イスラーム下で抑圧される人
フェイスブックの転載から。但し、ブログのアドレスを後に追加した。
(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)
以下の話は、2001年頃から2008年頃まで毎年、私がマレーシアに関して、某所で発表してきた内容とほぼ同じです。
それで今、池内先生にお尋ねしたいことは(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161125)、その頃から私が研究会や某大学で発表してきたことに対して、「何が言いたくて、そんな発表しているんですか?」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20100222)「ここはゼミじゃないんだから、毎回、発表するな!」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080310)「こっちの知らない内容を発表されても、コメントの仕様がないんだよね」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20070926)「もう、あなたの発表なんか、聞きたくない!」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130503)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160802)「そんなことやって、将来どうするんですか?」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150405)「あなた、そんな内容だから、いつまでたっても大学の先生になれないのよ」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20091130)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20100111)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20111029)などとコメントしてきた研究者の大半が(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141204)、今や立派に国立大学の専任教授に近い立場や国立系の研究所の要人を占めている現実を、同僚としてどうお考えなのか、ということです。
ドイツ文学を巡るお父様の文章や、母校で宇宙物理学の教鞭をとっていらした叔父様の新聞記事などを、学生時代から見上げるような思いで拝読していた私にとって(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150316)、気がついたら、ご子息先生がイスラームに関して文筆活動を華々しく開始されていたのです。まさに時間的に肩透かしを食らった気がしてなりません。
私は不平不満を言っているのではありません。運命とは冷酷なものであるとは承知しております。また、要領が悪かったのだ、と言うことも出来ます。でも、東大は日本の知性の最高峰であっていただきたい。なぜ、東大出身者が、こちらの小さくも懸命な研究作業を見下げて、人生行路さえ潰す権利があるのでしょうか。東大の卒業生ともあろう方々が、なぜ私が知っている基本事項さえご存じなかったのでしょうか。
私は、自分の人生の残り時間で、是非とも真っ当なご回答を伺いたいと願っています。
Satoshi Ikeuchi
コーランを異教徒が正しく引用して異教徒に対する抑圧性を論じると「侮辱」とされ実際に抑圧されるというジレンマ。これが起訴されたのは大きな話なので、背後に政治的な暗闘がある、といった解説はそれはそれで意味はありますが、教義そのもの、主要な解釈そのものが、異教徒との平等な共生を規定していないことはそろそろ認識すべき。イスラーム法の適用が限定的とされてきたインドネシアにまでこの問題が及ぶようになってしまっていることは、日本も深く受け止めるべきでしょう。
宗教冒涜罪で首都知事起訴=「反イスラム発言」と認定−インドネシア
【ジャカルタ時事】インドネシア検察当局は1日、ジャカルタ特別州のバスキ・プルナマ知事を宗教冒涜(ぼうとく)罪で起訴したと発表した。知事は反イスラム発言…
newspicks.comユーリ:Thank you, Michael!
ユーリ:2004年から2006年までの同志社神学部も同罪。但し、同志社は私学であること、既に逝去された新約学の名誉教授が御茶ノ水駅で何度も平謝りに謝られたこと(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141010)、教員の全員が同じ考えではなかったことなどから、別扱いに考えている。
ユーリ:それに、いわゆるN氏のことが2014年秋に世界中で広く報道されたので(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141011)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141012)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160122)、一つの決着がついたと思う。
ユーリ:しかし、進行性難病患者を抱えて、来年はないかもしれない、という必死な思いでいたあの頃(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20070708)、一歩間違ったら闇に葬られていたかもしれないという感覚は、今も消えることはない。
ユーリ:人の人生を勝手に潰す権利は、誰にもないのである!
(転載終)
私のフェイスブックにしばしば登場する上記の「マイケルさん」は、エジプトのコプト系で(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080513)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080709)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130516)、今はカナダ在住。2015年春のネゲブ・イスラエルの旅の時(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150511)、パイプス旅団でご一緒した方です。エイラートでは夕食をご馳走になり、いろいろとお話を伺いました。日本の仏教(日蓮宗だったか?)にも親しみを持っていて、愛嬌のある、おもしろい方です。
コプトは原エジプト人とも呼ばれ、マルコ福音書に縁のある使徒がエジプトのアレクサンドリアでイエスの福音を伝えたという、古代キリスト教を具現されている共同体です。国連の故ガリ事務総長がコプト系だったことは広く知られた事実ですが、ガリ氏の奥様はユダヤ系で、そのご縁でなのか、若き日のダニエル・パイプス先生はガリ氏とエジプトで面識があったそうです(http://www.danielpipes.org/6321/boutros-boutros-ghali-support-algerian-government)。エジプトにいた頃はコプト共同体の人々と親しくされ、非常に強い印象を持たれたようです(http://ja.danielpipes.org/article/12018)。論考文やブログにコプトがよく登場するのも(http://ja.danielpipes.org/article/12096)(http://ja.danielpipes.org/article/12221)(http://ja.danielpipes.org/blog/12653)(http://ja.danielpipes.org/blog/12925)(http://ja.danielpipes.org/article/13097)(http://ja.danielpipes.org/article/13314)(http://ja.danielpipes.org/article/15379)(http://ja.danielpipes.org/article/15467)(http://ja.danielpipes.org/article/15810)(http://ja.danielpipes.org/article/16745)、そのことと少しは関係があるのかもしれません。
旅の途中のある夕方、ホテルの一室で円状に椅子を並べて始まった自己紹介の時、マイケルさんは、つい苦難のエジプト時代を思い出してか、コプト系クリスチャンなのに強制されたコーラン学習の厳しさを、滔々と語り続けていました。「少しでもアラビア語の詠み方を間違えると、鞭が飛んできた」などとおっしゃっていました。思わずパイピシュ先生が、「マイケル、もういいから」と止めたほど。でも、私には彼の気持ちがよく伝わったように感じました。
本で読んで知ることと、具体的に経験者の肉声を聴くことの違いを思います。
参考ビデオ:https://twitter.com/DanielPipes/status/805530997404090369
(https://twitter.com/ituna4011)
Lily2 @ituna4011 Dec 4
以下の中山成彬氏のタシケント空港に、私は2007年2月末日に初めて到着した。その後、テル・アヴィヴまで飛んだ。途中、かなり揺れたことが二、三度あったが、守られた。中山ご夫妻を応援したい理由は、ウズベキスタンと日本の間の外交手腕のご経歴と政治哲学の実践から。
(中山成彬)(http://nakayamanariaki.com/)
@nakayamanariaki Dec 3
成田を1時半発仁川経由でタシケント9時着。時差4時間。2年半ぶりのウズベキスタン。空港が立派になった。ホテルも新築。選挙監視団というのは紛争地域などの選挙が公正に行われているか国連の要請で始まったが、選挙前トランプ氏が選挙結果を認めないと発言するなど先進国も威張れたものではない。
(転載終)