ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

口髭と資料の山

...と、書いていたら、Mさんからメール。「息子は、口髭をそり落としました。理由は、本人に聞いてください」。
多分、私が何度も「ねぇ、その口髭、私の知っているサンジーフ君には余分なんだけど」と繰り返したからでしょう。いとこ君も同じように口髭を生やしていました。二人とも立派な体格で、健康そうな頭脳勤労好青年に成長していましたけれども、何となく私には、縁起の悪い話ですが、二人の顔立ちを見て、高等教育を受けた中流階層出身のテロリスト青年達の顔写真を思い浮かべてしまったのです。ごめんね。そういうスタイルが、恐らくは流行りなのでしょうが...。ちょっと、それは誤解される可能性、あるかもよ。
誰とも気兼ねなく付き合うよう、昔からご両親に言われていただけあってか、案の定、「自分の友達にはいろんなヤツがいるよ。ファナティックなクリスチャンとか、さぁ」と、お母さんの前でも平気で言っていました。「え、何でファナティックな人なんかと付き合うの?私だったら、そんな人とは距離置くわね」。「でも、宗教問題は話さないよ。ただ、一緒にご飯食べたり、彼女の話したり、仕事の話したりしているだけさ」。「あ、そう?でも、気をつけた方がいいんじゃないの」....なんていう会話を交わしました。
それにしても、もし本当に、私の一言が効いていたのだとしたら、これからは、余程気をつけて発言しなければなりませんね。
ところで、昨日までは、9月中旬かと思われるほどの湿気を含んだ陽気でしたが、今日はがらりと天気が変わり、冬空に木枯らし風の様相になってきました。というわけで、まだまだ完了していなかった10月上旬の旅の資料整理をしています。夢中になっていたので気づきませんでしたが、紙というのは相当の質量があるもので、よくここまでコピーを取ったりパンフレットをもらってきたりしたんだなあ、と自分でも呆れかえっています。いろいろと助けてくださった方達すべてに感謝、感謝です。そして、荷物を見ているうちに、体の中がかっかと火照ってきて、(そりゃ、疲れたわけだ)と納得。行動日誌を別のノートに再度記入していたら、余計にどっと疲れが出てきました。
大学院を出てすぐに、続けて3年間も暮らしたマレーシアなので、あの気候が体の奥に染み込んでしまったのか、今でも、向こうに戻ればすぐに言葉も体も順応できますが、やはり初冬の日本であの情景を思い起こすと、(いつまでこれが続けられるかな)と、心配にもなってきます。
まぁ、友人やその子ども達が元気な間は、大丈夫でしょう。何とかなる、この気概で、また資料の山と格闘します。