ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

今日の出来事

今日は久々に、いろいろな場所へ用事で出かけました。
まずは、主人の特定疾患の更新のための事務手続き。午前中の終わり頃に行くと、待ち時間がほとんどなくて済みます。「奥さん、すごく頑張ってはるんやねえ。一般社会はそれ認めると思うけど、その大学とか学会とかで、わかってもらえへん人がいたらしんどいわねぇ」と保健師さんに言われて、ほっとしました。一年に一回の恒例行事ですが、こうして支えていただける制度は、本当にありがたいものです。バウロのトゲじゃありませんけれど、何かがあって初めて見えてくる社会の支援仕組みってありますよね。誰だって、好きで病気になっているわけではないのですから...。
その後は、京都へ行って、独身時代の銀行口座の解約手続きをしました。話そのものは3月に済んでいたのですが、それだけのために京都の銀行支店まで赴くというのも何かと面倒だったのと、我が家から京都へは簡単に行けるのに実際にはなかなか行けない事情が続き、今日になってしまったのです。ただ、すべて電話で手続きを予め聞いておいたので、ものの30分で済みました。解約時の行員の対応で、その銀行の印象がはっきりしてしまうものですが、さすがは吸収合併を重ねた日本有数の大銀行の一つだけあって、丁重でした。同時に、時代の変遷も感じました。私の学生時代までなら、この系列の銀行は、もっと緊張してパリパリとした雰囲気があったはずなのですが、いいことなのかどうか、よくわかりませんけれども、今はスタッフを見ても客層を見ても、非常にリラックスした感じです。ともかく、つかえていた用事が無事終わってすっきりしました。
それから、久しぶりに某大学の図書室へ資料を見に行きました。なんと、探していたジャーナルが今年分は見当たらないというのです。あらら。仕方なく、英語圏、ドイツ語圏、日本語圏のジャーナル一覧をざっと見て、各種新聞の見出しをチェック。一冊だけ、書庫から本を出していただき、部分的にコピーをとりました。
雨が降ってきたため急いで早めに退散。我が町で日用品の買い物をし、荷物が多かったのと雨が降りそうだったので自転車は駅の駐輪場に置くことにして、バスで帰りました。
帰宅すると、学会誌が届いていました。私の名前も、プログラム上と2編の発表要旨の3箇所に載せていただいています。ようやく、遅がけの第一歩を踏み出したというところでしょうか。まあ、受け入れていただける場で頑張るしかないですね。
また、マレーシアから『ヘラルド』も無事届きました。秋に延期された高等裁判所の判決には、どうもマレー・ムスリム勢力が土壇場になって加勢され、カトリック大司教はシク組織代表と共に、孤軍奮闘しなければならなくなりそうです。たぶん、こんなことになるだろうと予想はついていたのですが。これも、マレー人の考え方に加えて、イスラームの論理ともとらえた方がわかりやすいかもしれません。

今、ラジオでバッハのイタリア協奏曲が流れています。私も中学生の頃に練習した曲です。なつかしいですね。