ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

インフルエンザ流行の今

今日と明日は、帰国後としては久しぶりに、ゆっくりとした週末になります。元気いっぱい動き回っていても、疲れが出やすいのは、こういう時。特に、インフルエンザが流行っているので、過信せず、充分気をつけなければなりません。
インフルエンザと言えば、主人の同僚の娘さんもどうやら罹患されたそうです。早めの的確な診断と治療、そして、普段の規則正しい生活と睡眠、食事に留意したいものです。
今回、クアラルンプールでも、LRTというモノレール式の無運転士の電車の駅で、我が町の公共施設の入り口でも見かけるような消毒用スプレーが、テーブルに用意されているのを発見。早速、写真に撮りました。マレーシアも随分、意識が変わってきたなあ。こういう時、期せずして長く関わることになって、よかったと思えます。
また、19年前のマレーシア勤務時から預金口座を持っている日系銀行では、入り口で突然、何も断りなく、額に機械を押しつけられました。一瞬、何事かと身構えたところ、体温らしい数字の表示を見せられて、「o.k.」と。びっくりするじゃないですか。テロリストと疑われて、証拠写真でも撮られているのか、と勘違いしましたよ。一言欲しかったですね。
日本では、インフルエンザのために、学校が休校になったり、学級閉鎖のような体制をとっています。私の知る大学の催しですら、外国人を招いての講演会がキャンセルされたり、学会の懇親会にさえ細かい規制がかかっていたというのに、シンガポールでは、通常どおり、学校は続けられているとのこと。もちろん、インフルエンザにかかった場合は、家で休ませるそうですが、社会責任と称して、学校全体が、予防的に休んだり行事を延期したりはしないそうです。
さすがは、教育立国シンガポール。「欧米に追いつけ追い越せ」と頑張っていた頃の、‘古きよき時代’の日本を彷彿とさせます。ニッポン、がんばれ。この点でも、既にシンガポールに追い越されていますよ。