ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

祝 マレーシア独立50周年記念日

本日8月31日は、マレーシアの独立50周年記念です。 直前までいろいろな議論があって、心からお祝いしてもいいのかどうかわからない慎重な気分ですが、とにもかくにも、経済的発展と一応の政治的安定が保たれてきたことは、誠に喜ばしいことです。これか…

私の日常

この頃の私の日課は、だいたい安定してきました。毎日必ずすることは、起床後のヨーガと正午のラジオ体操で、日曜日以外は、それにドイツ語とスペイン語のラジオ講座が加わります。日本語と英語(ドイツ語とマレー語も含む)の「はてなブログ日記」も、外泊…

ロシアについての雑感

皆既月食の夜だと主人が教えてくれたので、昨日は時々ベランダに出て空を見上げていたのですが、満月が煌々と輝いているのみで、時折それに黒い雲がかかる程度でした。時間を間違えたのかもしれません。今朝の『朝日新聞』(大阪本社版)の一面には、幻想的…

『ショスタコーヴィチの証言』

昨夕、疲れてきたので、枕を敷いた畳に寝ころんで『ショスタコーヴィチの証言』に熱中していました。暗くなったのに気づき、ふとラジオをつけたところ、思いがけなく、大好きなショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲が流れてきて、感激!やけに朗々と響く…

『ベートーヴェンの生涯』

2007年8月19日付「ユーリの部屋」で、保存しておいたテレビの録画記録が、全部再生不可になってしまったと書きました。主人のいとこのお葬式から帰ってきた後、修理に来てくれたおじさんが、本当に済まなさそうに何度も謝るので、こちらも気の毒になってしま…

閑話休題 その2

延長手続きを済ませて、『ショスタコーヴィチの証言』を読み続けています。この種の本を読むと学生時代を思い出し、とても懐かしく、かつ頭がリフレッシュされたような気分になります。ヴァイオリニストの庄司紗矢香さんは、演奏がとても優れているのみなら…

スラバヤの思い出

もうすぐキリスト教史学会の大会発表なのに、夏休みということで、本当に勉強と準備をお休みにしてしまいました。子どもの頃の「夏休みの計画」を思い出してみましょう。「目標」の欄に「毎日規則正しい生活をする」「朝の涼しいうちに勉強する」と書き記し…

高校の同窓生名簿から

猛暑もあと数日のような気配が漂ってきました。寒くて疲れるとは聞いたことがありませんが、暑さはどうも人をぐったりさせるものですね。体調はよいのですけれども、なんとはなしに気怠さのような感じがします。ところで、偶然知ったのですが、この「ユーリ…

新渡戸シンポの感想 その4

性懲りもなく、まだ今月初めのシンポジウムの話を続けようと思います。 会場である上智大学のエレベーターに乗った時、どのような外国語専攻科が開講されているのかを天井近くの表示で眺めながら、改めてカトリック系大学だなと思わされました。英語は当然の…

サバ神学院の出版物

昨日、サバ神学院から今年出版されたばかりの論文集が、1冊届きました。 “Bercambah dan Berbunga”(拙訳『芽が出て花咲く』)と題する厚さ2センチ以上の本です。「国際聖書フォーラム2007」の項でも書きましたが(「ユーリの部屋」2007年7月13日)、レセプ…

英語教育の話

今年の新渡戸シンポでも話題になっていた、小学校からの英語導入の問題について、ここで少し考えてみましょう。もし私達に子どもがいたら、その子の性格や能力を考慮したり、周囲の状況に合わせなければならないことも出てきたりして、実践にやや違いが出て…

昨日のN響アワーで...

昨晩、NHK教育テレビの「N響アワー」をご覧になった方へ。実は、番組終了あと3分というところで、私の投函した葉書が高橋美鈴アナによって読み上げられ、池辺普一郎先生にお答えいただきました。気づかれましたか?と言っても、このブログ日記はハンドルであ…

テレビ「情熱大陸」

この辺で気分を変えて、先週見たTBSテレビ「情熱大陸」(2007年8月12日 午後11時5分から11時25分放送)について書いてみようと思います。録画の機械が技術者の「設計ミス」で壊れてしまっていたので、録画できず、本当に残念!昨日ようやく修理に来てもらい…

