ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

年末年始のお休みをいただきます

2007年6月22日以来、「ユーリの部屋」と“Lily’s Room”をご愛読くださり、誠にありがとうございました。 12月30日から1月3日まで、年末年始の休業期間とさせていただきます。ただし、英語版はてな日記“Lily’s Room”のみは、マレーシア問題に関するニュース記…

現実を直視しながら夢は大きく

パキスタンのベナズィール・ブット女史が暗殺された事件は、非常にショックでした。事件直後、日本で報道されるよりも早く、マレーシアの電子版メディアが報道していました。たまたま、「ユーリの部屋」を更新しようとして、インターネット上でその事実を知…

前田護郎主筆『聖書愛読』(15)

・第187号1979年(昭和54年)7月 「学ぶよろこびについて」(“かもめ”第99号(7月17日発行))(pp.5-6) 幼ないころからこうした素朴な知識欲がいろいろな分野で満たされて次第に知性が成長して行くのです。このような成長は単に知識が量的に増すだけでなく…

家族をめぐる小話もろもろ

昨日は、アメリカから二通のカードが届きました。一通目は、学年上は大学院の後輩に当たるものの、年齢的にも仕事の経験上も私の先輩であり、アメリカで国際結婚をされた方からで、恒例の年次報告のようなお手紙が来たのです。もう一通は弟夫婦からでした。…

音楽と本の短い話

11月下旬から最近にかけて、借りたり買ったりしたCDの記録を、少しなおざりにしていました。ここで、補足しておこうと思います。とにかく、音楽が大好きなんです!音楽のおかげで、どれほど人生が明るく支えられていることか、感謝してもしきれません。マレ…

クリスマスの憂鬱 マレーシア編

御降誕祭、おめでとうございます。...と、挨拶はしてみたものの、何となく気分が盛り上がらないのです。スシロ先生からは、昨日もメールが届き、「明日からインドネシアに帰るので、まだ渡していなかった文献を探してくるよ」と親切なことばが書かれてありま…

日本のクリスマス詩

12月22日には、近くの町立図書館経由で、大阪府立図書館から、岡義武著『近代日本の政治家』岩波現代文庫(2001年)を借りました。著者はもう亡くなりましたが、緒方貞子先生の師のお一人だった方だそうです(参考:上坂冬子『時代に挑戦した女たち』文春文…

1980年代のドイツでの思い出 

昔のペンフレンドBirgitの話が出たついでに、もう少し(西)ドイツでの思い出を綴ってみましょう。 Birgitと双子のAnnetteが、その友人のAnnette(名前が一緒なのは偶然だそうです。そう言えば、ドレスデンのペンフレンドの名前もAnnetteでした)と一緒に、…

前田護郎主筆『聖書愛読』(14)

昨日のラジオドイツ語講座応用編では、ニュルンベルクのクリスマス市の話ついでに、レープクーヘン(Lebkuchen)が出てきました。私には、この有名なドイツのお菓子にまつわる、おもしろい経験があります。 1988年12月のクリスマス前のことです。以前にも書…

最近買った本の小話

昨日の「ユーリの部屋」に書いたカトリック新聞『ヘラルド』の発行許可に関する内容は、電子版マレーシアメディアの2007年12月20日付『マレーシアキニ』にも、記事が掲載されました。また、華人や一部のインド系に支持者を有する野党DAP(民主行動党)の前党…

マレーシアのカトリック出版物

結局のところ、11月下旬にマレーシアから送ると連絡のあったマレー語新約聖書はいまだ届かず、その後、音沙汰なしです。そして昨日は、月刊誌『カトリック・アジアニュース(CANews) 』が届いたのですが、編集者は同じでも、マラヤリ系の知り合いも含めた執…

思想しつつ 生活しつつ 祈りつつ

ここで気分を変えて、日々の暮らしの中から少し感じたことを書いてみましょう。羽仁もと子氏提唱「思想しつつ 生活しつつ 祈りつつ」に啓発されたユーリ版実践記の一部です。恥ずかしながら、というところですが、黙っていたら通じないことも多くなった世の…

前田護郎主筆『聖書愛読』(13)

12月15日の午後、京都三条のカトリック河原町教会の隣にあるカトリック書店で、楽譜『バッハ・コラール前奏曲集』を一冊買いました。手持ちの教会曲集はあまりにも古くなり過ぎ、またレパートリーを増やす必要性を感じましたので。少しずつ、練習していこう…

中原中也生誕百年記念(2)

繰り返しになりますが、中原中也は、今年が生誕100年、没後70年という区切りの年なので、あちらこちらで催し物が開かれています。ご本人や親戚一族(と言っても、中也の直系は断絶)にとって、さぞかし報われた気持ちだろうと思われます。私にとっても、やは…

