ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2009-01-01から1年間の記事一覧

人生いつでも未完成

昨日は、曇り空だったこともあり、なんだか疲れがまだ抜けませんでしたが、今日は明るい秋晴れだったため、たまった新聞の片付けや掃除や買い物や図書館通いなど、ようやく自分ペースが戻ってきました。 普段はいつでも家事ができるような格好で勉強している…

帰郷しました

東京へは、用事があれば行きますが、どうみても住む所じゃないですね。昨夜、自宅前に降り立って、そう思いました。毎度のことですが...。 こちらは、広々とした緑多き静かな環境で、毎朝毎晩、深呼吸し、湧き出る名水を飲んで暮らしています。食べ物だって…

しばらくお休みします

学会発表の準備と東京滞在4日間の予定があるので、しばらくお休みをいただきます。 10月上旬の、シンガポールとマレーシアの滞在小話は、まだ終わっていません。私にとって、いろいろ興味深い経験がありましたから、是非ともご紹介できればと思っています。 …

破れ鍋に綴じ蓋??

今日は結婚記念日12周年です。私でも、やればできるんだ、12年も続いたのだから...。 以前も書きましたが、小さい頃からよく「(そんなことでは)お見合いで断られる」とか「きっと半年でポイ捨てされる」などと脅されていたので、本当にびくびくものでした…

相手の身になること

大学病院から、主人に生じた新しい症状と、それに対応して飲む新しい薬の効能を調べるための書類が届きました。 症状に伴う時間を一ヶ月間、日誌に記入しなければならないので、少し面倒です。でも、科学性と客観性の保持のために、これは大事な務めだと思っ…

二十年  さまざまな感慨

『日経ネット』(http://www.nikkei.co.jp) 社説2 「象徴天皇」を形にした20年(11/11) 天皇陛下が即位から20年を迎え、あす、政府、民間主催でそれぞれの記念式典が開かれる。 平成の時代の流れと重ね合わせれば、「つねに国民とともにあり、国と国民のた…

鼻持ちならない 語釈

ここしばらく、思い出すだけで猛然と腹立たしくなってくることがあります。 結局のところ、語感の違いというのか、センスの問題だと思うのですが、突き詰めれば、その人の人生観や人間観が問われるわけで...。 数年前からずっと気になっていたものの、(ま、…

ドイツ再統一とバビ・ヤールと

昨日は、ベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツの再統一へと歴史が動いた20周年記念でした。この日が銘記すべきなのは、私の誕生日と同じだからということもあります。 今でも、学生時代に頻繁にドイツ語で手紙のやり取りをしていた、ベルリン、ドレスデン、ライ…

美しいベートーヴェンでした

「美しいベートーヴェンでした」 昨日の‘Meet & Greet’で、自ら右手を差し出した五嶋みどりさんに申し上げた私の言葉です。場所は兵庫県立芸術文化センター。もうこれで、4回目のご対面になるでしょうか(参考:2007年7月4日・7月31日・2008年5月25日付「ユ…

京都御所で雅楽を鑑賞

今日は、京都御所で雅楽を鑑賞し、一般公開を散策がてら楽しみました。 ちょうど秋日和のよい天気で、大勢の観光客で賑わっていました。と書くと、いかにもNHKのニュースアナウンサーのような文章ですが、本当にその描写通りでした。私にとっては、なじみ深…

シンガポールやマレーシアの諸相

昨日は、ジャワ系インドネシア人のスシロ先生から、12月に発表予定の聖書翻訳について、いろいろとご教示いただきました。 私が、自分の理解した範囲で、ダイジェスト版のように小さな文章にまとめてエッセンスを書いて送ると、一回毎に、先生が「一つだけ指…

教育に関して願うこと

「東アジア共同体」とはいうものの、まだ超えなければならない壁は高いなあ、と感じることがあります。 今回、シンガポールでは随分気分良く過ごさせていただきました。しかし、これとて、シンガポールの一人勝ちでは危険なのであって、Dが言ったように、「…

『メムリ』掲載記事から

『メムリ』(http://memri.jp) Special Dispatch Series No 2624 Nov/3/2009 「国交樹立から30年―対イスラエル正常化の是非をめぐる論争―」 キャンプデービッドの平和成立から30年。エジプトの週刊誌Roz Al-Yousufが30周年特集号を発行した。政治、経済及び…

マレーシアからの連絡

今日は冬らしい「文化の日」でした。マレーシアから、いろいろなご連絡が入りました。まずは、マラヤ大学の指導教官だったマヤ先生から(参照:2007年12月29日・2008年3月26日・4月9日・5月14日・10月14日・12月29日・2009年5月13日付「ユーリの部屋」)。新…

口髭と資料の山

...と、書いていたら、Mさんからメール。「息子は、口髭をそり落としました。理由は、本人に聞いてください」。 多分、私が何度も「ねぇ、その口髭、私の知っているサンジーフ君には余分なんだけど」と繰り返したからでしょう。いとこ君も同じように口髭を生…

