぽいので、ある面やむを得ないことでしょう。し…

「ごきげんよう」の使われ方など

2008年2月23日付「ユーリの部屋」の末尾で、「ごきげんよう」の使い方について、少し触れました。 当時の大学院の授業では、上流階級の人々が「ごきげんよう」を用いるのだと諭され、「小塩節先生の系統のキリスト教は上流階級のものであり、ユーリさんには…

自由かパンか? 自由とパンか?

昨日、これまで書いた「ユーリの部屋」を保存用に自家製本しようと思い立ち、ページ数を割り振っていただいたら、写真を一切含んでいないにもかかわらず、驚いたことに800ページ以上にもなると知り、我ながら呆れ返りました。 今読むと恥ずかしい文章も多々…

相手の目線に立つ

突然ですが、あることばの使い方について、ふと立ち止まりました。 ・「親の目線に立って話しなさい」と子どもには決して言わない ・「先生の目線で発言しなさい」と生徒や学生には言えない ・「日本人の目線に合わせなさい」と外国人留学生に指導することは…

今日から3月...

早いもので、今日から3月です。 朝起きると、「今日は一日のんびりしようよ。お昼は外食しないかい?」と主人。このところ、毎晩のように帰宅が11時半頃でしたから、待っている私もいささか疲れがたまっていたのでした。 結婚前から、大阪は食い倒れの街だ…