ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

幸福感をつくり出す

おかげさまで風邪の方は、咳を残すまでに回復しました。 やっぱり「病は気から」で、風邪をひいたら、栄養をとって温かくして、ゆっくり休み、なるべく好きなことをしていると治りが早いようですね。昨日の夕方から夜にかけては、You Tubeでお気に入りのクラ…

風邪ひきの効用

ここ数日、風邪をひいています。おととい、大学病院に行った時にも、担当医から「調子悪いんですか。大丈夫ですか」と声をかけられ、世話ないなあと思いました。それに、診察後、ドアに思いっきりぶつかってしまい、「お大事に」。これぞ本当の言葉かけです。…

ガザ問題について(2)

「メムリ」(http://memri.jp) Special Dispatch Series No 2205 Jan/26/2009 「ガザの死者は被害者か殉教者か―アラブ世界に湧きあがる宗教論争」今回のガザ紛争時の死者の定義をめぐってアラブ世界が二つの陣営に分裂した。その分裂は、アラブの衛星テレビ…

考えさせられる話

かなり前のことですが、以下のようなサイトを偶然見つけました。 ハーベスト・タイム(http://htblog.exblog.jp/i15)ところで、イスラム教徒はどういう理由でクリスチャンになるのでしょうか。興味深いデータがあります。 1991年から2007年までの間…

異文化を理解する苦労と楽しみ

昨日は、午後から久し振りに同志社大学神学部図書室へ行きました。知り合いの教授から、インドネシアの神学大学の先生が2月に来日されるとご紹介をいただいたので、その会合の申し込みも兼ねてです。 アラビア語新聞には、予想された通り、ガザ問題で、被害…

いずみホールでのリサイタル(3)

いずみホールでのリサイタルの感想、なかなか進みませんねぇ。昨日は、ブロッホのヴァイオリン・ソナタを購入してもらったのですけれども。 渡辺和彦『ヴァイオリニスト 33 名演奏家を聴く』河出書房新社(2002年)には、「アイヴズ、ブゾーニ、ブロッホも現…

サウジアラビアのお話

今日の午前中は、案内をいただいていたこともあり、新設された「クラーク記念館」に入ってみたくて、久しぶりに同志社大学へ行ってきました。 公開講演会「イスラームにおける諸宗教間対話への試み」と題するもので、サウジアラビアの代表の方達がお話されま…

いずみホールでのリサイタル(2)

今、これを書きながら聴いているのが、ヒラリー・ハーンとスウェーデン放送交響楽団が演奏するシェーンベルクのヴァイオリン協奏曲作品36です(指揮はエサ=ベッカ・サロネン)。 何やら、こむつかしそうな曲なのですが、先日、お目にかかったばかりのヴァイ…

自分を鼓舞するためのメモ

いずみホール記録は、もうしばらくお待ちください。 今日は趣向を変えて、日頃、自分を鼓舞するために作っている抜き書きメモをご紹介いたします。こういうメモは、学生時代から作り始め、もうかなりノートがたまりました。さまざまな本や新聞、雑誌、ネット…

メムリ・レポート

オバマ新大統領が就任されました。課題は山積みで期待値が高いだけに、これからが大変でしょうが、我々も遠くから、協力体制で(といっても何もできませんが)見守っていきたいと思います。 というわけで、今日はいずみホールでのリサイタル第二弾を一時お休…

若い音楽家の人生から学ぶ

さまざまな分野の本をぐいぐい読む。いい音楽を積極的に聴く。幾つかの外国語の勉強を続ける。人の思惑を気にせず、自由に文章を書いてみる。それと並行して、自分の専門テーマをコンスタントに続けていく。義務として、ある程度まとまった主題について、定…

しばし休憩

いずみホールでの庄司紗矢香さんのリサイタルについては、明日、続きを書かせていただきます。 ホールが発行しているパンフレット(無料)に、なかなか興味深いインタビューが掲載されていましたし、例によって、メモを(お二人が舞台袖に戻った隙を見計らっ…

いずみホールでのリサイタル(1)

昨晩、庄司紗矢香さんとイタマル・ゴラン氏のリサイタルが、大阪のいずみホールで開かれました。 客席800席の豪華シャンデリア付ホールがほぼ満席(99%)。年齢層は白髪シニアから小学生までと広く、しかも平日とあって、仕事帰りのサラリーマン風の背広やジ…

真に人を育てること

今晩は、いずみホールで、庄司紗矢香さんとイタマル・ゴラン氏のリサイタルが開かれるので、今から楽しみにしています。 これを書いている今、聴いているCDは、図書館から昨日借りてきたばかりのロンドン交響楽団の『ロマンティック・コンサート』からケテル…

