ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2012-01-01から1年間の記事一覧

醒めた目

昨晩、二週間以上のお休みの後、ようやく最近訳した短い3本を、ダニエル・パイプス先生(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120729)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120731)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120803)(http://d.hatena.ne.jp/it…

適度な距離感が大切

昨日の補足です。 2007年3月上旬にイスラエルに滞在していた時、いささか場違いなプールに連れて行かれ、他に選択肢もなさそうだったので、そこに15分ほどいた経験があります。同行の人達も皆、その怪しげな雰囲気に閉口していたようで、「もう嫌だ」とさっ…

話題となった書を読んだ感想

ツィッターからの転載です。 https://twitter.com/ituna4011 17h Lily2‏@ituna4011 『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 1 』ジョン・J・ミアシャイマー (http://www.amazon.co.jp/dp/4062140098/ref=cm_sw_r_tw_dp_eLPgqb047P1BS …)が届いた。早速…

つい夢中になって...

ここ半年以上、ブログにはダニエル・パイプス先生の話題で占められてしまっています。もちろん、先生の方から訳業を依頼されたという予想外の出会いがきっかけです。ただひたすら黙々と翻訳だけに専念していればよいのに、わざわざ時間をかけてブログに書い…

長崎旅行から帰って

久しぶりにツィッター(https://twitter.com/ituna4011)からの転載です。 21 Jul Lily2‏@ituna4011 "Semites and Anti-Semites: An Inquiry into Conflict and Prejudice" by Bernard Lewis (http://www.amazon.com/dp/0393318397/ref=cm_sw_r_tw_dp_0Ezcqb…

気がつけば7月も下旬に

気がつくと、7月も下旬に。たまった用事が山積みで、片付け物もたくさん。 たまには違った種類の本を読んで気分転換と視野を広げないと、と思い、朝方の爽やかな風が吹く時には、そうしています。 イランの核施設問題、深刻です。日本では、愚民政策というの…

買った本の記録

ツィッターからの転載です。 (https://twitter.com/itunalily65)13 Jul Lily‏@itunalily65『フランクル回想録』 ヴィクトール・E. フランクル(著) (http://www.amazon.co.jp/dp/4393365194/ …)も、昨日入手した。久しぶりにフランクル。こういう書は落…

膨大な書評と映像から

ダニエル・パイプス先生(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120707)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120708)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120710)の膨大な書評とテレビ出演の映像集を見ているうちに、つい夢中になって、昨晩は徹夜で過ご…

帰還権の主張を振り返る

もし第三者が「和平」を手助けしようとして、「お互いを認め合って」「粘り強い対話を」と呼びかけるのであれば、対極にある主張と以下とを読み比べ、どちらに正当性があるかを判断する必要があるでしょう。 学部生の頃、どのようなグループだったか、パレス…

自己流サバティカル休暇

ダニエル・パイプス先生と知り合ってから、早くも半年(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120113)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120114)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120115)。さまざまな用事をとりあえず脇に置いて、無我夢中で理解に…

もう一度復習を

「メムリ」(http://memri.jp) Special Report Series No 34 Sep/15/2004 現代アラブ世界における改革対イスラミズム メナヘム・ミルソン ・著者のメナヘム・ミルソンはヘブライ大名誉教授(アラブ文学専攻)でMEMRIの学術アドバイザー。本稿はヘブライ大に…

日本的な平和ムードではなく

ツィッターからの転載です。 (https://twitter.com/ituna4011) 17h Lily2‏@ituna4011 "Writers on Antisemitism, Including: Dennis Prager, Gabriel Marcel, Bat Ye'or, ..." (http://www.amazon.co.jp/dp/1242719830/ …) arrived here today. 19h Lily2‏…

国際聖書フォーラムに出席して

今日は七夕の日(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20070707)。我が町には、駅前などに笹の葉に括り付けた願い事がたなびいています。一種の風情を感じさせますね。 昨晩11時過ぎに、東京から帰って来ました。一泊二日で、ホテル・ニューオータニで開かれた…

エジプト大統領選の反応

「メムリ」(http://memri.jp) 緊急報告シリーズ Special Dispatch Series No 4809 Jul/1/2012 同胞団候補の大統領選出に相反する反応 ―ロンドン発行アラブ2紙編集長の批判と支持− ムスリム同胞団のモルシ(Muhammad Mursi)がエジプトの大統領に選出され…

困難な国造りの過程で

6月30日、イスラエルの元首相だったイツハク・シャミル氏が96歳で亡くなりました。今日、埋葬とのことです(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/20120701)。 タカ派で「テロリスト」呼ばわりされていたシャミル氏。ポーランド出身で、家族を皆、ホロコースト…

通じ合うコミュニケーションとは

というわけで、外国語の問題は、おそらくは一生つきまとうものだろうと思います(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120412)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120628)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120629)。それが宿命だと最初から覚悟を決…

一見もっともらしいのだが...

