ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

マレーシアからの連絡

今日は冬らしい「文化の日」でした。

マレーシアから、いろいろなご連絡が入りました。

まずは、マラヤ大学の指導教官だったマヤ先生から(参照:2007年12月29日・2008年3月26日・4月9日・5月14日・10月14日・12月29日・2009年5月13日付「ユーリの部屋」)。新しく出版されたコードスィッチング(言語切り替え)に関する社会言語学の本のご紹介です。もともと、この分野に興味がありましたが、地元の母語話者でなければ到底記述が不可能だということに気づき、あきらめました。でも、先生が本を出してくださってうれしく思います。

Maya Khemlani David, James McLellan, Shameem Rafik-Galea, Ain Nadzimah Abdullah(eds.),"Code Switching in Malaysia", Peter Lang GMBH, Frankfult am Main, 2009.
次は、伍錦栄博士のオフィスから、「史的イエスに関するフォーラム」のプログラムが届きました。11月下旬と12月の二回にわたり、BBCや『ナショナル・ジオグラフィック』などが報道している「聖書外資料に基づくイエス像」の真偽について、フォーラムを開くのだそうです。この緊急性と重要性は、ムスリムと共存せざるを得ないムスリム国家居住のクリスチャンならではの必然からくるものです。いったん、報道内容を認めてしまったら、もはやキリスト教キリスト教ではなくなり、神学上、ムスリムにとっての「勝利」を意味することになるからです。
そして、マレーシア神学院のサクティさんからは、ある日本製の道具を手に入れたいのだけれども、アマゾンでは売り切れてしまっているが、何とかならないか、という相談が来ました。こちらがリサーチでいろいろとお世話になっているのだから、もちろん手伝ってあげたいのですが、その道具とやらが、私の知らない物で、主人の知恵を借りることになりそうです。
数年前までは、サリーのブラウスを作りたいから、青い布を買ってきてほしい、などと注文されたり、子どもが外国切手を集めているので、あんたとこに届く郵便に貼ってある切手を少し分けてもらえないか、とか、いろいろな頼まれ事がありました。幸い、いずれもお安いご用なので、楽しみながら応答しています。