ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

安穏としていられない日本

...と、日米関係に関して公私共に実に複雑な心境なのだが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150805)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150806)、4月下旬から5月上旬にかけてのイスラエルの旅でご一緒した方々からは(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150511)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150512)、相変わらず、情報交換などのメールをいただいている。我々が訪れた場に関連したイスラエル・ニュース報道のみならず、この頃の話題は、イラン核合意を巡るオバマ政権批判だ。
こちらがメール不調の間も、恐らくは仲間の間でやり取りが続いていたのだろうが、帰国すればお互いに暮らしで忙しくもなるので、あまり細かいことは気にされないようだ。その点、英語圏の移民社会はおおらかで助かる。
北朝鮮の核問題についても、もっと日本が危機感を募らせて堂々と反論すべきなのに、どうも一般メディアでは低迷不調。その点、アメリカから活発かつ詳細な資料付でメールが送られてくると、俄然、目が覚める思いがする。
そういうグループ形成のきっかけとしてのイスラエル旅行だとしたら、やはり思い切って参加した意義が充分ある。そのリーダーシップは評価されるべきだ。
前職場での不祥事など(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150805)、日本だったら社会的に抹殺されて恐らくは再起不能扱いだろうが、そこはアメリカン・ドリームの国。「もう一度やってみろ」と、再挑戦を助けるべく金銭援助する気前のよい人々の存在があるようだ。それに関しては、やはり文化の差異として認めるべきだろう。それに、心臓に毛が生えているというのか、面の皮が何倍も厚いというのか、職場が大騒ぎになっていた当時でさえ、各種のテレビ出演が続いていたようで、つまるところ、内情を知らない世間の一般人は、知らないまま、テレビ映像だけで当事者の存在を認知していたようなのだ。もっとも、その発言内容がどのように把握されていたのかは、こちらはわからない。
私としては、気になる事実は直視し、それを踏まえた上で身のこなし方を考える必要があると思っている。あまりにも無邪気なのは、やはり御しやすいと軽く扱われるだけだ。
その意味で、単発ニュースだけで同意するのは危険。従って、きちんとした本を読み続ける努力は欠かせない。
私がブログで挙げてきた本に関しては、図書館で借りたものを除き、書き込みやページの折り目や付箋付きのものが大半だ。逐一、内容を細かくブログで書かないのは、単純に時間の節約のため。
この積み重ねが今後どのように反映されるのかはわからないが、恐らくは、時に立ち止まり、迷いつつも、自分なりのペースで前進していくのだろう。
オバマ政権は、確実にアメリカの光景を変えている。オバマ大統領の社会主義流の世界観が、あたかも当然のごとく具現化しているわけだが、日本の我々にとっても安穏とはしていられない。