ラジオのドイツ語講座で、ある女性講師が担当している番組は、聴いていてイライラさせられるというのか、やる気がそがれる感じがします。もちろん、かなり前に葉書で投書しましたが、放送が始まってしまうと、方針を途中で変えられないのか、それとも、単に…

翻訳は難しい

それにしても、翻訳とは難しい作業だなぁ、とつくづく....(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120514)。 以前も書いたように、英語で直接読むならば、仮にわからない単語があっても、何とか類推していくのと、全体の内容をつかむことが第一義なので、数分…

先入観は禁物!

先に訳出してから(http://www.danielpipes.org/10908/)、その主題となった本を入手しているようでは逆なのですが、2012年6月9日付ツィッターに書いたように、ここ数日、以下の本を読んでいます。 (https://twitter.com/#!/ituna4011) Lily2‏@ituna4011 9…

判別式

またもやパイピシュ先生(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120612)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120616)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120617)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120618)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/2012061…

庄司紗矢香さんの登場後...

音楽ジャーナリストの伊熊よし子さんのブログ(http://blog.yoshikoikuma.jp/?eid=182880)から引用させていただきます。伊熊さんに関しては、(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090705)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110924)もご覧ください。 2…

マレー語聖書の問題が一件落着

昨日、サバ州発行の『デイリー・エクスプレス』紙を読んでいたら、なんと当日付でマレー語訳聖書の問題が、一応の解決をみた、と記事が出ていました。しかも、スシロ先生のインタビューまで。 早速、英語版ブログに掲載しました(http://d.hatena.ne.jp/itun…

視点を定めて考える

「アラブの春」について。 あの地域の「変革」がそれほど喜ばしく進むとは、最初から思えませんでした。(というのは、フェイスブックなどで若者が立ち上がれるほどならば、とっくの昔に何か変革が起こるはずだからです(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20…

外の世界に関心を広げること

それにしても、英語で読むのと日本語だけの情報に頼って世界を知ろうとするのとでは、随分、内容や質が異なるものだ、と痛感。 昨日、一生懸命、夢中になって書いた「反ユダヤ主義」と「反セム主義」についても(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120620)…

現代の反ユダヤ主義と反セム主義

これで二回目(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120511)。もう一つのプロバイダーと連携させて閲覧しながら、ブログを書いていたのに、ちょっとした一瞬の操作ミスで、見事にすべて消えてしまいました。午前から数時間かけて書いていたものが、です!し…

西洋が西洋として....

ここ数ヶ月、ずっと同じ主題ばかりで申し訳ありません。実は、まだたまっている他のテーマがあるのですが、なぜかパイピシュ先生の話題に集中してしまっています(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120616)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120617)…

『隠れた手』について

ダニエル・パイプス先生の翻訳者の一人に加えていただいて早くも2ヶ月半以上(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120330)。今回、私は提出が割合に早くて、フランス語など常連さん翻訳4言語の一つに入りました(http://www.danielpipes.org/11440/)。先程…

誤解された知識人?(2)

昨日の追加事項です。 例えば、バーナード・ルイス教授が「ユダヤ人だから(イスラーム解釈を)間違ったのだ」と、あるアラブ系ムスリム学者から名指しで非難されていたことについて(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/20120510)、我々日本人としては、そ…

誤解された知識人?(1)

本格的な梅雨入り模様。少し湿度が高いのは困りますが、その代わり、一日家でおとなしく過ごしました。ゆっくり片付けものをしたり、体と頭を休める時間ができることは、非常にありがたいことです。 昨日もまた、1本、パイピシュ先生(私が勝手に作ったダニ…

陰謀の渦巻く世界との対処法

2012年6月10日付「ユーリの部屋」の「コメント欄」に書いた2冊を再現します。 "The Rushdie Affair: The Novel, the Ayatollah, and the West" "The Hidden Hand: Middle East Fears of Conspiracy" 昨日は、ずっとこの2冊を読んでいたのですが、最初は笑い…