ルーツを辿る

主人のいとこの件と猛暑のためか、まだ、どこか頭がぼんやりしています。結局、二日間家を空けたので、6月頃から育て始めた植木鉢の二種類の花々が、変色し元気がなくなってしまっていました。出かける前にたっぷり水を注いだのですが、それでも足りなかっ…

キリスト教会を選ぶ時

昨日書いた内容の末尾に関連して、前々から気になっていることを少し書かせていただこうと思います。主人の母方の家が代々お世話になってきたのは、真言宗御室派の寺院です。都会に比べればかなり広い敷地のお寺で、なかなか風格があります。ご住職は主人よ…

ユーリの部屋 再開します

しばらくお休みをいただいていた「ユーリの部屋」を少しずつ再開いたします。まだ頭がぼんやりしていて考えがまとまらないのですが、急なご不幸に(人生ほどわからないものはない)と改めて思わされました。6年前までは、主人の祖母や伯父などの法要の際、…

マレーシアのエスペラント運動

「ダンコン」 今回の新渡戸シンポで、この単語だけは、しっかりと覚えました。誰かがブラ、ブラ、とエスペラントで自説を開陳し、一区切りつく度に、司会者が「ダンコン」と言っていたからです。やり取りから、ある人の言語行為が済んだ後に聞き手が発する単…

「包摂の論理・排除の論理」

プロフィールでも書いたように、ドイツ語とスペイン語は趣味で、かれこれ20年ぐらい続けています。続けていれば、何か役に立つこともあるだろう程度なのですが、人によっては、とても厳しく考えるというのか、硬いというのか、「マレーシアの研究しているっ…

新渡戸シンポの感想 その3

ところで、今年4月からアメリカのイリノイ大学で在外研究している弟ですが、最近メールで聞いてみたところ、英語には本当に苦労しているらしいです。27歳で京都大学から博士号を授与され、英語論文も何本かある弟は、理系コースとして、今のところは何とか順…

新渡戸シンポの感想 その2

昨日の午後、町主催による歯科検診に行ってきました。「大変きれいな歯です。このままうまく続けば、最後まで自分の歯でいけますよ」と言われ、俄然ファイトが湧いてきました。この検診は、定期的に無料で診ていただけるのです。利用できる制度は最大限利用…

新渡戸シンポの感想 その1

今日は「パチパチそろばんの日」です。ご存じでしたか。 小学校5年頃から中学2年頃にかけて、そろばん塾に行っていました。蝉の鳴き声と共に、8月8日のポスターまで目に浮かぶようです。暗算が速くなるように、指を動かして頭の回転が多少はよくなるように、…

新渡戸シンポの感想の前に…

昨日の英語版はてなブログ日記 (http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/) には、マレーシアから届いたばかりのマレーシア教会協議会(Council of Churches of Malaysia, CCM)の冊子最新号について、簡略に導入説明をしておきました。もしご興味があれば、どうぞご…

「ヨハネ受難曲」など

外泊や外出が続くと、荷物の片づけや経験したことの記録などがたまってしまい、数日は家で落ち着きたくなります。先日、新渡戸シンポでお会いしたS子さんは、頭の回転が速く、快活な印象の女性でしたが、スケジュールに空白を作りたくないタイプなのだそうで…

他山の石?

私の留守中、職場の宴会に出た主人が、帰宅後、こんな話をしてくれました。「もうすぐうちのグループから、一人ロンドンに長期派遣される人がいるんだ。その送別会だったんだけど、出発前の研修で外部講師から変なこと聞いたんだって。‘ロンドン駐在ではなく…

東京から帰ってきました(2)

30分ほど前に東京から帰ってきました。早朝時間ですが、もう蝉が鳴いています。早起きだねぇ....。 今回は、新幹線を使わずに、8月1日の夜、京都駅前から夜行バスに乗って東京に向かい、神田のホテルで一泊して、3日の夜、また夜行バスで京都に戻ってくると…

マレーシアが取り持つご縁

今日から8月。時のたつのは本当に早いものです。「ユーリの部屋」も、おかげさまで開店以降、営業は順調で、すっかり日課の一部となりました。 ただ、今晩から4日の朝まで、東京出張(?)のため留守にしますので、しばらくお休みをいただきます。ご了承くだ…