ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

ユダヤ教

沈黙のうちに反芻する時間を

中東情勢とイスラーム問題と言論の自由と日中韓の島を巡る問題と(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120917)....何やら、騒々しい世の中ですね? 新聞なども、気がつくと(このレベルの記事って、私が小中学生頃には確か、『小学生新聞』『中学生新聞』に…

今年のヨム・キプールは...

昨夕から今日にかけてはヨム・キプール(大贖罪)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20081007)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090404)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120916)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120922)。 昨夕は、マック…

日本文化はイスラームの一種か?

イスラーム映画なるものの騒動が、今でも続いているようですが、私としては、(このパターン、もうそうろそろ何とかなりません?)って感じ。時間とエネルギーの無駄で、飽き飽きしているんですが、そこはパイピシュ先生、胆力が違います!大贖罪日として最…

イスラーム映像と尖閣諸島

というわけで、日本時間によれば、ユダヤ暦新年となったわけですが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120916)、暦の区切りが大切な機能を果たすと同時に、普段の心がけや生き方そのものも重要だということでもありましょうか。 今朝の朝日新聞に、ネタニ…

ユダヤ暦の新年に向けて

結局、コンスタントに継続だけは心がけてきた学会発表を、今年の9月はお休みして(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120710)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120819)、長らく気にかかっていた作業に集中しました。残念と言えば残念ですが、短くも長…

現実とイメージのギャップ?

他の角度による映像から学んだ要点です。異論や反論があるのを承知の上で、そういう見方もあるのだということです。 ・ユダヤ人とはユダヤ教を実践している人のこと。 ・正統派ユダヤ教徒は、あまり「反ユダヤ主義」の危険を感じない。世俗的ユダヤ人の方が…

それにしても大変な世界...

メール・ソフトを追加したので、古いメールと新たに届くメールが二手に混在し、少し苛立っています。つまり、従来のメール箱で開封したメールは新たなメール箱には届かず、新たなメール箱を先に見て開封してしまうと古いメール箱には届かない仕組み。しかし…

膨大な書評と映像から

ダニエル・パイプス先生(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120707)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120708)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120710)の膨大な書評とテレビ出演の映像集を見ているうちに、つい夢中になって、昨晩は徹夜で過ご…

自己流サバティカル休暇

ダニエル・パイプス先生と知り合ってから、早くも半年(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120113)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120114)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120115)。さまざまな用事をとりあえず脇に置いて、無我夢中で理解に…

国際聖書フォーラムに出席して

今日は七夕の日(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20070707)。我が町には、駅前などに笹の葉に括り付けた願い事がたなびいています。一種の風情を感じさせますね。 昨晩11時過ぎに、東京から帰って来ました。一泊二日で、ホテル・ニューオータニで開かれた…

誤解された知識人?(2)

昨日の追加事項です。 例えば、バーナード・ルイス教授が「ユダヤ人だから(イスラーム解釈を)間違ったのだ」と、あるアラブ系ムスリム学者から名指しで非難されていたことについて(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/20120510)、我々日本人としては、そ…

誤解された知識人?(1)

本格的な梅雨入り模様。少し湿度が高いのは困りますが、その代わり、一日家でおとなしく過ごしました。ゆっくり片付けものをしたり、体と頭を休める時間ができることは、非常にありがたいことです。 昨日もまた、1本、パイピシュ先生(私が勝手に作ったダニ…

陰謀の渦巻く世界との対処法

2012年6月10日付「ユーリの部屋」の「コメント欄」に書いた2冊を再現します。 "The Rushdie Affair: The Novel, the Ayatollah, and the West" "The Hidden Hand: Middle East Fears of Conspiracy" 昨日は、ずっとこの2冊を読んでいたのですが、最初は笑い…

『マレー・ディレンマ』と反ユダヤ

今日はつい、ダニエル・パイプス先生のご著書二冊に読みふけってしまったついでに(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120522)、間接引用されていたマハティール元首相の『マレー・ディレンマ』のオリジナル版と邦訳版の両方から、出所を探すために、再読…

タルムード的発想

昨日の続きです。 くどいようですが、ダニエル・パイプス先生に関して、なぜこの日本でも、一部の中東研究者やブロガーから非難があったのかを考察してみると、いろいろな理由が考えられはしますが、一つには、「平和の架け橋」の内実が、ほとんど正反対であ…

日本に関心を寄せる西洋学者

昨日は、五月連休の最終日ということで、体休めと同時に、たまった仕事を片付けようと意気込んでいたのですが、結局は、目の疲れもあってか、ブログ更新も翻訳もゼロで終わってしまいました。 体を休めるには、寝転んで本を読むのが、私にとっては一番。とい…

