「お気に入り」リンクの整理をしました。案外に時間のかかるもので、並べ替えと同時に、気持ちの整理にもなりました。
しばらくご無沙汰しているうちに消えてしまったサイトも少なくありません。だからといって、毎日サイトに張り付いてチェックし、気になった部分をプリントアウトするのも時間とコストの無駄。溢れるような情報の波と、どのように格闘していくか、整理術が問われそうです。
改めて確認したのは、一つのテーマに関して、その種の本をある程度まとめて読むのと、ネット情報だけで大筋を把握しようとするのとでは、全く違うということです。テーマにもよりますが、私の守備範囲でいくならば、まずは文献で基本を固めてからネットを用いた方がスムーズにいくことも多いと思います。
マレーシアに関しては、クアラルンプール市内の書店で、2000年ぐらいから、突然のように書籍があふれかえるようになりました。昔は、読むものがなくて困っていたぐらいなので、それと比べれば、雲泥の差です。とはいえ、量よりも質に問題のあるものも同時に増え、要注意。一体何が言いたくて、こんなに長々と議論しているのか、と思われるものも少なくありません。
特に「神の名」をめぐる問題については、キリスト教側もムスリム側も、互いに負けてはいられないようで、延々と意見提出が続いています。リストだけは昔からつくってあったのですが、先行見解を調べずに、自分達の思いつきのような感じで意見を述べていて、読まされる方はうんざり。ぐるぐると、よく飽きもせず同じことを、と驚きます。
もっと建設的に考察すべき、重要な問題を抱えているはずなのに、気がつかないのか、結局は暇つぶしなのか、一体、どうしたのでしょうか。
