ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

マレーシアの東方政策の功罪

前回書いた内容(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20111029)について、「国内に指導教官なし」「21年間もマレーシアについて考えていた」という点で、まさかとは思いますが、(それ程一つのことに固執する、偏狭で視野の狭い奴なのか)というような感想を…

土俵が違う

多少は苛々させられるものの、落ち着いて考えれば、土俵が違うことに気づきます。 こちらは、21年間も、ほぼ毎日のようにマレーシアのことばかり考えて暮らしてきました。研究発表も10年以上、毎年続けています。好きだからというより、(これは大変な現象で…

袖触り合うも多生の縁

昨日の‘閉鎖的’な学校体制について。 夜遅く帰宅した主人に、「アマースト大学に資料がありそうだって。ロバート・ハント先生がメールくれたよ。私の質問にヒントを得て、自分で調べてくれたんだよね。アマーストというところが、意外性あるよね。新島襄ばか…

海外の先生方のお世話になって

マレーシアの華人牧師の方の説教要旨が送られてきました。1990年代の滞在中にお世話になった方です。数年前に南アの神学校で神学博士号。今は、神学校の校長先生をなさっています。 「導入ー本論ー結論」という三部構成に、本論内も三部構成の入れ子構造にな…

やっぱり彼女を応援したい

来月12日、アシュケナージ率いるシドニー交響楽団と共に、庄司紗矢香さんが西宮へ来られるんです。実は私、アシュケナージ氏にお目もじするのは、今回が初めて。シドニーの楽団も、もちろん初めてです。ベートーヴェンのコンチェルトにラフマニノフのシンフ…

久しぶりの日文研公開講演会

今日は、久しぶりに日文研の公開講演会へ(参照:2011年9月28日付「ユーリの部屋」)。確か、先回訪れたのが、2009年2月26日のこと(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090226)。3年程度、参加がなければ通知を取り消されるそうなので、では、というつもり…

オーストラリアからの訃報

昨日の続きです。 今朝、パソコンを立ち上げてみると、ハント先生から、Rev. Benjamin P. Keasberryによるマルコ福音書のマレー語訳スキャンが届いていました。 早速、お礼かたがた、ずうずうしくも「説教やトラクトなども、もしかしてお持ちでしょうか。オ…

学会発表の後に...

先月中旬の学会発表(参照:2011年9月20日付「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110920))で使用したパワーポイントと文献一覧表(謝辞付き)を、アメリカの南メソディスト大学神学部のハント先生宛に送ったところ(参照:2011年9月30日…

「神の子」の訳をめぐる議論

「CJC通信」の2011年10月10日付記事(http://blog.livedoor.jp/cjcpress/archives/51833643.html?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed)について、若干私見を述べさせていただきます。 2011年10月6日付の英語版ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunali…

東は東、西は西?

ツィッター(http://twitter.com/#!/itunalily65)で書いたように、原稿そっちのけで、つい、『頭にちょっと風穴を』新潮社(2008年)を読みふけってしまいました。実のところ、原稿のテーマがあまりにも重過ぎ、慎重になっているということもあります。だか…

同世代の同性として

2011年9月29日・10月1日・10月3日・10月5日付ツィッターでも書いたように(http://twitter.com/#!/itunalily65)、院生の時の副指導教官だった白井成雄先生が訳された『モンテスキューの孤独』を、家事の合間に読んでいます(参照:2011年10月1日付「ユーリ…

こういう議論が好き

昨日読んで、思わず大笑いしてしまった議論。私、実を言うと、こういう議論が大好きなんです。真理探究のための専門家同士の遠慮会釈なしの対等な批判精神。権威や社会的地位などはさておいて、盲目的なハッタリやお追従はなしね、というところ。 ただし、イ…

ちゃきちゃきの名古屋っ子

思いがけず、院生時代の副指導教官だった白井先生が訳された書に触れることになり(参照:2011年10月1日付「ユーリの部屋」)、名古屋のことを考えていたら、こんなサイトを見つけました(http://www.nagoya-myavi.com/sound.html)。どなたが書いたのかわか…

人との出会いにはご縁あり

(http://kawaikazu.blog73.fc2.com/blog-date-20110920.html) 在フランスのイラン女性の本 未知の世界? 2011-09-20 国際ジャーナリストの肩書きを持つ廣淵升彦氏は、弊誌「みるとす」の読者である。よくお褒めを頂く。恐縮である。ある本を紹介してくれた…