ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

バーナード・ルイス

「エリヤの外套とエリシャ」

昨日のブログに続き、今回は列王記(上)19章19−21節の「エリヤの外套とエリシャ」の話をモチーフにする。 ロシア史や共産主義の専門でもないが、日本はロシアの隣国であり、日露戦争や北方領土問題でも無視できない大国のため、御子息とウェブ上で偶然にも…

イラク参戦を巡る英国報告書

フェイスブック(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima?fref=nf&pnref=story)からの転載。 イギリスのイラク戦争を巡る報告書が報道されている。こういう時、古いインタビューを訳しておいてよかったと... (http://ja.danielpipes.org/article/15251…

恐ろしい暴露話

先週末の数時間の小さな会合からようやく確認できた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160306)、恐ろしい暴露話をしようか。 1.日本有数のキリスト教系大学神学部の専任教員(複数)が、私におっしゃった。「世界史の流れ、ミッションの方向性を知りま…

バーナード・ルイス関連のメモ

再三、mugiさんブログの抜粋引用の続きを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151009)。 私も読んだ本の要約をブログで書ければいいのだが、如何せん、読みたい本が山積みで、要約している合間に次の本を読まねば、という状態。また、私が読む程度の本なら…

自信を持ち過ぎると....

(http://hirobuchi.com/archives/2015/10/post_700.html) October 09, 2015 「一億総活躍社会」は疲れないか? 一億総活躍などと唱えると、昔の首相経験者で、在任中もその後もろくなことができなかった連中が、「そうだ。俺たちもまだまだ必要とされてい…

壮大なイデオロギーのなせる業

1.ツィッターからの転載を。 (https://twitter.com/ituna4011) Lily2 ‏@ituna4011 『君主論』 (中公クラシックス) マキアヴェリ(著)池田廉(訳) (http://www.amazon.co.jp/dp/4121600029/ref=cm_sw_r_tw_dp_iRgKtb0GZMWRY … …)が届いた。権謀術数だと…

翻訳の意味について

パイプス先生、実は7月最初の一週間はエジプトにいらしたのだそうです。あの疲労困憊といった感じのラジオ・インタビュー番組は、そういう文脈あってこその会話だったということが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130713)、パイプス先生からのメールで…

ある中東歴史家の回顧

(https://twitter.com/ituna4011) Lily2 ‏@ituna4011 22s "Notes on a Century: Reflections of a Middle East Historian" by Bernard Lewis (http://www.amazon.com/dp/B00B9ZF28A/ref=cm_sw_r_tw_dp_Ct-3rb1D90VQZ …) arrived here yesterday. 昨年の5月23…

西洋におけるイスラーム

以下は、10年以上講読しているアメリカのキリスト教雑誌(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20071020)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080407)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080522)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080712)(http://d.…

一つの回顧とまとめ

さまざまな事情で、やむを得ずこれまで長年、一人で勉強を続けているので、状況把握に戸惑ったり時間がかかったりしていますが、今回の件で、鬱屈した思いが少しずつやっと晴れかけてきたような気がしています。 結局のところ、イスラームについて、さまざま…

夏の終わりに想う

この夏は、原発問題のために、節電に努めるよう広報が回ってきていたので、普段よく聴いているクラシック音楽も棚上げ。夜間に電気を使うならば何とかなる、との知恵も一緒に回ってきました。たまたま、この7月8月は、ダニエル・パイプス先生の訳業に夢中に…

人文系大学の政治的傾向

パイピシュ先生(私が勝手につけた愛称)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120612)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120616)の訳業に没頭するかたわら、いろいろなことを考えさせられています。 あの先生の場合も、特に自分の研究テーマがアイデン…

判別式

またもやパイピシュ先生(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120612)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120616)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120617)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120618)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/2012061…

現代の反ユダヤ主義と反セム主義

これで二回目(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120511)。もう一つのプロバイダーと連携させて閲覧しながら、ブログを書いていたのに、ちょっとした一瞬の操作ミスで、見事にすべて消えてしまいました。午前から数時間かけて書いていたものが、です!し…

誤解された知識人?(2)

昨日の追加事項です。 例えば、バーナード・ルイス教授が「ユダヤ人だから(イスラーム解釈を)間違ったのだ」と、あるアラブ系ムスリム学者から名指しで非難されていたことについて(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/20120510)、我々日本人としては、そ…

誤解された知識人?(1)

本格的な梅雨入り模様。少し湿度が高いのは困りますが、その代わり、一日家でおとなしく過ごしました。ゆっくり片付けものをしたり、体と頭を休める時間ができることは、非常にありがたいことです。 昨日もまた、1本、パイピシュ先生(私が勝手に作ったダニ…

ツィッターは続く

itunalily65 Lily (https://twitter.com/#!/itunalily65)・主人に言わせると、「ま、突然、ファンレターが舞い込んだようなものだからな」と。そういうつもりは全くなかったんですけど、どうも日本の一部研究者の間では、強硬右派だとかネオコンとか抑圧的な…

ツィッター文を転載しました(1)

ここ一週間、書きかけの原稿を休めて、ツィッター(http://twitter.com/#!/itunalily65)に専念していました。関係があるといえばある内容ですし、年内には片をつけたかった問題だからです。自分用にプリントアウトは持っていますが、こちらにまとめて転載し…

手間暇がかかる作業

昨日も、夢中になって調べごとをしていたら、時間がかなり経過してしまいました。2800字にまとめるだけなのに、どうしてこれほど手間暇がかかるのか.....。 作業をしながら、思い出したことがあります。 2007年の2月頃だったかと思いますが、ある会合で、東…

インターネットよりも本を

この頃、特に日本語版ブログは休みがちになっています。それというのも、パソコンの電子文字に少し飽きてしまったことと、連続して読みたい本に集中しているからでもあります。 インターネットは便利ですが、予定以上に時間を浪費することもあります。本なら…