ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

読書リストと演奏会の予定

昨日、近所の図書館で予約を入れた本2冊は、新聞の読書欄で見たものです。
池内恵イスラーム世界の論じ方中央公論新社2008年11月
押村高国際正義の論理講談社現代新書2008年10月
特に、池内氏の本には、恐らく私がこのブログで『メムリ』からご紹介させていただいたような、少数派のアラブ人思想家や知識人のお話が出てくることと思います。どんな人が登場するのか、楽しみです!
それから、アマゾンから先約紹介された本も、早速注文しておきました。
David Levering Lewis "God's Crucible: Islam and the Making of Europe, 570-1215",W. W. Norton & Co Inc.
ハードカバー版は、2008年1月6日に発行されていますが、ペーパーバック版は2009年1月11日発行だそうです。以前、Bat Ye'orThe Decline of Eastern Christianity Under Islam: From Jihad to Dhimmitude : Seventh-Twentieth Century”を注文したからなのですが(参照:2008年7月12日・7月13日付「ユーリの部屋」)、こういうご時世ですから、参考までに読むことにしましょう。
本当は、フランス語もスラスラ読めればいいのだけれど、と今更思います。スペイン語で、イスラミック・スペイン時代について、ぐいぐい読み込めれば、少しは補えるかもしれないのですが、どうも、マレーシア問題に関わり過ぎました、こうしてみると。でも、少しずつ、視野が広がっていくのを実感できるのは、とてもおもしろいです。一人時間の愉しみが持てる点、大人になるっていいなと思えます。
さて、今日はこれから、主人と一緒に西宮に出掛け、ヒラリー・ハーンのヴァイオリン・リサイタルを堪能する予定です。知らない曲目も入っているので、これまた楽しみです。主人は、ヒラリー・ハーンが好きなようで、前から「これ、行こうよ」と言い出しては私に却下されていました。だから、ようやくいい時間が過ごせることになるのです。よかったね...。