ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

ユダヤ人

今後をどうするか?

ここ数日、一気に涼しくなったのはありがたいのだが、現状および今後をどうするか、積ん読状態だった本を読みながら、ぼんやりと考えている。 1.日本 どうも、近隣諸国からの反日言論と、それに対する日本側からのアンチテーゼが相俟って、何やらきな臭い…

メナヘム・プレスラー

1.http://www.newsdigest.de/newsde/regions/reporter/berlin/5786-972.html ピアニスト メナヘム・プレスラー 21 Februar 2014 Nr.972 文・写真 中村真人 メナヘム・プレスラーというピアニストをご存じでしょうか? クラシック音楽に興味がある人でも、誰…

選択の過ちが招いた敗戦

というわけで、終戦記念日ならぬ敗戦記念日(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080815)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20100815)。敗戦とは、英米アングロサクソンに負けたのではなく、自国の判断ミスと選択の過ちが招いたものだ、ということ(http:…

改めて仰天したこと

以前からインタビュー記事で知ってはいたが、改めてびっくり仰天したことを数点。1.1996年にチェコのプラハで、ダニエル・パイプス先生が故マーガレット・サッチャー氏と二人で並んだ記念写真。サッチャー氏の強気の改革路線がパイプス先生の思想と合致す…

広島の原爆記念日の雑感

広島原爆記念日。 日本で平和教育が浸透しているのは充分首肯できるところであって、記念日ならずとも、日々心の片隅に破片のように突き刺さっている。ここ数年は、特に沖縄(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110323)、広島(http://d.hatena.ne.jp/itun…

日本人で得すること

『時事ドットコム』(http://www.jiji.com)反ユダヤ主義拡大の兆候=抗議行動が激化−ドイツ 【ベルリン時事】イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの軍事作戦で、多数の死者が出たのを受け、ドイツでイスラエルに対する抗議行動やユダヤ教を標的とした暴力…

ウィーゼンタール・センター

(http://www.youtube.com/watch?v=k4OsfJYW0gw&feature=em-uploademail) エイブラハム・クーパー サイモン・ウィーゼンタール・センター副所長 2014.7.24 Rabbi Abraham Cooper, Associate Dean, Simon Wiesenthal Center 国際ユダヤ人権組織「サイモン・ウ…

インテリだから左派?

昨日、主人と話していたら、「それ、文系の人の言っていることが本当だとしたら、よっぽどおかしな考えだよ」と言われた。 昨日のブログ“Forward”と関連するが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140718)、私がマレーシアを勉強し始めた頃、「貧しい人々…

左派ユダヤ系出版物“Forward”

“Forward”というユダヤ系の出版物がアメリカにある。『前進』という意味からもうかがえるように、左派系出版物だということは、すぐに想像がつく。社会主義思想のオバマ氏が第二期大統領選のキャッチフレーズにこの語を連発していたことからも、その傾向がわ…

左派の反イスラエル傾向

前回のブログでは(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140715)、疲労困憊でいささかうんざりという状況だったのだが、今日は、勇気づけられる引用を。 (http://www.logos-ministries.org/blog/?p=5676) 「イスラエルを祝福する」は偏愛ではない 投稿日時…

想像の域を超える中東情勢

ハマスとイスラエルの攻撃戦が始まってしばらく経つが、何だか(中東って、どうしていつもこうなの?)と、ひどく気が沈んでしまうこの頃。 私の学生時代には、東南アジアや中南米もそんな感じだった。日本の若者としては、ごちゃごちゃしてわかりにくい紛争…

七夕の日に寄せて(2)

かくして二年半ほど(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120114)、本ブログで、ほぼ毎日のように飽きもせず、無償ボランティアのパイピシュ応援団を買って出ているのだが、その効果はいかに? ここで、熱心な読者の方達へ、ちょっとした秘話をご披露しよう…

アメリカで撮った写真から

昨晩やっと、4月の二週間で撮った945枚ほどのアメリカ滞在中の写真から(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140508)、一緒に写っているものを選り分け、それぞれの方達に各ドロップボックスで送った。 帰国後しばらくしてから、今まで通りにメール添付で送…

マキャベリの『君主論』から

故バリー・ルビン先生(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130503)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130925)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140204)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140205)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140214…

