ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

果たしてそうだろうか?

他のことに夢中になって、何やらすっかり遅れを取ってしまっている学会発表の準備。間に合うかしら? 昨日も、大学図書館で文献複写をして、2巻本の方は返却できました。あと残り、今日も午後、がんばります。それで本当の終わりにしましょう。ルソーでした…

不思議な導き

関西に居住するようになって以来、私の抱えていた問題意識について(参照:2011年5月11日付「ユーリの部屋」)、14年後の今、思いがけない方向から糸口が見つかった、という点では、確かに意味がありました。「そんなことにいつまでもこだわっていないで、早…

夏休みの自由研究レポート?

改革長老教会の季刊誌『教会』の話が続いたので(参照:2011年8月22日・8月24日・8月26日付「ユーリの部屋」)、ようやくここで締めとして、これこそが最も重大だと思い、これまでぼかして綴ってきたことと併せて(参照:2011年5月31日・6月3日・6月4日・6月…

いつの日か....

いつの日か、今年前半期を振り返ることがあったとしたら、何と感じるでしょうか。 意外な展開を伴い、とても不思議な時期だったけれども、私にとっては、関西に来てから、特に気になっていた部分でもあったので、事の核心がある程度はっきり識別できるように…

私家版「夏休みの自由研究」

何だか、本筋とは離れたところで、勝手に「夏休みの自由研究」に取り組んでしまった感のする一連の調べ事。あまり高級ともいえない内容ですが、ほんと、レポートにでも仕上がりそうなぐらい。 このところ毎日、同じことばかり書き連ねているようでも、昨日一…

今にして思えば

今夏は、原発問題との兼ね合いから、エネルギー削減の呼びかけがありました。もともと、ほとんどエアコンも使わない夏をずっと過ごしてきましたが、(今年が酷暑だったらどうしようか)という春頃の杞憂はどことやら、かなり涼しい夏で助かります。特に、私…

やっぱり遺憾

今日の午後も、別大学の図書室へ。 夏休み前の8月12日のことです。閉室間際までコピーを取っていて、コピー機に複写物を置き忘れたまま、慌てて、机の上にあった分だけ支払いを済ませて、帰宅してしまったのです。家に着いてから(あれ?)と気づき、休み明…

経験に基づいた知識で

今日の午後は、大学図書館へ。学会発表のためにどうしても見ておきたかったオックスフォード大学出版の文献(厚さ5センチ強の二巻本)を、8月11日の夏休み前に予約しておいたのですが、到着直後の一時には、「まだ届いていません」。 他の用件で複写をとった…

笑って新たに前進を

昨日、たまたま見つけた某所で、つい笑ってしまった一文がありました。 「連中の頭の中は、よほどごちゃごちゃしているのであろう」。 私自身も、いわば渦中近辺にいたために、ここ数ヶ月(まさか)と信じられず、これまでの理解や積み上げが崩れ落ちるよう…

臆せず本質の筋を通すこと

一度読んで付箋をつけておいた数冊の中から、とても興味が持てた一冊の一部をご紹介しましょう。もうすぐ返却するつもりなので、忘れないうちに...。 『キリスト教は他宗教をどう考えるかーポスト多元主義の宗教と神学』教文館(1997年) (Gavin D'Costa (e…

信頼と幻滅と

先程、合衆国の合同メソディストの2004年の聖礼典の本が届きました。早速、気になる箇所を読んでみると、なるほど、ロバート・ハント先生が教えてくださった通りのことが書かれてありました(参照:2011年6月5日・6月12日付「ユーリの部屋」)。ほっと安心。…

一つの区切りとして

もうこれで最終にしたいと思いますが、区切りとして、もう一言。この4ヶ月は、予想に反して、こんな分野に入り込んでしまったものの、おかげさまで、25年ぐらい前から、どうも気になっていた問題の原因と輪郭が、ようやく具体的に見えかけてきたように思われ…

人の判断

しかし、英語でもドイツ語でも、原文に相当する文献を(必ずしも暇ではないのに)丁寧に調べてみると、いかにも恣意的というのか、自分の主張に合うような箇所だけ、無理やり、もっともらしく引用されているというのが、腹立たしさを超えて、脱力するところ…

文意や文脈を無視しないで

昨日、フランクフルトからドイツ語の小さな薄い本が、一冊届きました。 タイトルは控えますが、早速、目を通してみて、(なるほど、やっぱりそうだったのか)と、またもや気落ちするはめに。(だから、あそこの先生方が一団となって、我々一般人に向けての啓…

杞憂ならば...

広島、長崎の原爆記念日。そして、東日本大震災の被災地の状況...。 昨日の続きを少し補足追加します。誤解なきよう申し添えますと、ささやかな私なりの好みと印象を綴っているまでで、もちろん、異なる立場や見解の方達を断罪するということではありません…

沈黙を破って

ここしばらく他の分野にかまけていて、すっかりマレーシアの話がご無沙汰になってしまいました。英語版ブログ‘Lily's Room’(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2)をご覧いただければおわかりかと思いますが、相変わらず、マレーシアでは、マレー当局とキリス…

暑中お見舞い

最近、ほとんど書いていません。この間、何をやってきたかと言えば、これまで深く考えたことのなかった、しかし、世界(といってもキリスト教圏)で重要と言えば重要な分野について、集中的に文献を読んでいるのです。ノートをとって、複写もとって、日本語…