ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

新年おめでとうございます

明けましておめでとうございます。2009年が始まりました。皆さまにおかれましては、輝かしく充実した一年となりますよう、祈念申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、元旦の今日は、主人の実家のお墓参りに行きました。お墓というのは、その大小や戒名よりも、やはり定期的にお掃除をし、お花あるいは榊を新しく生けることが重要なのだと改めて感じた次第です。白、赤、黄、緑と鮮やかな仏花を添え、水がきれいに取り換えてあるお墓を見ると、素直に(きちんとしたいい家だな)と感じますし、枯れたまま放ってある墓石には、何か忘れられているようで、淋しいものを覚えます。私の世代では、女性にとって家の重みを敬遠する読み物が多かったように思いますが、やはりこの歳になると、家の繁栄は活気があって幸いなこととだと感じます。
今年、年賀状が予想以上に多く届きました。「また学会で会えるのを楽しみにしています」と書いてある賀状には、応援してくださることに感謝の気持ちでいっぱいですし、「ブログを印刷して送ってください」とある名誉教授から書いてあったのには、本当に恐縮しました。小学校、中学校、大学の友人からも変わらず届くのは、うれしいものです。高校が抜けているのは、多分、進学校だったので、競争をけしかけられるような毎日で、あまりいい思い出が残っていないせいもあるのかもしれません。一方、しばらく見ないうちに、すっかり大きくなって見違えるようになったお子さんとの家族写真も、楽しいものです。小さな赤ちゃんで生まれてきても、時間が経つと、ミルクを飲んでご飯を食べて、皆大きくなるんだなあって、当たり前のことに驚いています。
お墓参りの行き帰り、電車の中でもいろいろと思いましたが、平和で、誰もが衣食住の最低限を保証されていて、皆が各々に与えられた能力を活かして人生の希望をそれぞれに満たせるような、そこそこ満足して暮らしていける安定した社会がずっと続きますように、という願いが一番です。ガザの爆撃もしばらくやみそうにありませんし、マレーシアでも、カトリック週刊新聞『ヘラルド』の発行許可がようやく年末に下りたのはよかったとしても、またもや「マレー語版は外せ」という条件がついていたりして、何だかなあ、という感じです。理由は、いうまでもなく、マレー系先住民族の間でこれ以上キリスト教人口が増えてほしくないことと、マレー・ムスリムからカトリックに興味を持つ人を出したくない、ということでしょう。それに、マイノリティにあまり活発になってほしくないのだろうとも思います。分析はともかくとして、何とか解決を見てほしいものです。
今年の抱負は...

1.もっと独創的で創造的で新鮮な考え方や行動ができるようになること
2.小さくとも公共善を目指した何らかの貢献を一つずつ心掛けること
3.より楽しくおもしろい人になれるように

何といっても、日々の暮らしの基礎がちゃんとしていてこそ、自由な精神で羽ばたけるのですから、特に家の中の整理整頓(持ち物、お金、清掃、水回り、人間関係)をしっかり継続し、衣食住を健やかに整えたいと思います。
最近ふと、書やお茶をまた始めたくなってきました。前向きで意欲的な姿勢を晩年まで維持できるよう、心がけたいものです。自分のことは最後まで自分でできるように...。