分をわきまえること (2)

旅の最終日に、電話一本かけただけなのに、わざわざMさんと長男のサンジーフ君とご主人の妹の息子であるいとこ君の三人が、私に会いにクアラルンプール国際空港まで来てくれた話は、既に書きました(参照:2009年10月16日・10月26日・10月28日付「ユーリの部…

旅の思い出の定着

今年もあと2ヶ月で終わりです。今日はゆっくり週末を家で過ごし、片づけものなどに専念しました。 実はまだ、写真の整理などが終わっていませんが、旅の経験や思い出を少しずつ記憶に定着させながら、ゆっくり時間をかけるのも悪くはありません。 今日は、こ…

リスクを踏まえて前進すること

マレーシアの地方は、今どうなっているのかわかりませんが、少なくとも首都圏は、高層ビル建設ラッシュで、子どもの頃に本で読んだ「未来都市」のような見事な高架道路が街中を縦横に走り、景観は大幅に変化していました。と同時に、あまりにも「開発」を急…

女性ならではの視点を活かして

先々週の日曜日のNHKテレビ「ETV特集」では、故須賀敦子さんを偲ぶ追悼番組が放映されていました。めったにテレビを見ない生活ですが、結婚以来の毎週の習慣となった「N響アワー」の後、興味があれば続けて見ることもあります。 そこで関係識者の発言が出て…

私流 旅のスケジュール管理 

正味二週間二カ国のリサーチ旅行から帰国して、ようやく今日で二週間がたちました。 メールの山はまだ片付いていませんが、お礼状などは、ぼちぼち(と関西弁を借用)送り始めています。とにかく、家事も二週間たまり、メールのみならず、郵便物や新聞も山積…

留学についての私見

昨日は、マレーシアの政府派遣留学制度の問題点について、私的な経験を述べました。 実は、今回の滞在でも、この件が、自然と話題に上ったのです。換言すれば、それだけ、非マレー人にとっては気になる問題だということの証左です。 もちろん、自力あるいは…

それでも人生模様はさまざま

このところ、シンガポールやマレーシア関連で、威勢の良い話ばかりが続いて恐縮です。しかし、人生にはやはり明暗というものがあります。 私の記憶では今でも、指相撲をして遊んだちっちゃな8歳の男の子でしかなかったサンジーフ君が(参照:2009年10月16日…

貴重なご縁に感謝しつつ

以前から、時々マレーシアのリサーチ協力者に言われていたことですが、「外国人って、こちらが当たり前と思っていることを、わざわざ質問したり、飛行機に乗って調べに来るからおもしろい」のだそうです。日本に置き換えてみても、同じ事が言えるのでしょう…

インフルエンザ流行の今

今日と明日は、帰国後としては久しぶりに、ゆっくりとした週末になります。元気いっぱい動き回っていても、疲れが出やすいのは、こういう時。特に、インフルエンザが流行っているので、過信せず、充分気をつけなければなりません。 インフルエンザと言えば、…

『愛を乞う人』を見て

早いもので、シンガポール・マレーシア旅行から帰国して、10日ほどになります。まだ、お世話になった方々にお礼状などを出していません。というのも、写真がデジカメだけで500枚以上にもなってしまい、できるだけ安くて良心的なお店に出したものの、まだ現像…

昨日と今日の出来事

今日の午前中は、台所の整理をし、長らく使わなかった生活用品を段ボール二箱に詰めて、以前から時々関わりのある福祉施設へ送りました。こういう時、宅急便は電話一本で来てもらえるので、非常に助かります。 夕方4時から6時までは、ニュージーランド出身で…

なすがままにさせておきなさい

おとといの夜は、大阪で佐藤全弘先生のご講義、昨日は、大学病院と、時間を間違えて神戸へ出かけました。このところ忙しく過ごしています。まだ、旅の余韻も冷めやらぬままで、荷物もすべてが整理し終わったわけでもありませんが、一期一会のチャンスは逃せ…

相働きて益となる

昨日は、主人関連で、「患者と家族の友の会」に出席してきました。 大阪市北部の公的機関で開催されたのですが、道を歩きながら、昨年、シンガポールからDが同僚の先生達と来た時、(行ったこともない道頓堀やミナミではなく、キタのこの辺りを紹介したいな…

政治面で感じたこと

今回のシンガポール・マレーシア訪問で政治的に感じたのは、いわゆるオバマ効果への期待と、自民党から民主党へ政権交替したことを一つの励ましと受けとめている、一般市民の態度でした。 換金については、3年前の旅以前から手元に余っていたリンギやシンガ…

主婦が家を空ける時

帰国したのはいいのだけれど、案の定、主人の体調がすぐれず、向こうでも繰り返し言っていた「最大二週間の滞在」が限度だなあ、と再確認。基本は、食事と睡眠と安定した環境が健康維持には大切だと思いました。休みの日以外は、どうやら買ってきたお弁当や…