ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

2012-01-01から1年間の記事一覧

タリバンの約束破りから

ここしばらく気になっていたことと関連して、以下のような興味深い文章を見つけました。(http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2012/10/post-491.php) 「タリバンの少女銃撃テロに民主党も共和党も黙っている理由」 2012年10月19日(金) 冷泉彰彦 パキスタ…

『日高レポート』を見る

テレビで『日高レポート』を久しぶりに見ました(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090104)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120318)。 (http://www.tv-tokyo.co.jp/hidakayoshiki/)によりますと、以下の通りです。 放送日: 2012年10月21日(日)…

愛さるるより恐れらるることを求む

ダニエル・パイプス(著)『大シリア』(オックスフォード大学出版)(1990年)を読み終わりました(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120929)。 内に秘め、繰り返し浮上するかもしれないが、歴史的な陰に消滅しかかったトピックだと当時は思われた「大シ…

カメオ出演の結果?

大統領選の追い込み二十日間を切りましたが、米国市民でもなく、選挙権もない私にとっては、どうも盛り上がりに欠けます(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121018)。 もし、オバマ氏が再選されたら、2016年の米国および世界はどうなるか、というドキュメ…

論戦華やかに

アメリカ大統領選の追い込みで、論戦がますます華やかになってきた頃です。 これまではずっと結果だけを知ることに努めていましたが、今年初めからの「パイプス効果」で、今では私もすっかり興味深く眺める習慣がつきました。 以下の論戦を見ていると、オバ…

イランと日本の核意識の相違

久しぶりに「メムリ」からの引用です(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120712)。「メムリ」(http://memri.jp/bin) 調査および分析シリーズ Inquiry and Analysis Series No 888 Oct/14/2012 「核武装境界国になるイラン」 A・サヴィヨン(MEMRIのイラ…

オリーブの木

パレスチナとイスラエルの紛争問題で、最近、NHKテレビでも話題になった「オリーブの木」があります。 入植地のイスラエル人が、パレスチナの農民が大切に育ててきた生活の糧のオリーブの木を、ブルドーザーで根こそぎ取り除いてしまったという話です。 この…

過去9ヶ月を振り返ってみると

このところ、訳文はせっせと送り続けているのですが、どういうわけか、ユダヤ暦のお正月が終わり、シムハット・トーラーが済んで数日経つのに(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121005)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121011)、ウェブ上のアップ…

米国の出版物の話

『ワシントン・タイムズ』というアメリカの日刊紙に、ダニエル・パイプス氏は長らく定期的にコラムを寄稿されています(http://www.danielpipes.org/articles/?&order=publication&order_type=SORT_ASC&group=TRUE)。 ところが、この新聞、かの著名な『ワシ…

タカ派時代が平和を...

左派と右派のイデオロギー上のあり方と国の動向について、よく主人と話すのですが、学校時代は単なる違和感で済んだとしても、歳をとるにつれて、「血は争えない」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20091019)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110502…

多様性を踏まえた上で立場を決定

エルサレムに住むレヴィ君から(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120916)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120922)、スコットの祝いの写真が送られてきました。 「うちのテラスから撮った写真だよ。興味あるかと思って...」。 日本の七夕みたいに、…

五月雨式の時間差を超えて

ダニエル・パイプス先生と知り合ってから、もうすぐ9ヶ月になろうとしています(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120114)。 お父様のリチャード先生は89歳とご長寿ですが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120124)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily…

早くも10月

早いもので今日から10月。今年は旅行や演奏会など楽しいこともあった反面、何やら重苦しく騒々しい側面が生活の中に入り込んで来て、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 結局のところ、秩序の維持が大事だということです。そして、無理をせず、自分の…

沈黙のうちに反芻する時間を

中東情勢とイスラーム問題と言論の自由と日中韓の島を巡る問題と(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120917)....何やら、騒々しい世の中ですね? 新聞なども、気がつくと(このレベルの記事って、私が小中学生頃には確か、『小学生新聞』『中学生新聞』に…

五嶋みどりさんの夏

昨晩は、9月23日にビデオ録画しておいた『五嶋みどりがバッハを弾いた夏2012』を見ました。 実は、京都の西本願寺にも来られていたとは前から知っていたのですが、当日、雨降りだったので(楽器の調子や音響や人出は大丈夫なんだろうか)と密かに心配してい…

今年のヨム・キプールは...

