ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

私はどこに属するのか?

昨日は、三回目の出席となった名古屋大学の関西支部同窓会に(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130519)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140518)。場所は中央電気倶楽部。女性の出席は私を含めて二人のみで、白髪頭のおじさま方中心。
ノーベル賞受賞が6人輩出された名大とのことで、京大や阪大が幅を利かせている関西において、一歩控えて地味だが、まさに威風堂々よろしく、華やかな雰囲気が演出されていた。でも、私にとっては何だか醒めた気分。非同窓生扱いされそうだが、所詮むくれ気味の文系だし、過去の栄光を今振り返ってみても、という...。それに、世界レベルでは、たった6人しか出ていないなんて....。
内向き話としてはいいんでしょうが、やはり新学長のお話を伺うと、今と今後が大学にとって非常に厳しい状況で、生き残りをかけて、アジア進出を狙っているとか。
しかし、マレーシア支部を交渉中というのは、何とかならないのか?その理由は、昨年と全く同じ。
また、日本IBMのお話も、いかにもグローバル対策としては前向きで明るく斬新だったが、アメリカのリベラル系の影響が濃厚な、新奇な試みという感じ。質疑応答も活発だったものの、今ひとつ日本社会内での実現に向けては、心理的文化的に、二の足を踏みそうな印象だった。
この同窓会に参加する理由は、やはり母校の動向に懸念を感じるからである。私にとってはどうも、一回り、あるいは、半周ずれた歩みをしているように思われてならない。
ただし、雰囲気は好きだ。出席者は戦後の日本社会を担ってきた理系が中心で、それに法学部と経済学部が混じり、大半が昭和時代の卒業だから。質問の仕方も非常に要領を得ており、現実主義で、いい意味でのエリート気風が感じられるからだ。
私は一体、どこに属するのだろう?