ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

真に自己を生かすこと

「この道一筋」が尊ばれた日本社会で、仕事に熱中することは、美徳と今でも見なされるのだろうと思います。ただ、物事にはほどというものがあり、やはり、健康管理がしっかりできて、体調が整っていて初めて、充実した仕事ができるのではないか、と思ってい…

常に開かれた態度で学ぶ

今朝見た夢は、なかなか得難いものでした。 うちの主人が、なんと、事もあろうに、あの緒方貞子先生に身の上相談もどきをしていたのです。先生も、ご多忙の中を、どういうわけか親しく相手になってくださっていました。 たまたま、その部屋を通りがかった私…

諸宗教の神学

昨晩は、夫の身を案じながらも、講座代を全額支払ったからということもあり、大阪クリスチャンセンターで佐藤全弘先生の「諸宗教神学」と題するご講義を受けてきました。 相変わらず、27名ぐらいの中高年の男女が集まり、熱心にノートをとっていました。先生…

平成22年2月22日

今日は、平成22年2月22日です。午後2時22分22秒には何をしているか、という話題が出ました。もちろん、タイマーをセットしてあります。 実は、近くの駅で「22.2.22.2.22」という切符を販売するそうです。「2月2日」分の切符も余っているので販売中、というア…

「にんじん」

フランス映画「にんじん」を見てきました(参照:2010年2月3日付「ユーリの部屋」)。約30名ほどの中高年者が、静かに集まって鑑賞する中に、私も混じり込んで、です。 約90分間で、予告通り、爽やかに明るくまとまっていました。日本映画のような陰鬱さやど…

今年の確定申告は...

昨日で、確定申告も無事、終わりました。会場を見渡す限り、今年も例年と同様の賑わいぶりでした。 ただし、私の書類を見てくださった税理士さんのお話では、「お宅はよかったですな。今年は皆さん、困ってはんのや」とのこと。その点だけは、おさおさ抜かり…

結果は出なくてもよろしい!

結局のところ、主人用と私のマフラーが色違いで二本ずつできあがり、その他にも練習用の毛糸で編み込みを作り、今は小物入れを作り始めたところです。 もちろん、インターネットの立ち上げ時間や、マレー語と英語の必要なニュース記事をワードに落とす時間を…

預言者ムハンマドとジハード

「メムリ」(http://memri.jp)から Special Dispatch Series No 2788 Feb/15/2010 「預言者ムハンマドは誰にもましてジハードを戦った」 ウルドゥ語のジハード主義の週刊誌ハフトロザ・アル=カラム(Haftroza Al-Qalam)は最近の記事で、イスラムの預言者…

人が人を裁くこと

昨夜のETV特集で、冤罪について見ました。何とも重苦しいテーマで、今朝は午前中ずっと沈鬱な気持ちが続きました。これもまた人間社会の一側面として、見逃せない問題だと思います。 クアラルンプールのブリティッシュカウンシルで英語を勉強していた頃、デ…

和歌はしみじみ

買い物のついでに、町内の歴史文化資料館の展示を見てきました。 以前は、奈良の先生から、ご講演をうかがいましたが(参照:2008年4月19日付「ユーリの部屋」)、今回の展示は、農作業に使っていた道具類や古いラジオやレコード、足踏みミシンやオルガン、…

読めるかな

とはいうものの、今日は近所の図書館から『鳩山一郎・薫日記 下巻』と鳩山一郎(著)『ある代議士の生活と意見』東京出版(昭和27年)を借りてきました。前者の上巻は、一日遅れで読み終わり、必要箇所をノートして、写真をコピーして返却しました。 下巻は…

やはり三流

テレビではなくラジオで、国会中継を聴いています。追及は依然として続いていますが、やはりこれ、政権交代したとしても、結局のところ「政治は三流」の典型なのでしょう。たとえ、初心としては、真剣に政治改革を目指していたことが事実であったとはしても…

『ヒルティ伝』のメモから

以下は、6年前に作ったメモの抜粋です。 引用元は、国松孝二・伊藤利男(訳)『ヒルティ伝』白水社(1959年)(Alfred Stucki, Carl Hilty: Leben und Wirken eines großen Schweizers, 1946)です。 ・異教徒を改宗させるためには毎年巨額の金を支出するキ…

カール・ヒルティのことばから

・あまりに富んでいる者やあまりに高貴な人たちには、生活を楽しくする実にたくさんの人生の小さな喜びが欠けている。こういう喜びは、小さな可愛らしい高山植物のように、いくらか硬い、石の多い土地にしか育たないものだ。また、今日では、経済的にばかり…

取り返しのつかないこと

このところ、ブログの内容が極端に低下し、クラシック関連の話題が後退していますが、言うまでもなく、相変わらずラジオ番組や、家と図書館のCDを聴き、テレビからも録画を撮って聴いています。 しばらく前には、ユリア・フィッシャーに関するドイツ製のドキ…

疲れる日々....

「真理」という言葉を出して、法は杓子定規に解釈しなければならない、という意味のことを、強く主張する某氏を国会中継で見ていて、怖い人だなあ、と改めて感じました。以前から、顔の表情や物の言い方がとても怖かったのですが、どうやら主流派とされるキ…

己の欲せざるところ

音楽療法というものがあります。難病患者にもよい影響を与えるということで、我が家でも、取り入れさせていただいています。そのことは、このブログでも時折書いていますので、ご承知のことかと思います。 ところが、世の中には「難病の人って、贅沢なんだよ…

打たれ強く生きよう!

2週間先の話ですが、楽しみにしている映画があります。またもや、町内で無料鑑賞できる映画会なのですが、今度はルナールの『にんじん』。フランス映画だそうです。 小学校の時、学校の図書室から本を借りて読み、(「にんじん」とは私のことだ)と思ったの…

不思議な光景

気になるので、国会中継をテレビで部分的に見ると、毎日のように激しくヤジを飛ばされ、叱られている現総理です。もごもごと口を動かして、一生懸命に答弁されているようなのですが、どんどん猫背になっていくような...。 一方で、『鳩山一郎・薫日記 上巻』…

居場所と出番

主人用のマフラーは、現在のところ、何とか使ってもらっています(参照:2010年1月12日・1月27日付「ユーリの部屋」)。 朝はただでさえ忙しい上に、病気のせいで体が思うように動かないため、う〜う〜うめきながら、「もう、それ、いい」と言います。でも、…