昨夕から今日にかけてはヨム・キプール(大贖罪)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20081007)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090404)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120916)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120922)。 昨夕は、マック…

首尾一貫性と曖昧さの間で

涼しくなって集中力が続くようになり、目が疲れない限りは、ひたすらここ10日間、黙々と訳文に励んでいる日々なのですが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120916)、相変わらず、倦まず弛まず仕事を続けるダニエル・パイプス先生の胆力は、実にたくまし…

日本文化はイスラームの一種か?

イスラーム映画なるものの騒動が、今でも続いているようですが、私としては、(このパターン、もうそうろそろ何とかなりません?)って感じ。時間とエネルギーの無駄で、飽き飽きしているんですが、そこはパイピシュ先生、胆力が違います!大贖罪日として最…

イスラーム映像と尖閣諸島

というわけで、日本時間によれば、ユダヤ暦新年となったわけですが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120916)、暦の区切りが大切な機能を果たすと同時に、普段の心がけや生き方そのものも重要だということでもありましょうか。 今朝の朝日新聞に、ネタニ…

ユダヤ暦の新年に向けて

結局、コンスタントに継続だけは心がけてきた学会発表を、今年の9月はお休みして(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120710)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120819)、長らく気にかかっていた作業に集中しました。残念と言えば残念ですが、短くも長…

穏健なムスリム同胞団?

ムスリム同胞団についての話題です。 過去、言及したことのある「ユーリの部屋」は、次をご覧ください(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080421)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080512)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080913)(http://d.h…

夏の終わりに想う

この夏は、原発問題のために、節電に努めるよう広報が回ってきていたので、普段よく聴いているクラシック音楽も棚上げ。夜間に電気を使うならば何とかなる、との知恵も一緒に回ってきました。たまたま、この7月8月は、ダニエル・パイプス先生の訳業に夢中に…

いつまで‘先進国’気分なのか?

2012年3月29日付のツィッターからの転載です。 (https://twitter.com/ituna4011) 29 MarLily2‏@ituna4011 "Economic Origins of Antisemitism: Poland and Its Jews in the Early Modern Peri..." (http://www.amazon.com/dp/0300049870/ref=cm_sw_r_tw_dp…

現実とイメージのギャップ?

他の角度による映像から学んだ要点です。異論や反論があるのを承知の上で、そういう見方もあるのだということです。 ・ユダヤ人とはユダヤ教を実践している人のこと。 ・正統派ユダヤ教徒は、あまり「反ユダヤ主義」の危険を感じない。世俗的ユダヤ人の方が…

それにしても大変な世界...

メール・ソフトを追加したので、古いメールと新たに届くメールが二手に混在し、少し苛立っています。つまり、従来のメール箱で開封したメールは新たなメール箱には届かず、新たなメール箱を先に見て開封してしまうと古いメール箱には届かない仕組み。しかし…

圧倒されながらも学ぶ

今年は、9月の恒例の学会発表も出席も、見送ることにしました(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120710)。 残念と言えば残念ですが、すっかりたまってしまった資料整理をすることと、この時期にパイプス翻訳をある程度集中してまとめておきたい、という…

いわゆるマイノリティの強み

昨日は、所属学会の先輩女性研究者から紹介された、中国在住のアメリカ国籍の男性研究者と京都でお会いしました。 その方は、二つ目の博士論文をドイツの大学で書く予定だそうですが、過去、ある程度の年数をシンガポールで暮らしていたそうで、マレーシアに…

頼もしくも茶目っ気のある先生

パイピシュ先生(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120811)って、やっぱり頼もしくて、いい先生です!もっと早くから知り合いになれればよかったのに、それだけが残念! 30代から40代初頭ぐらいまでのお写真や映像を拝見する限りでは、若い頃のシューベル…

人文系大学の政治的傾向

パイピシュ先生(私が勝手につけた愛称)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120612)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120616)の訳業に没頭するかたわら、いろいろなことを考えさせられています。 あの先生の場合も、特に自分の研究テーマがアイデン…

目に見えない不思議な結びつき

昨晩も、5本の翻訳を送信。ここ3日間で、11本提出。7月中旬からしばらく止まっていたので、まずまずでしょうか。 パイプス先生は、いつでも「すばらしいね」「すごいね」のオンパレード。とっても喜んでくださり、何を訳しても、そのまま受け取ってください…