ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

考えさせられる話

かなり前のことですが、以下のようなサイトを偶然見つけました。

ハーベスト・タイムhttp://htblog.exblog.jp/i15

ところで、イスラム教徒はどういう理由でクリスチャンになるのでしょうか。興味深いデータがあります。

 1991年から2007年までの間に、フラー神学校の異文化交流学部は、キリスト教に改宗した750人の元イスラム教徒たちの調査を行いました。その750人の背景は、30カ国、50の民族グループにわたっています。彼らがキリスト教に改宗した主な理由を9つ上げると以下のようになります。

1.クリスチャンは、説教したことを実行している。
2.クリスチャンは、婦人が対等な権利を持って、より幸せな結婚生活を送っているように見える。
3.クリスチャン同士の間の暴力は、イスラム教徒同士の間の暴力よりも少ない。
4.クリスチャンの祈りには、病人を癒し、悪霊を追い出す力がある。
5.コーランに失望感を覚えた。コーランでは、神は愛するよりも罰を与えることの方が多い。また、イスラム法を実行させるために暴力を使うことを奨励している。
6.神が夢や幻を用いて、回心へと導かれた。
7.イスラム教徒は、クリスチャンのように自分の救いについて確信を持つことができない。
8.聖書を読むうちに、それが真理であることを示された。
9.神の無条件の愛に感動した。

上記は、福音派キリスト教の共同体内での考え方であって、必ずしも公平な客観的な見方だとは言えないかもしれません。かつてマレーシアにいた頃、私の周囲には、元クリスチャンのイスラム改宗者が何人かいました。それに、上記に描写されているような「クリスチャン」が本当にもっと多いならば、さまざまな問題がより少なくなるかとも思います。

本日の英語版ブログ‘Lily's Room’http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/20090128)には、ガザ問題について、マレーシアのムスリムとクリスチャンの間で、どのような議論が交わされたかを提示しました。ご興味のある方は、どうぞご覧ください。