ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

印象に残った記述から

1. 「日本人の質素な生活態度に心打たれました。家の装飾に見られるなんという質素さ、生活様式にみられるなんという質素さ!彼らには必需品が何ひとつ欠けていません。しかも彼らは何かを、ただ珍しいがために手に入れようとやっきになっているとは思われ…

表面だけではわからないこと

エルサレムのレヴィ君から(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121026)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121202)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121225)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130403)、最近の訳文掲載の遅れについて(http://…

トルコのイスラーム主義情勢

イスラーム主義の現政権トルコがどこへ向かうのか、以下の記事を参考に考えてみたいと思います。経済成長の目覚ましさばかり強調して報道する日本の新聞がありますが、その根底に何が起こっているのか、思想をよく見極めるべきではないでしょうか(http://d.…

二つのインタビューから

久しぶりにクラシック関連情報を書いたら、アクセス数が二倍にアップしたので、味をしめて、今日は二つの興味深いインタビューを引用掲載いたします。1. http://t2.pia.jp/interview/classic/shojisayaka.jsp オランダの名門ロッテルダム・フィルが、音楽監…

テミルカーノフ氏と紗矢香さん (1)

2012年のロシアでの庄司紗矢香さんの比較的長いインタビューがフェイスブックに届いていたので、しばらく見ていました。(庄司紗矢香さんについては、過去ブログをご参照ください。(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120625)(http://d.hatena.ne.jp/itu…

保守性に関する再考

2013年6月20日付「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130620)の本文およびコメント欄で書いたフランス語訳者のアンヌ=マリー・デルカンブル先生に関して、一種の社交辞令ではあるのでしょうが、早速、6月22日に朗報が入りました。 ・五十…

見えない糸のようなもので

「シオニストの仕事は、一日中きりがない」ということを身を持って知ったのは、ダニエル・パイプス先生と昨年1月半ばに知り合ってから(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120114)。とにかく、毎日スケジュール満載で、椅子を温めている暇もないというのが…

舞い込んだメーリングリスト

Tikvah Fund: Advanced Institutes in Grand Strategy, Economics, Jewish Thought & History というところから、なぜか突然、メーリングリストが届きました。ニューヨークのセミナーだそうですが、参加費が12日間で1万ドルのコースもあり、客層が目に浮かび…

イスラエル経済から学ぶ

(http://fiftyplus.jp/israel-economy/) 「イスラエルの経済が強靭である4つの理由」 2012.9.1 エネルギー資源が乏しく、国土も小さいイスラエルという国が、なぜ「スタートアップ国家」と呼ばれるまでに成長したのか。 アメリカ政府は経済危機の経験に学び…

五嶋みどりさんのモットー

(http://www.gotomidori.com/japan/cms/midori.php?itemid=1429&catid=4) ヴァイオリニスト五嶋みどりさんのモットー(大学研究室)は、 "health" "dignity" "honesty"。 「健康がないと、誠実に人生に向き合うことはできず、誠実でないと、自分自身の弱さ…

「戦略思考」について再考する

『孫子』を読み終わり(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130606)、戦略思考について考えを巡らしていたところ、次のようなサイトに出会いました。例によって、ポイントのみ部分引用をいたします。 (http://www.jmrlsi.co.jp/menu/mnext/d02/01/intro.htm…

ツィッター転載再びあらわる

(https://twitter.com/itunalily65) 1. Lily ‏@itunalily65 32s 『女五十歳からの生き方が人生を変える』 (講談社プラスアルファ文庫) 塩月 弥栄子 (http://www.amazon.co.jp/dp/4062560216/ref=cm_sw_r_tw_dp_jhbSrb1C2989P …)を中古で入手。たまには、…

些末にとらわれた本末転倒

昨晩、今年5月上旬にダラスで開催された1時間ほどの会合の様子を見ました。 ディヴィド・ホロヴィツ氏(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120811)の名前にちなんだ自由センターで、ダニエル・パイプス先生を含む4名のパネリストが、混沌とする世界情勢を…

シャルル・デュトワのインタビュー

(http://www.kajimotomusic.com/jp/news/k=1420/)2013/06/03 「シャルル・デュトワ 来日直前スペシャル・インタビューが実現!」芸術監督をつとめるロイヤル・フィルを率い、シャルル・デュトワが間もなく来日します。 世界で引く手あまたの“超”多忙なマエ…

肩書きと現場取材の陥穽

以下は、63年生まれの黒井文太郎氏が2006年時点で綴られた文章を、例によって部分割愛して引用したものです。 鋭い留意点が淡々と書かれています。寝ぼけたような「大学教授」のコメント(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121119)、いかにも即席日焼け顔…

映し鏡として

内容としては、私の学生時代にも見聞したもので、特に何ら新しい視点はありませんが、地盤沈下しつつある現在の日本社会に対する自戒の念として、以下に数日前に見つけた中国語論文の邦訳の部分抜粋を挙げます。 これを読んでいると、「イスラームは最終の完…