ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

フェイスブックのお友達

マレーシアの首都圏で起こったデモについて、映像を少し見ていると、私が22年前から、昼間に一人で歩いていた場所が次から次へと映るので、何とも複雑な気分になります。 普段なら、あれほど多くの人々が道を占拠することはありません。 それに、日本では、…

市民的成熟度

数日前、朝日新聞の広告のようなコラムで、内田樹氏だったかが、おもしろいことを書いていらっしゃいました。 記憶が不正確なのですが、間違っていたらごめんなさい。 「市民的成熟度」についてです。例えば、結婚相手にしても「こういう人じゃなければだめ…

ここでちょっと一休み

借りた本三冊が読み終わっていないし、ブログに書くべき重要事項も数ヶ月分たまったままだし、買った本も積んどく状態だし、締め切りの原稿もあり、中断したままの原稿もあり、そして昨晩から取りかかっている作業もあり、一体全体、毎日毎日、どこまでやっ…

諏訪内さんとイタマール・ゴラン氏

昨晩は、『N響アワー』の後続番組を見てから続きを書こうと思っていたのに、つい睡魔に負けてしまいました。『ラ・ラ・ラ...』なんとかという番組は、『おかあさんといっしょ』のクラシック版もどきのようで、あまり好きではありませんが、だからといって無…

諏訪内晶子&イタマール・ゴラン

この頃、大変に忙しく、なかなか借りた本が読み終わりません。いったん返却すればよさそうなものの、誰も恐らくは借りていないだろうに、近所の図書館では、係の人から「続けて借りないでください」などと注意されてしまい、大変に不自由しています(http://…

単純なレッテル付けを控えよう

記憶によれば、大学生の頃までは、「政治と宗教のトピックは、会話に含めないのがエチケットだ」と、「エチケット・ブック」なるものに書いてありました。論争になるのと、微妙な話題だから、控えた方が礼節にかなうというのです。 もっともなことだと思って…

緒方貞子先生 どうぞごゆっくり

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg6112.html?c=02&a=1いつでも思いますが、緒方貞子先生は、単にご専門の能力が高くて、一つ一つの役割をきっちりとまじめに責任を果たされているだけでなくて、外に向かっては、流暢な英語でご自身の考えを説明されると…

絶えず刻苦勉励すべき日本

南メソディスト大学パーキンス神学部のロバート・ハント先生(参照:「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110930)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20111012)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20111013)(http://d.hatena.ne.jp/itu…

シャガールの展示会(於:京都)

後回しにならないうちに、シャガールについて。 「愛をめぐる追想:日本未公開作品を中心に」と題する展示会を、4月16日の最終日に、京都高島屋7階で45分ほど見て回りました(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120416)。 チケットの裏には、次のようにあ…

外国語で情報を読む意味

白戸圭一「メディアで働く私が恐れること」2012/04/17 08:13 (http://www.fsight.jp/blog/11392) 外国語を駆使して外国メディアの報道に直接アクセスする読者は、絶対数こそ多くはないものの、最も知的水準の高い人々である可能性がある。「業界の定型」に則…

物事の両面を見ること

今日の午後は、何とか用事を切り上げて、最終日となったシャガール展を見に、一人で京都四条の高島屋まで行ってきました。朝日メイトのおかげで、無料で入場できたのはよかったのですが、少し時間切れで、最後の何点かは、三名ほどいらした警官の方達の「も…

日本人の完璧主義?

ある方のツィッターで、「日本の人の完璧主義は、時間がかかるから、スピード重視の英人や米人を激怒させることが多々ある。あちらはとりあえずリリースして、後で調整しながらやればいい、その方がいい物ができる、という考え。日本は最初から完璧。スケジ…

足元を見られた元首相の迷走

この度のイラン訪問をめぐる鳩山由紀夫氏の迷走ぶりは、単に日本国の恥辱のみならず、大変な危険を冒した(足元を見られた)という点で、強く非難されるべきではないかと思います。 昨今の日本国の公式な立場は、次のブログで確認することができます。意見は…

英語ブログの効用

英語版のブログは、ほぼニュース・コレクションなのですが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/archive)、全く役立たないわけではありません。 一番私にとってうれしいのは、マレーシアやシンガポールやアメリカなどから寄せられるメール質問です。 近いと…

故グロータース神父さまのこと

というわけで(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120410)、ちょっと気分転換に、昔の思い出浸りも含めて、故グロータス神父さまについて。 昨日の「ユーリの部屋」のコメント欄に書いた本とは、これを指します。実はまだ読んでいないんですが、そのうち、…

けだるい春

春だからなのかしれませんが、何だか気だるい疲れみたいなものって、ありません? 今日も、自分で予定していた原稿数本の見直しをしていたのですが、夕方近く、どうにも急に眠くなってきて、少しだけと思ったら、3時間もお昼寝(夕寝?)をしてしまいました…

土地の人々に敬意を

結局のところ、どの国のどの土地であっても、そこに住んでいる人々に敬意を払う姿勢が大事だということです。 私など、自分の故郷である名古屋を殊更に自慢しているようですが、もともとそういう土地柄であるということと(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/…

ルーツ

おととい、実家の母から、何やら古い書類の複写が届きました。 どうやって入手したものか、母方の曾祖父の戸籍謄本のコピーまで封筒にあってびっくり仰天。というのは、この歳になって初めて、自分のルーツを知ったからなのです。そして、だからこそ、主人と…

日本を理解してくださる西洋学者を

それにしても、翻訳著作権について(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120405)、充分には法を知らなかったのに、直感的に咄嗟の判断で、英語メールで「第二次著作権」と書けたのには、我ながら驚いています。 そして、相手側の「先生」が、さすがに日本独…

ケンぺルさんの書き残した遺産

今日、ドイツ語をラジオで少し勉強していたら、昨年も読んで知ってはいたものの、改めてタイミングとして、ぴったりないい文章と出会いました。タイミングというのは、お察しの通り、昨日書いた「日本は米国の子会社ではない」云々についてです(http://d.ha…

日本は米国の子会社ではない

というわけで、サイバーペースを使っての国際連絡取引が始まったわけですが、米国では可能なことでも、日本の法律では厳しい手続きが必要なことがあります。 ですから、予め、日本が米国の子会社ではないことを了承していただくためにも(参照:2012年4月1日…

便利な日本語表現

若い頃は、知っていたとしても到底使えなかったものの、今ぐらいの年齢になると、ちょっと使ってみても滑稽ではないだろうという、便利な日本語表現があります。 「そこを何とか、ご理解いただけませんでしょうか」 「ひとつよろしく、お願い申し上げます」 …

アラビア半島にある全教会を

下記のニュース、私の知る範囲では、日本のメディアで大きく報道されることがありませんが、昨日届いたマレーシアのカトリック週刊新聞『ヘラルド』には、きちんと報道されていました。ただし、正確に言えば、細かな部分で少し相違があります。この『ヘラル…

反ユダヤ主義ではなく...???

先月、フランスのトゥールーズにあるユダヤ系学校で発生した襲撃事件(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/20120320)に関する短い考察が、今朝の朝日新聞に掲載されていました。ヨーロッパ総局長の沢村亙氏による「ユダヤ系学校銃撃事件:宗教でなく社会が生…

まじめなエイプリル・フール

今日から4月。エイプリル・フールですが、例によって私は、何もしません。いつも通りの生活(参照:(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080401)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080402)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20100407))。 昨日、古…