ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

音楽は祈りと心の慰め

それぞれの好みがあると思うので、一概には言えませんが、私にとっての大きな慰めは、やはり音楽。 もともとテレビをあまり見ず、普段はラジオに頼る暮らし。巨大震災発生後、1週間ほど止まっていたクラシック音楽番組では、最近、古典派やロマン派の曲をよ…

来日キャンセルに思う

来日キャンセルが相次いでいます。 私事で恐縮ですが、今年1月から楽しみにしていた「チューリヒ聖書」に関するドイツ人講師のご講義。4月半ばの予定だったのですが、結局は訪日不可となり、中止のお知らせが入りました。 2011年2月22日付「ユーリの部屋」の…

訃報  ネラン神父

ある方によれば、こちらは決してそんなつもりはないのに、私の話には「突然」が多いそうです。ともかく、前置きなしに訃報を。(http://www.tokyo.catholic.jp/text/diocese/oshirase/110324fuhouneyrand.htm) 東京教区司祭 ジョルジュ・ネラン (Georges NE…

福島原発被災の余波−イラン−

今朝の朝日新聞によれば、昨夜、イスラエル軍の医師団約50名が成田空港に到着し、宮城県栗原市を拠点に、南三陸町で活動するとのことです。さすがは、現場で日々鍛えられ、危機意識抜群で、高度なノウハウを有しているイスラエル。早速、最も困難な地に入っ…

ツヴァイクが読みたくて

巨大震災および原発問題の影響で、なかなか沈鬱な気分が抜けない日々ですが、ここ数日、どういうわけか突然、無性に読みたくてたまらなくなったのが、シュテファン・ツヴァイク(1881−1942.2.22)。・„Vierundzwanzig Stunden aus dem Leben einer Frau”, 19…

カリタス・ジャパン

カリタス・ジャパンから緊急報告書が届きました(参照:2008年1月30日・2009年12月19日・2010年12月25日付「ユーリの部屋」)。 2月半ばのフランス旅行で(参照:2011年2月24日付「ユーリの部屋」)、昼食時、同じテーブルにお座りになった大阪カトリック大…

祈りの輪と和

例年なら、この時期は花粉症もどきで、贅沢なことに、家にこもって読書三昧。ところが、今年は年明け早々から、私にしては珍しいほど忙しい日程が続き、その上、今回の巨大地震のために、なんだか緊張感と疲労感が抜けきれない毎日を送っています。もちろん…

リンゴの苗木を植える

もう一言だけ書かせてください。(もっと状況が落ち着いて、日本全体に先の見通しができかけたら、3月中旬の沖縄での見聞を綴って、お分かち合いができればと思っています。)昨日今日と、道を尋ねた見知らぬ若い人々やご近所の方達との接触を通して、この度…

だから....

しばらくお休みしていました。 この場に及んで、あえて一言で理由を言うならば、2011年3月11日の午後、那覇(正確には新原ビーチ)で聞いた「本土」(私達の用語では「本州」)発生の巨大地震ニュースとそのショック。 もっとも、今年の1月半ばに、あるルー…

これがダメなら次善策

人には複数のアイデンティティがあるゆえ、幾つかのネットワークを重ねて持つことの大切さを、最近、特に感じています。 この道一筋という生き方が、もし、人をより深化させ、一つを通してさらに多方面へ広がる経験へと導くならば、それは健全なあり方だろう…

土俵は常にグローバル

昨晩のN響アワーで、チョン・ミョンフン指揮、ジュリアン・ラクリン(ヴァイオリン)によるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴きました。 演奏前のインタビューが興味深く、どの演奏者にとっても、優秀であればあるほど、謙虚に厳粛な気持ちで向かわざ…

さまざまな刺激を受けて...

数年前のチャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門で、確かまだ高校生として参加された鈴木舞さん(http://www.youtube.com/watch?v=QXbgEbVTpys&feature=related)(http://www.youtube.com/watch?v=58HSv9p4doU)(http://www.youtube.com/watch?…

即席ミニミニ同窓会

昨日の続きです。 うちの主人なんて、高校は大阪の伝統校、大学と大学院も規模が大きく有名であることは確か、アメリカ留学だって東部の世界有数のところ....人口の割合から著名人の輩出は当たり前過ぎて、話題にもならない。だから関西で、どこかうつむき加…