ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

できたよ できたよ

「おまえ ひとりでぱんつ はけたのかい」(『うさこちゃんとうみ』) ふわふわさんことお父さんのことばかけがいいですね。驚いているのです。お母さんなら「まあ、うさこちゃん、ひとりでよくできたわね」とか何とか言っているのでは? そして、誇らしげに…

うさこちゃん びじゅつかんへいく

...というわけで、7月27日には、大阪港にある天保山サントリーミュージアムへ行き、うさこちゃんことミッフィー展すなわち、ディック・ブルーナ氏によるモダンアート展示会を楽しみました。 ここ数日ブログを更新しなかったのは、その余韻に浸っていたからで…

暑さの中で考える

毎日、酷暑が続きます。皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしでしょうか。 この暑さ、子どもの頃の夏と全く質が違うように感じます。記憶によれば、30度を過ぎたら、近くの屋外プールに泳ぎに行ってもいいということで、楽しみに寒暖計を何度も見ては…

書かれたものを通して...

昨日の午後は、民博図書室にこもり、ようやくマイクロフィルム三本のリールのうち一本が終了しました。夏休みに入ったためか、来館者が比較的多いように感じましたが、これまでは、私がたまたま静かな時間に訪れていただけなのかもしれません。ともかく、3時…

大切なのは何か?

このところ、日課としての「ブログ」ではなくなってきているようです。一応は公開しているものなので、訴えるものがないのにダラダラ書いてみても、クリックしてくださった方にとっては一向におもしろくもないでしょうし、時間と電気の無駄です。というわけ…

リフレッシュ休暇

「上手に休むのも仕事のうち」と言います。 高校の時には、「寸暇を惜しんで勉強せよ」などと、せかされる毎日でしたから、つい最近まで、その後遺症が長く続いていました。やはり「人を見て法を説け」であって、私のように、小学校の低学年の頃から、夢中に…

「思う念力岩をも通ず」の精神で

昨日も民博図書室に行き、たった一時間でしたが、一生懸命マイクロ資料と格闘しました。三日目ともなると、図書室スタッフの女性達も親しみのこもった温かい対応をしてくださるようです。さっさと電源を入れてもらい、資料もすぐ使えるように準備していただ…

暑くて疲れた一日でした

昨日は不覚にも、この「ユーリの部屋」を綴ることなく終わりました。 というのも、また民博図書室へ出かけて、数時間、マイクロフィルムを見つめていたので、目が非常に疲れてしまったからです。私の場合、基本的には丈夫な方だと自負していたのですけれども…

楽しく充実した一日でした

今日も一日、いろいろな用件をこなしました。 まずは午前中、住居のドアのペンキ塗りのお兄さん三人がやって来て、30分ほど仕事をされました。あっという間に終了。乾くまで一時間待ち、その後、活動開始。 暑かったので、つばの広い黒の帽子をかぶり、日傘…

気になる前書きその他

昨日コピーしたある本の前書きで、気になったことがあります。その本は1995年に出版されていますが、同著者による2000年出版の本の前書きにも、似たような一文が入っているのです。それは、「突然の家族環境の変化によって原稿提出が遅れました」(1995年)…

今日の出来事

今日は久々に、いろいろな場所へ用事で出かけました。 まずは、主人の特定疾患の更新のための事務手続き。午前中の終わり頃に行くと、待ち時間がほとんどなくて済みます。「奥さん、すごく頑張ってはるんやねえ。一般社会はそれ認めると思うけど、その大学と…

発想の転換そして逆境をバネに

今日は、夕方涼しくなるまで、Bat Ye'or氏の『イスラーム下の東方キリスト教の凋落:ジハードからズィンミー制度へ』(拙訳)を読みふけりました。昨日届いて、現時点で173ページ読んだので、計522ページの約3割は終了したということになります。ペースが遅…

本質を見抜く力と相性の問題

昨日は、主人が勤務先で受験した英語試験の結果を眺めながら、二人でいろいろと語り合いました。私から見れば、成績は決して悪くはありません。というより、これと同じ成績でMIT留学が決まったのです。けれども、主人はとても悔しがっていました。「アメリカ…

世の中広しといえども...

先程、ロンドン在住の広東系マレーシア人女性から連絡をいただきました。いつも文章を書くのはご主人の役目だとばかり思っていたので、とても珍しく思いました。 もっとびっくりしたのは、彼女が大家族の出身だと書かれてあったことです。知り合って17年にも…

「知識は力なり」の意味するところ

昨晩遅くに思いがけずシンガポールからメールが届きました。2005年8月にハートフォード神学校を訪問した時、私の文献調査に興味を持った南カリマンタン出身のムスリム青年が紹介してくれたシンガポール華人の女性からです(参照:2007年12月4日付「ユーリの…

それにしても変化はいかに?

昨日は、A.A.ミルン(著)石井桃子(訳)『ミルン自伝:今からでは遅すぎる』岩波書店(2003年)を借りてきました。ミルンは「クマのプーさん」で有名ですが、この厚さ3.5センチもある本を故石井桃子先生が訳されたのは、なんと90歳を過ぎてからだったそうで…

背景や根本原理を知ること

昨日、ミルトスからの広告を眺めていたら、「ユダヤ暦5769年」とあるのに気づき、(これでは歴史認識や時間感覚が全然違うわけだ)と今更のように感じました。 日本に生まれて一番うれしかったことは、長い伝統を持つ古い国の一つに入ることです。とはいえ、…

七夕の日に寄せて

昨日は、何だか読書三昧(?)で疲れてしまい、ブログをお休みしました。 昨年の今頃は、毎日何かしら書ける場とトピックがあることが単純にうれしくて、張り切っていたのですが、このところ、だいたいネタが消化されてきたというところで、落ち着いてしまっ…

キリスト教に対するイスラーム優越

昨晩から今朝にかけて読んでいたのは、Syed Muhammad Al-Naquib Al-Attas“Islam and Secularism”New Crescent Publishing Co. Dehli(1984/2002)でした。2004年12月にアメリカのイスラミック・ブック・センターから注文したものです。 巻末の付録に「イスラ…

「他者」認識がもたらした一帰結

私達がよく利用する路線のバスの運転手さんには、いつもとても丁重で安全運転の方がいます。夕方から夜にかけての時刻で会うことが多かったのですが、主人は早朝の勤務バスで会っているとのこと。「同じ運転、同じ仕事とはいえ、このような態度で取り組めば…

出エジプトの史実性をめぐる雑感

2006年6月10日に、公開講演会が同志社大学神学館礼拝堂で開かれました。講演者は神戸松蔭女子学院大学教授の勝村弘也先生で、題目は「古代エジプトと聖書―知恵文学の比較を中心として―」でした。関西アクセント混じりのサバサバした話し方で、二時間があっと…

ひとコマひとコマを大切に

ショパンのピアノ曲をラジオで聴いていたら、なぜかふと数年前の暮らしが思い出され、とても懐かしくなりました。隣町のショッピングセンターに行って買い物をしたこと、その帰り道は、私が電車で、主人が寒い中を自転車だったこと、ショッピングセンターで…

2008 年の後半に入りました

今日から7月。初夏とはいえ、まだ爽やかな時期です。 早いもので、今年も後半に入りました。毎日が充実しているかどうか、自分ではよくわからないのですが、ともかく、自由に夢中になれる音楽や読書や勉強があるというのは、最大の恵みであり幸せです。 昨日…