ダニエル・パイプス先生のこと

久しぶりに、ツィッターの転載です。 (https://twitter.com/#!/ituna4011)Lily2 @ituna4011 1m Lily2‏@ituna4011 "Vixi: Memoirs of a Non-Belonger" by Professor Richard Pipes (http://www.amazon.com/dp/0300109652/ref=cm_sw_r_tw_dp_VtnPpb0NTBF4R via…

有言実行の前置きとして

昨日、ある懸案について慎重に考えていたところ、とても興味深いコラムに出会いました。 計5回のシリーズです。要約をご紹介したいと思います。私にとっては、半ば胸のすくような、これから始まる新たな課題に対する一つの有力な指針となりそうな、重要な資…

小松達也氏(英語通訳者)

(https://twitter.com/#!/ituna4011) Tweets 9h Lily2‏@ituna4011 http://www.youtube.com/watch?v=tREz22HxkuI&feature=g-all-u&context=G203cbfdFAAAAAAAADAA.英語通訳者の草分け的存在の小松達也氏。名古屋市出身で、1996年頃だったか、名古屋港の会場…

人類史の暗闇に立ち向かうこと

Lily2‏@ituna4011(https://twitter.com/#!/ituna4011) 11 March 『写真物語 アンネ・フランク』 リュート ファン・デル・ロルら(著)(http://www.amazon.co.jp/dp/4938365162/ref=cm_sw_r_tw_dp_rghxpb1RG50ZR)これも近所の図書館から借りました。小学校…

プリム祭

今晩からプリム祭。この後、エステル記を読み直そうと思っています。 このプリム祭に関して、今しがた、偶然にしては出来過ぎた、おもしろいことが発生しました。 知り合いのイスラエル女性の先生に「今、どこにいらっしゃるのかわかりませんが、私が確かに…

お雛祭りの学会発表

昨日はお雛祭り。小学校5,6年の時、3月3日には給食のお代わりは女の子優先、ということになっていました。普段は恥ずかしくてお代わりなんてしなかった私も、卵ときと色つきかまぼこの入ったお澄まし汁やかやくご飯を、列に連なってお代わりしたことを覚えて…

またもやツィッターの転載に

itunalily65Lily(https://twitter.com/#!/itunalily65) ・マレーシアで家族ぐるみで親しくしてもらっていたインド系家庭の長男君が、今年の12月に晴れて結婚することになったと、フェイスブックで母親に当たる友達から連絡があった。どうやら、主人と私を…

保守性の源流についての省察

自分で書いた英語と日本語表現は、いずれにしても、相手によりよく伝わるように工夫しているつもりですが、本音と建前を使い分けることは、文化規範としては、少なくとも行使していないと思っています。いずれはバレてしまうことですし、それよりも、自分は…

こういう議論が好き

昨日読んで、思わず大笑いしてしまった議論。私、実を言うと、こういう議論が大好きなんです。真理探究のための専門家同士の遠慮会釈なしの対等な批判精神。権威や社会的地位などはさておいて、盲目的なハッタリやお追従はなしね、というところ。 ただし、イ…

生命倫理のお話を巡って

昨日の午後は、久しぶりに京都の関西セミナーハウスへ。イエズス会司祭のホアン・マシア先生から、「生命哲学とキリスト教」と題するお話と議論(?)の時間に参加しました。 午後1時半から4時間、帰宅してみて、ぐったり疲れたことがわかりましたが、簡単に…

「白熱教室」を見て...

Twitterにも載せましたが、昨晩、Michael J. Sandel教授の"Justice: What's the right thing to do?", Penguin Books, 2009が届きました。 しばらく前から日本語訳も近所の図書館に予約してありますが、私が読む本にしては珍しく「予約待ち人数7人」と言われ…

遠距離大学通信教育

午前中、パソコンをカシャカシャ動かしていた主人が「あったよ」と言うので、ふと仕事の手を休めて画面をのぞくと、そこにはなんと、ヒューストンでの「宗教間対話」でレクチャーをしているロバート・ハント先生が映っていました。 テキサス出身なので、ブッ…

キリスト教宣教の一視点(1)

残暑お見舞い申し上げます。 暑さは残るものの、かなり朝晩、過ごしやすくなってきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。 さて、しばらくお休みしていたブログ。もっぱら、9月の学会発表の下準備をしていました。 8月7日には、故レナード・バーンスタイ…

初めに終わりを想う

明日あさってと、学会があります。以前、ある教授から「私が推薦者になってもいいから」と、入会するようお勧めいただき、それ以来のご縁です。 専門分野ではないので、もっぱら聞いて学ぶに徹していますが、大変に真剣で意欲的な発表が多くて、いい刺激にな…