ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

本流を元に戻す

大学やマスメディアは権力を監視し、批判する立場だという。矢内原忠雄氏(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080128)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090922)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090923)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090…

なぜブログを書き続けるか?

なぜブログを書き続けるか? 学会や研究会などで、発表後の懇親会に出席すると、必ずと言ってよいほど若い女性研究者などから「一体、どういうご経歴の方なんですか?」「出身校はどちらですか?」「指導教官は誰なのですか?」などと、眩暈がしそうな初歩的…

敗戦国民として

最近の朝日新聞を斜めから読むと、実におもしろく、家庭内で論評しながら楽しんでいる。 例えば「いつか来た道」などと紋切り型で繰り返している。特定秘密保護法案だって、「国民の知る権利」「権力の監視」「自由な言論」という立派なお題目にずらして批判…

ハーマン・カーンの遺言

昨日のコメント欄(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131125)に書いた『超大国日本の挑戦』(1970年)を読み始めたが、悲喜こもごも。題目から、著者のハーマン・カーンという人はとんでもない大ぼら吹きかと思ったが、懐かしい昭和時代が案外詳しく政治…

植民地統治を再解釈する

軍政時代のマラヤとその影響については、現地体験から地元の人々の生の声をいろいろと聞き、過去にある程度は英語と日本語の各種書籍で勉強し、研究の立場から当時の文献資料をマレーシアとシンガポールとアメリカと日本の図書館などで調べもしました。基本…

「取り扱い注意マーク」の続編

「取り扱い注意マーク」氏と(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131119)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131120)とメール会話で関係修復中。 ・日本認識で幾ばくか文化摩擦があるようだということが私の目的だ。欧州の日本理解の方が、米国よりも早…

日本史は実におもしろい

櫻井よしこ『日本よ、「歴史力」を磨け』文春文庫(2013年1月)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131029)は、一気に読めて実におもしろいです。何と言っても、二十代頃からの読書経験と周囲の知的動向にぴったり合致していて、一つ一つ思い当たる節があ…

「取り扱い注意マーク」その後

昨日書き流した雑感メモの要約(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131119)。・結局は、人類学調査の心得として言われるところの「ラポール形成」に失敗しているということだ。 ・相手の持つ相違(見解・文化背景など)を自分に対する「敵意」だと感じるの…

「取り扱い注意マーク」

最近のちょっとした文化摩擦および個性のぶつかり合いからの雑感メモ。 1.「明治維新」は「明治革命」ではない:伝統強調+西洋的要素(欧州の各得意面を選択吸収して消化し創造)= 非西洋世界で初の近代化成功を遂げた独自の「日本」 ← 列強に植民地化さ…

社会主義の断片と実態

まずは、2013年11月5日付『朝日新聞夕刊』池澤夏樹「終わりと始まり−社会主義を捨てるか」から一部抜粋を。 ・かつては社会主義を信じていた。 ・誰にでも金持ちになる機会があるというアメリカ式の幻想の方が人を働かせる効果があった。 ・革命という言葉に…

国も人も強くあるべし

前回のブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131109)の続きは、今しばらくお待ちください。つくづく思うのは、国も人も強くなければならないということ。その「強さ」とは、武力を振り回すのではなく、お金をちらつかせてみっともない威嚇をするので…

近隣諸国の憲法を読んでみよう

(https://twitter.com/ituna4011)Lily2 ‏@ituna4011 18s 『とてつもない日本』(新潮新書) 麻生 太郎 (http://www.amazon.co.jp/dp/410610217X/ref=cm_sw_r_tw_dp_EVpFsb006JQHZ … )も図書館で借りました。普段は読まない種の本ですが、日本の危機感を…

新規パソコンの弊害

パソコンを交換して以来、どうも調子がよくありません(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130929)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131003)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131005)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131006)(http://d.ha…

中華思想と共産主義と左派運動

昨日、家具を新たに購入しようと思い、京都四条のバス停に寄ったところ、いわゆる右翼団体かと思われるような、「日本人差別をやめろ!」「在日特権をやめて半島に帰れ!」「中国は日本を侵略するな」などという大声のスピーカー罵声と警備団の行列、それに…

国土と民族のアイデンティティ

何度も演奏会に足を運んで実際にお目にかかっているので書けることですが、クラシック音楽の場合、作曲家や曲の背景によっては、いくら技術としては文句なしに演奏できるとしても、演奏会を開く国によって政治的に歴史的に興行的にタブーとなるケースがあり…

ルーツと帰属の関係?

早くも11月。ここ数日、日本の現状と今後を本を集中して読みながら考えると同時に(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131025)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131027)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131029)(http://d.hatena.ne.jp/itunali…