ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

神道・仏教

絶対反対!

この話、その後どうなりました? 夕方、いつものようにNHK-FMラジオで「今日のニュース」を聞き、仰天して早速、ワードにニュースを落としておきました。 実は、結婚式を挙げた場所なので(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141116)、こんなことをしてい…

一人で生きているのではない

今日は、主人とお墓参りに。「奥都城」の文字が身に沁みた。同居のお祖母様が岡山の大きな神社の神主さんの娘だったことの証だが、神道は日本人のみなので、ここに誇りがうかがえる。あの戦争がなければ、今では資産も相当なものだっただろう、と主人から随…

先入観と捻れ現象

昨日書いた一酸化炭素中毒のことは(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141123)、まさかと思われた読者もいらしたかもしれない。だが昨晩、書く前に封印記憶を取り出すように話したところ、主人もよく覚えていて、「そんなの、向こうの責任に決まっている…

もみじ祭

嗜みとして茶道ぐらいは学んでおくようにと祖母に勧められたのは、遙か昔のこと。叔母がお茶室のある家に嫁いだことを、子どもの頃から何度も聞かされていたし、年下のいとこ達もやっているとのことだったので、アルバイトで貯めたお金を使って一人で習いに…

手抜きブログで失礼いたします

昨日に引き続き、今日も手抜きブログ。11月1日のイスラエル・フィルの感想(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141101)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141102)と3日の文化の日の催し物については、もうしばらくお待ちください。1. まずは池内恵氏か…

今日の短い記録

今日は久しぶりに学会出席。とはいえ、午後の部のみ。会場は初めて訪問する大学で、これで関関同立全制覇を果たしたことになる。山を切り開いてつくったキャンパスなのであろうか、緑が豊かで坂道が多く、毎日通えば、体重が5キロは確実に減るだろうと思った…

クルト・ズィンガー『三種の神器』

最近、ズビン・メータ氏の自叙伝(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130417)を寝る前に読んでいるが、好きなクラシック音楽の話は非常におもしろい。ボンベイ(ムンバイ)出身の裕福なゾロアスター教徒のご家系だそうで、ユダヤ教への影響の記述など、本…

岩の上に家を建てる

(https://twitter.com/ituna4011) Lily2 ‏@ituna4011 21m 『ユダヤ思想』(文庫クセジュ 400)アンドレ・シュラキ (http://www.amazon.co.jp/dp/4560054002/ref=cm_sw_r_tw_dp_Aln4rb1BGKT2V …)が今日、丁寧な書店のカバー付きで届きました。このような…

ユダヤ団体の日本震災支援

「メムリ」の引用です。日本関連の記事は極めて少ないのですが、以下のようなニュスはもっと広く知られてもいいかと思います。数ヶ月前に、メムリに引用のお礼の気持ちを込めて、少額ながら寄付金をお送りしました。「イスラエルのプロパガンダ」だという非…

母校の同窓会合

昨日は、名古屋大学全学同窓会関西支部なる会合に、初めて出かけました。 場所は大阪の堂島にある中央電気倶楽部。主人によれば、専門の学会の会場によく使われるところだそうで、懐かしい昭和風の看板文字が見え、古風だけれどもどっしりとした風格のある建…

先週の日誌

閑話休題(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130401)。 3月26日(火)in 東京 午前中はパイプス訳文の下訳数本をプリントアウトし、掃除や洗濯などを済ませ、簡単にスーツケースを詰める。一泊二日の東京行き。幸いなことに、主人も同じく鎌倉へ一泊二日…

素地を豊かに育んで

昨晩、ヘルマン・ヘッセの『世界文学をどう読むか』を高橋健二訳(昭和26年・昭和39年21刷・新潮文庫)で読んでいたところ、次のようなことが書いてありました。 「日本人もまた私は忘れてはならない。もっとも中国人ほどには到底私を熱中させず、私にかてを…

日本的な平和ムードではなく

ツィッターからの転載です。 (https://twitter.com/ituna4011) 17h Lily2‏@ituna4011 "Writers on Antisemitism, Including: Dennis Prager, Gabriel Marcel, Bat Ye'or, ..." (http://www.amazon.co.jp/dp/1242719830/ …) arrived here today. 19h Lily2‏…

前橋汀子さんのリサイタル(2)

昨日、シンフォニー・ホールで購入し、前橋汀子さんから几帳面な日付入りのサインをいただいたCDを、繰り返し聴いているところです。 (https://twitter.com/#!/ituna4011) @ituna4011 『アンダルシアのロマンス』 前橋汀子 (http://www.amazon.co.jp/dp/B…

大徳寺でのひと時(前座)

2月13日の午後、京都の大徳寺でお点前をいただき、ご住職から講話をうかがいました。キリシタン大名との縁(ゆかり)から、関西セミナーハウスのプログラムの一環として、私も参加させていただいたのですが、雨の中、とてもいい時間が過ごせたと思います。 …