前田護郎主筆『聖書愛読』(12)

何かとせわしない年末、至極平凡な暮らしの私にも、突発の出来事や、新たな片づけ物と依頼原稿などの用件が、次々と目白押しに起こります。おとといの夕方、図書館と買い物から自転車で帰る途中、家の近くでご葬儀の準備をされているのに、偶然気づきました…

キリスト教における改宗問題

ずいぶん前にコピペしたまま、他の話題にかまけてしまって転載できなかった「世界キリスト教情報」から、キリスト教における改宗問題について、文末にご紹介いたします。これは、キリスト教問題をあまり詳しくご存じない方にとっては、もしかしたら誤解され…

神戸バイブルハウスにて(1)

昨日の午後は、私も一会員である神戸バイブルハウスへ、久しぶりに講義を聴きに行きました。 神戸バイブルハウスは、日本聖書協会の関西支部の位置づけにありますが、元ノルウェー海員教会の会堂を使用しており、こざっぱりと落ち着いた清潔な雰囲気を醸し出…

日常の非日常から日常の日常へ

昨朝は、来年5月25日に開かれる兵庫県立芸術文化センターでのフィラデルフィア管弦楽団と五嶋みどりさんの演奏会のため、チケット予約に奮闘していました。会員電話予約開始は10時から。10時10分からかけ始めて、繰り返し再送ボタンを押し続け、よ…

聖書は語る 釈義と歴史

「世界的に見て、キリスト教は強いのかなあ」と言うと、すかさず主人が「そりゃそうだよ。やっぱり強いよ、キリスト教は」と返してきました。確かに、主人の兄など、入信後、生活態度がゴロっと変わったそうですから。でも、主人には兄のキリスト教が合わな…

これから私のとるべき道は...

疲れがたまると、どうも思考が循環したり否定的になったりしますが、ここらで気分を変えてみましょう。 鍵は、「自分に植え付けられた真の思いと願いに素直になること」です。これが私にとって、一番肝要な課題です。その他に気をつけるべくは、「人のものを…

今後の計画その他もろもろ

「だいたい、ユーリはつまらん人の言うことに振り回され過ぎているんだよ。国内でわかっている人は、実は少ない。わかっていてもやりにくいから、要領よく大学に職を得たい人は、手をつけようとしない。それだけのことだ。だから、わけのわからない人のこと…

前田護郎主筆『聖書愛読』(11)

やはり前田護郎先生の文章は人気がありますね。リンクが早速入ると、こちらもうれしくなります。研究発表後の曰く言い難い疲れと違い、前田護郎先生の入力作業は、喜びと心地よい楽しみが伴うものです。 その前に、私の状況を少し書かせてくださいね。 昨夕…

前田護郎主筆『聖書愛読』(10)

しばらくお休みしていたシリーズ、再開いたします。毎回、前田護郎先生シリーズを楽しみにリンクしてくださっていた皆様、お待たせいたしました。数日前、教文館からのメールマガジンに、また前田護郎先生の選集『聖書の思想と言語』が紹介されていました。…

マンモグラフィー検査

昨日のお昼には、マングラフィー検査に出かけました。時間毎に4人のグループ分けをし、それぞれの受診者に対して10分ほどの丁寧なビデオ説明が保健師さんからあった後、検査バスに乗り込み、着替えて検査。いつも思うのですが、X線技師の健康が気になります…

論文ごっこ?

「早く論文書いたら?もったいない」と今回も言われましたけれど、本音を言えば、あまりやる気がないのです。すっかり志気が落ちてしまっているからです。日本語では特に書きたくない!だって、私のテーマは、英語論文では、早いところで1970年代にもう出て…

髪の話

先日、ようやく決心して、初めて髪の毛を染めてみました。いえ、茶髪じゃありません。黒く染めたのです。大学入学後、初めてパーマをかけた頃のことを思い出します。これで晴れて、灰色っぽくまだらになりつつある頭頂部の髪の色が気にならなくなりました。…

実利的な話と高尚さを装う話

と、疲れに任せて(?)またまた愚痴を書いてしまいました。まあ、物言わぬは腹ふくるる業ですから。「ブログっていいですよね」と、新渡戸シンポの頃、S子さんが言っていました。(久しぶりにS子さんのご登場です!)はい、そう思います。人を理解するのは…

ユーリの部屋 再開します

しばらくお休みをいただいていた「ユーリの部屋」を再開いたします。本棚の整理に資料作りに、とテンションを上げて集中して頑張ると、その後、どっと疲れますねぇ。小さな子どもがいたら、こんなことをしてなんかいられません。そして、お留守番をしてくれ…