ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

インドネシア

サバ神学院から本が届きました

昨日は、サバ神学院から、また本が一冊届きました。これは、1998年出版のマレー語と英語の二言語で書かれたキリスト教神学論文集で、特に社会面に重点が置かれた考察です。実は、2000年11月に、マレーシアからシンガポール聖書協会を訪問した私の…

メイド考

2007年9月11日付『朝日新聞』朝刊には、マレーシアで昨今問題になっているメイドに関する虐待行為が、大きな記事(「犯罪:家政婦虐待−成長おごり 出稼ぎ標的」)になって掲載されていました。これは、出勤前の主人が見つけてくれたものです。東南アジアでは…

マレーシアとキリスト教

昨日は、オーストラリアから文献が一冊届きました。スシロ先生が送ってくださったもので、インドネシア聖書協会(Lembaga Alkitab Indonesia)出版のジャーナル“Forum Biblika”の1998年版バックナンバーです。内容は、聖書翻訳の技術面や聖書関連文献の書評な…

スラバヤの思い出

もうすぐキリスト教史学会の大会発表なのに、夏休みということで、本当に勉強と準備をお休みにしてしまいました。子どもの頃の「夏休みの計画」を思い出してみましょう。「目標」の欄に「毎日規則正しい生活をする」「朝の涼しいうちに勉強する」と書き記し…

マレーシアが取り持つご縁

今日から8月。時のたつのは本当に早いものです。「ユーリの部屋」も、おかげさまで開店以降、営業は順調で、すっかり日課の一部となりました。 ただ、今晩から4日の朝まで、東京出張(?)のため留守にしますので、しばらくお休みをいただきます。ご了承くだ…

マレー語社会での呼称について

今日の午後は、更新パスポートを取りに大阪へ出向く予定です。どんな風に出来上がっているか、楽しみです?!スシロ先生から再びメールが届きました。カイロでの会合を無事に終えて、今はブリズベンで、ほっと一息ついていっらしゃるところのようです。お疲…

出会いと縁(えにし)

昨日の午後は、雨の中を久しぶりに同志社大学神学部の図書室へ行き、文献と新聞のチェックをしました。青春真っ盛りの匂いと活気が充満していて、やっぱりキャンパスだなぁと、若さに圧倒される思いでした。キリスト新聞には、「国際聖書フォーラム2007」の…

インドネシアとシンガポールと...

このブログ日記を書く前に、今朝方、韓国聖書協会の総主事でいらっしゃるミン先生から、昨年6月初旬に届いたメールを読み直してみたところ「自分の研究に対してさらに献身的に取り組み、国際社会に向けて、その結果を報告するよう、心より望みます」と書かれ…

インドネシアの聖書協会

今年、インドネシアから来られた総主事は新任のDuta Pranowo先生で、スシロ先生と同じくジャワ系の方でした。レセプションの時、スシロ先生が「ユーリはマレー語がわかるんだ」とうれしそうに紹介してくださったのが、とても面映ゆかったです。 マレー語の聖…

アジアの聖書協会総主事(後編)

出だしから、話はいきなり来年に飛びますが、ネット版キリスト教系新聞の記事によれば、次回の国際聖書フォーラムのテーマは「聖書翻訳について」だそうです。ますます楽しみ!!別に依頼したわけでもないのに、気がついたら、自分のテーマに深く関連する形…

アジアの聖書協会総主事(前編)

国際聖書フォーラム2007に関して、ようやく核心の話題に近づいてきました。これまでの日記では、余計なことを書いているようでも、少しずつ伏線を張り、連関を持たせながら、中心に向かっているつもりです。一見、狭い世界の話ではありますが、すべてのもの…