健康診断その他

昨日の午前中は、恒例行事の一つ、主人の勤務先での家族健康診断に行ってきました。 毎年連絡が来るのですが、常に何か新しいハプニングが起こります。初めての年には、電車を降りたら、方角を間違えてしまい、歩けども歩けども辿り着かず。結局、駅まで走っ…

ヒラリー・ハーンのリサイタル(2)

今回は、日本ツアーの一環であり、ネット情報によれば、他所ではエルンストなどが入って、もっと密度の濃いプログラムのような気がしました。以下は、関西水準に合わせてってとこでしょうか? 〔プログラム〕実際の開演2時5分 終了時刻4時20分 中途休憩20分…

ヒラリー・ハーンのリサイタル(1)

行ってきました!ヒラリー・ハーンのヴァイオリン・リサイタル。午後2時から、兵庫県立芸術文化センターです。 詳細は、後でゆっくり書くこととして、まず第一印象から....。 さすがは世界中で評価が高い方だけあって、目に強い力がこもった愛らしい顔立ちで…

読書リストと演奏会の予定

昨日、近所の図書館で予約を入れた本2冊は、新聞の読書欄で見たものです。 ・池内恵『イスラーム世界の論じ方』中央公論新社(2008年11月) ・押村高『国際正義の論理』講談社現代新書(2008年10月) 特に、池内氏の本には、恐らく私がこのブログで『メムリ…

笑う門には福来たる

主人の母方の叔父さんから、遅いお年賀状が届きました。何とかお元気でやっていらっしゃるのかな、と安心していたら、実は、昨年は胃潰瘍で出血し、遠くの病院に入院されていたそうです。ますます、覚悟を決めて、しっかりと生きて行かなければ...。 という…

人生に対する覚悟を決める

昨日の話の続きになります。 主人は義母の介護手続きのため、朝から出かけて行きました。私は留守番です。 これから、時間が経つにつれて、こういう切羽詰まった事態、自分だけが努力してもどうにもならない状況が迫ってくるのだなあ、としみじみ覚悟を決め…

二人三脚

昨夕は、患者友の会の支部会長をされているYさんからお電話がありました。会報によれば、昨年11月にご主人を亡くされたそうです。おととしにはお年賀状をいただいていたので、驚いて、寒中見舞いをお送りしたところ、お電話でご挨拶があったのです。 「今で…

七草粥のいい日

昨日は、なかなか充実したいい一日でした。 まずは、以前から知り合いだった教授から、学会に入会のお誘いを受けました。早速手続きをさせていただいたのですが、圧巻は、入会申込みのアンケートです。これまで、さまざまな学会を渡り歩いてきましたが、だい…

リベラル派アラブ人のハマス観

「メムリ」(http://www.memri.jp) Special Dispatch Series No 2173 Jan/5/2009 「ハマスはパレスチナ社会に破滅をもたらしている―著名アラブ人思想家の主張― 」 2008年10月17日、アラブのリベラル派思想家ラフーダル(Lafif Lakhdar)が改革派サイトe-Jour…

生き延びる力・生き残る秘訣

昨晩、義兄からの電話で、義母がとうとう入院したことを知りました。ここ数年ずっとぐずついていたのに、こちらが何度も言っても、なんだかんだの理由をつけて、適切な治療を遅らせていたので、変な言い方ですが、正直なところ、ほっとしたというところです…

ガザ問題について(1)

「メムリ」(http://www.memri.co.jp) Inquiry and Analysis Series No 412 Feb/2/2008 「ハマス:パレスチナ解放とグローバルなイスラム・カリフ制回復の間で」 筆者:E. アルシェヒ はじめに (パレスチナのイスラム原理主義組織)ハマスはこれまで、ヨル…

明日から初仕事

暮れに送られてきたクレジットカードの広告を見て、「これ、ユーリの寝顔とすごく似ているんだけど」と主人が言い出しました。ふと見ると、写真コンテストで、ある女性が「我が家のネコが気持ちよさそうに日向ぼっこしながら寝ていました」と添えた写真が掲…

我が家流のおせち料理

男性に比して、女性の生き方には、これという尺度がなく多様なため、長いスパンで柔軟に対応できる能力の方が重要だというのが、ささやかな自論です。家にいる時期なら家庭の仕事に専念し、外で働く時期には、置かれた場で吸収できるものは吸収して自分なり…

お正月二日目

今日は第二日目のお正月。というわけで、お年賀状の返事を書いてポストに入れ、駅まで歩いて隣町へ主人と出かけました。まずはお食事。その後は、スーツや靴やバッグなどの買い物をという予定でしたが、合うものが見つからず、本屋さんで30分立ち読み。そ…

新年おめでとうございます

明けましておめでとうございます。2009年が始まりました。皆さまにおかれましては、輝かしく充実した一年となりますよう、祈念申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。さて、元旦の今日は、主人の実家のお墓参りに行きました。お墓という…