ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ネゲブのベドウィン問題

なかなか旅記録に入れず、毎日焦っているが、今日もお許しを。 あれから一ヶ月も経ったなんて(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150511)、本当に信じられない。非常に濃厚で有意義な現場確認と、前向きで刺激的な人々との出会いと、旅の安全と無事が守ら…

ハマス・ヨルダン・レバノン

旅の記録に後日引用するため、その下準備として、今日は関係する三つの報告を『メムリ』(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=MEMRI&of=50)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=MEMRI&of=0)から転載。 1.(http://memri.jp/bin/art…

トルコ経由のイスラエルの旅

今日も池内恵先生を部分引用。 (https://www.facebook.com/satoshi.ikeuchi?fref=nf) ・「トルコに対策本部を置かなかった=失態」という議論をする人がいるが、それは無知。信じている人は、ちょっと可哀想な人だなという気がする。 ・「トルコを頼ればよ…

明らかな嘘を見抜く

1.フェイスブックの転載から (https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima/posts/10205939302276147?notif_t=like) (http://www.therakyatpost.com/news/2015/05/25/be-sensitive-when-finding-new-places-for-worship/) ‘Be sensitive when finding n…

ビン・ラディン所有の本

さまざまな角度から硬軟混ぜ合わせて書いているのは、この重苦しく厄介な現代問題(中東情勢・西洋とイスラームの対峙)について、何かのきっかけで具体的に興味関心を持つ方が増えればいいな、と思ってのこと。特に高校生か大学生向けに、次世代の中東認識…

女性の肌について

なかなかイスラエル旅行の記録整理がつかないが、今日は二点のみ。 ブログのいいところは、論理性や文献立証を出さなくても、自由に書けること。論文は論文で、形式に則って別途書けばよく、広く一般読者に伝えるには、こちらの方がいいのだと思っている。 …

ちょうど一ヶ月前には....(2)

時差を考えると、ちょうど一ヶ月前には(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150511)、イスタンブール経由でテル・アヴィヴのホテルに到着したのだった。乗り継ぎ一回を含めて、13時間プラス2時間の飛行機疲れをゆっくり取ってから、念願の用件にかかった。…

ハシゴ外しを忘れるな

(http://www.mag2.com/p/news/15724) 無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』著者で国際関係アナリストの北野幸伯 「なぜ日本は、中国を挑発してはいけないのか?ハシゴを外された韓国の悲劇に学ぶ」 2015年5月18日 ・安倍総理の米議会演説は、日本にと…

まず相手をよく知って

昨日のブログは(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150521)、予想以上に力が入ってしまったが、それも読者に電子文字を通して通じるようで、案外に反応が上々だった。もちろん、反応を意識して人気取りのようなことはするつもりがないので、(今わからな…

旅の道中で移民問題を考えた

もう一日、お休みをいただいて(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150520)、移民問題について考える一助としたい。 実は、4月22日に乗った中東へ向かう飛行機で隣同士になったベルギー人の女性との会話や、テル・アヴィヴのホテルで見たドイツ語のテレビ…

加瀬英明氏による江戸時代の話

4月下旬から5月上旬にかけての中東の旅については(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150511)、まだ序の口で、今後も書くことがたくさん残っているが、中間休みとして、別の話題を加瀬英明氏(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090411)(http://d.hate…

JICAと「ニコニコ援助」

昨日書いた件に関連して(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150518)、気になったので少し調べてみた。JICAと日本政府の関係について、JICAの具体的な活動範囲とその意図についてである。 JICAに関しては、1990年代初期のマレーシア勤務時代から頻繁に耳に…

一組織は政府全体ではない

(https://twitter.com/DanielPipes/status/599700253491597312) Daniel Pipes ‏@DanielPipes 12 hours ago The Govt of #Japan subsidizes a fantasy "Welcome to #Palestine" brochure that shamefully pretends there is no #Israel http://www.danielpi…

私はどこに属するのか?

昨日は、三回目の出席となった名古屋大学の関西支部同窓会に(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130519)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140518)。場所は中央電気倶楽部。女性の出席は私を含めて二人のみで、白髪頭のおじさま方中心。 ノーベル賞受…

マサダ遺跡から考える

8年前、日本人旅団に加わって初めてイスラエルを訪れた時、遺跡や古い教会巡りの説明に、「イスラエルはここまでするのか」と、軽く憎々しげにコメントされた80歳ぐらいの牧師夫人がいらした。 誤解なきよう、その牧師夫人は、お年に似合わず、とても可愛ら…

レーニン『帝国主義』を持参

実は、今回の約二週間の中東の旅で、飛行機の中や一人になった時や待ち時間などに読む本を持参していたのだが、その一冊が、レーニン(著)・宇高基輔(訳)『帝国主義』岩波文庫白134-1(1956年/1989年 第39刷)だった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20…

勝手な思い込みは捨てて

やはり、昨日のような厳しい率直な意見は(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150513)、日本ではまだ抵抗があるようだ。当初からそれを予想して、池内恵先生(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%C3%D3%C6%E2%B7%C3)(http://d.hatena.ne.jp/…

パイプス先生とのお喋りから

フランス版シリーズ再掲。過去ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150413)掲載分と重なるが、その後、4月26日から5月6日(正確には、私よりも先の便で帰国されたので、前夜の5月5日でお別れ)まで共に過ごしたイスラエル旅行の間に、パイプス先生と…

中東の旅の意義

半日の時差ぼけも徐々に解消に向かい、気分も落ち着いてきたか、というところ。荷物片付けの前に、昨日、一気にブログを書いたところ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150511)、珍しくも次々と「like」ボタンが押され、フェイスブック友達の日本人男性…

中東の旅

しばらくご無沙汰しておりました。 実は4月22日から5月8日まで、中東に行っておりました。中東といっても、イスラエルの南部を中心に、ヨルダンとトルコが少し追加された旅です。 例によってコクヨの小さなメモ帳を十数冊準備して(http://d.hatena.ne.jp/it…