久しぶりの日文研公開講演会

今日は、久しぶりに日文研の公開講演会へ(参照:2011年9月28日付「ユーリの部屋」)。確か、先回訪れたのが、2009年2月26日のこと(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090226)。3年程度、参加がなければ通知を取り消されるそうなので、では、というつもり…

さり気ない一言

来月、久しぶりに日文研の公開講演会に出かけようと思い、電話で参加申し込みの手続きをしました。 住所を問われ、そのまま答えると、係の男性(普通は女性なのですが、もしかしたら担当の研究者の先生がお受けくださったのかもしれません)が、さり気なく「…

勉強したいものがたくさん

さて、これから何を勉強したいか、と言えば、もちろんフランス語。言うまでもなく、従来通り、ドイツ語やスペイン語も続けますが、何といっても、この歳になってやっと興味が持てるようになったフランス語(参照:2010年11月4日付「ユーリの部屋」)。なのに…

生命倫理のお話を巡って

昨日の午後は、久しぶりに京都の関西セミナーハウスへ。イエズス会司祭のホアン・マシア先生から、「生命哲学とキリスト教」と題するお話と議論(?)の時間に参加しました。 午後1時半から4時間、帰宅してみて、ぐったり疲れたことがわかりましたが、簡単に…

横尾美美さんのギャラリー展

昨日のブログは、何やら意味深長な悩ましい終わり方をしてしまって失礼いたしました。受難週に入ったというのに、何という不謹慎な...!? 教会からいただいてきた機関誌「イクトウス」(No.718)には、大変意義深いことが書かれてありましたので、お詫びが…

人生はマラソンのごとく

しばらくブログをお休みしていました。少し時期外れだけれども、先週はバスに乗って、(アルバムによれば)幼少時に訪れたことになっている夫婦岩と伊勢神宮へ、日帰りで行ったりもしました。昨日はちょうど、現像された写真が届きました。 静かで青々とした…

きんもくせいの香りと共に

しばらくお休みしていました。 主人の母方の叔父の奥さんのご葬儀のため、おとといの夜から岡山の山間部へ。高速バス路線も廃止や変更があり、手間取りました。知らせを受けてから、一日の猶予があって助かりましたが、いざという時の準備、整えてあるつもり…

達意の文とは

高校一年の夏休みに家族旅行で琵琶湖へ行きました。二泊三日の後、京都経由で帰る前に「どこへ行きたいか」と父に聞かれて、即座に「兼好法師のお墓!」と提案しました。(こうしてみると、昔から私は、著名人のお墓巡りが好きだったようです。) 突然の思い…

シンポ・鳩山会館・谷中霊園 (5)

東京一日鳩ツアーを自主決行してから早くも12日が経ってしまいました。当日はめいっぱいのスケジュールで充実していましたが、時間がたつと(そんなこともあったなあ)という懐かしい感触。今日で、このシリーズも最終回です。 シンポジウムは、結局のところ…

マレー語 宗教文化の視点から

以下の文章は、2003年5月23日に書いたまま放置してあったものです。(ユーリ) 先頃、名古屋で催された記念行事に出席する機会があった。70代の仏教系の研究者が中心となった会合である。そこで話題にのぼったのが、現在の大学改革に対する痛烈な批判であり…

おひとりさまの老後の実態は?

もうすぐ学会発表なのですが、夫の異常勤務の名残で(参照:2010年2月22日・2月26日付「ユーリの部屋」)、しばらく準備や日課の勉強からは離れ、片付けものをしたり、のんびり他の本を読んだりして気分転換を図っています。 昨晩は、これまで集めてきたマレ…

自由に生きる

個人開設のブログやホームページを見ていて感じるのは、その人らしさや個性がくっきり出ていて、ほとんどごまかしがきかないことです。 意外性があれば興味深く思うのは当然として、正直な感想を平たく言うならば、「みんな、好き勝手に生きとる」。特に、何…

平山郁夫氏のご逝去

「朝日コム」(http://www.asahi.com) 「日本画家、シルクロード 平山郁夫さん死去 79歳」 2009年12月2日14時1分 (自作の前で語る平山郁夫さん=07年2月26日)2009年秋に開かれた再興第94回院展に出品された平山郁夫さんの日本画「文明の十字…

短い報告その1

今日買ったCDは、次の2枚です。 ・Johann Sebastian Bach, "Goldberg-Variations" Andrei Gavrilov, Deutsche Grammophon, 1993. ・『日本作曲家選輯 黛敏郎 バレエ音楽「舞楽」・曼荼羅交響曲』ニュージーランド交響楽団・湯浅卓雄(指揮)(2005年) 曼荼…

マレー語の神の名をめぐる裁判(2)

というわけで、昨日のマレーシアでの『ヘラルド』裁判で、異教徒、特にクリスチャンが、マレー語のキリスト教文献で"Allah"の用語を使うことに反対していたマレー当局や一部ムスリムの強硬な態度は、ようやく公的な裁判によって覆された結果となりました。も…