ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

東京から帰ってきました(2)

30分ほど前に東京から帰ってきました。早朝時間ですが、もう蝉が鳴いています。早起きだねぇ....。
今回は、新幹線を使わずに、8月1日の夜、京都駅前から夜行バスに乗って東京に向かい、神田のホテルで一泊して、3日の夜、また夜行バスで京都に戻ってくるという「強行軍」でした。事前に予想していたよりは疲れていないのですが、心配していた台風も直撃を免れたし、留守番をしてくれていた主人の二日分の夕食も、たまたま職場の宴会が二日続いたとのことで、タイミングとしては本当にラッキーでした。無事に過ごせる/たことへの感謝として、2日と3日に、聖イグナチオ教会での夕方のミサに出ておいてよかった!プロテスタント教会では、こんなわけにはいきません。そう言えば、平日のミサでは、献金もなかった...。それに、今回の東京滞在の目的である、新渡戸シンポジウムも、世界中からあれほど大勢の講演者と発表者を集めて、参加費は無料だったのです。別にそれを期待して計算していたわけではありませんでしたが、結果的に、かなり‘格安’の東京出張(?)となりました。

初めて神田のホテルに宿泊してみて、とてもよかったです。東京駅から非常に近くて、シンポジウム会場へも短時間で着くのは、非常に好都合でした。各部屋にシャワールームがない代わりに、男女別の大浴場とサウナが設置されているのですが、何よりありがたかったのは、到着直後と宿泊の夜と翌日の早朝の計3回もお風呂を使わせていただけたことです。夜行バスですから、出かける前にシャワーを浴びていても、夏期なので汗ばむし疲れます。(せいぜい荷物を預ける際に着替えでもさせてもらえたら感謝!)と思っていたら、「お風呂もどうぞ」と言われて、チェックイン前なのに早速利用させていただきました。温泉風でとっても気持ちが良くて快適!ビジネスマンもよく利用しているというネット上のコメントは、まんざら嘘ではありませんでした。

シンポジウムの感想は、また日を改めて書こうと思いますが、いい会場を使用しているのに「敷居が低い」というのか、全体的に、リラックスした雰囲気だったのがよかったです。主催者が十数年前からの知り合いだったことが一番大きいのですが、その他にも、佐藤全弘先生や田中克彦先生や原聖先生や平高史也先生や庄司博史先生など、以前からお馴染みの先生方(と言っても「私にとっては」の話で、先生方は私をご存じないのですが)もご参列だったことが功奏していると思います。それに、このブログ日記の開設当初にご登場いただいたS子さん(2007年6月24日・6月26日)と、ようやく初めてお目にかかれました!!

ただ、どちらかといえば一種独特の雰囲気を持つ会合だったとは言えます。それは、エスペラントが使用言語に含まれていたからでしょう。それこそがこのシンポジウムのまさに主目的なのですが、エスペラントについては、私的に少し書かせていただきたいことがあります。その推進理念と実践家には、昔から敬意を表していて、決して批判的ではないし非難するつもりもありません。しかし、私はエスペランティストではありませんし、将来も、残念ながらエス語を学ぶことはないでしょう。それにはそれなりの理由があります。その点も含めて、今回のシンポジウム全体に関して、私なりのコメントを綴らせていただこうと思います。まずはちょっと一寝入り....。