シャロームTVの放映

昨日書いた、『シャロームTV』が今放送されたところです(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140624)。インターネットで公開されていますので(https://www.youtube.com/watch?v=fqpVmaO8jUE)(注:こちらのアドレスは閉鎖された模様。http://blip.tv/sha…

アメリカのテレビ番組に初参加

ところで、初めて一人で訪問したニューヨークで、初めて訪れた婦人共和党倶楽部で、初めて参加したアメリカのテレビ番組...やっと待ちに待ったご連絡が届きました!(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140510)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140518…

昨日の続き

イラクなどが大変な状況にあるので、昨日のような内容(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140616)に対して、お返事がいただける可能性はないとあきらめてはいるが、聞いてもらえるかどうかは別としても、一応、こちらから言うべきことを、言うべき時に伝…

我々の後学のためにも

本人の気質や性格、そして巡り合わせの運不運、そしてやり方というものが、人生のあり方を決定する。 非専門家なのでよくわからないことが多いものの、若い頃のダニエル・パイプス先生の中東分析の長文の論考を読んでいると、ほろ苦くも華やかな知的経歴・政…

‘落武者’先生が日本へ来た?

...ということが、七年以上も経った昨日になって判明した。 私としては、その先生のおかげで、アメリカの名高い機関の図書室で資料閲覧させていただく道を開いていただいたこともあり、何とも心苦しいところだが、事実は事実だから仕方がない。それに、私が…

“Skin-deep modernisation”

嘘っこStap細胞事件や、盗んだ複写文章の寄せ集め博士論文事件など(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140315)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140320)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140326)、やはり『アンネの日記』事件(http://d.hatena…

居座る外国人教員の再考

結局は、古い概念のようだが国民国家を標準とし、国力の総体を考え合わせて、当該地域の中心となるべき国を設定し、国際秩序を保つことで世界の安定に寄与しようということなのだ。1648年のウエストファリア条約云々を盛んに持ち出していた大学の先生がいた…

言語道断も甚だしい

何だか最近、変な人々が世間を騒がせていて、日本に住む日本人として非常に恥ずかしい。これは個別問題というよりも、そういう人々を生み出した社会全体の氷山の一角だと考えたい(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20091218)。 『アンネの日記』事件も(ht…

知的詐欺は許さない

パイプス家が、親子揃って紳士学者であるのみならず、良き教育者でもいらっしゃることは、知り合ってすぐに気がつきました(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120505)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120924)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/201…

『アンネの日記』事件その後

本件は事件解明がかなり遅いですねぇ。(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140222)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140224)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140225)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140226)(http://d.hatena.ne.jp/itu…

日本が孤立しないために

昨日の日本の国会中継で「このままでは、日本はイスラエルのように孤立する」と言った人がいたそうです。その一方で、昨今、韓国や中国が盛んに「(戦後問題については)ドイツを見習え」と主張してくるとも聞いています。ところで興味深いのは、そのドイツ…

しかし気になるこの事件

しかし気になりますね、この事件(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140222)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140224)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140225)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140226)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily…

拡大する被害発見

1. 『NHKニュース』(http://www3.nhk.or.jp) (1) 「アンネの日記」関連本 被害80種類に 2月25日 東京の公立図書館で、「アンネの日記」などのページが破られているのが相次いで見つかった事件で、被害を受けた本は、アウシュビッツ強制収容所に関係する…

発想の逆転

『読売新聞』(http://www.yomiuri.co.jp) 「アンネ関連本、イスラエル大使館300冊寄贈へ」 東京都内の公立図書館などでユダヤ系ドイツ人少女アンネ・フランクが書いた「アンネの日記」や関連書籍が相次いで破られていることを受け、在日イスラエル大使…

日本の近代化は皮相なのか?

『アンネの日記』被害について(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140222)、ユダヤ系の英語のメーリングリストを読んでいたら、気になるコメントを出していた女性が一人いました。 「要するに、日本が近代化したっていっても表面(字義通りには「皮膚の厚…

『アンネの日記』の甚大な被害

それにしても甚大な被害。誰がしたんでしょうか?報道によって、被害冊数にバラツキがある点、よろず細部に丁寧さを求めるはずの日本らしくないと思います。(後注:1は250冊以上、2は220冊ほど、3(1)は288冊、(2)は306冊、4は265冊です。いずれに…