ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

国立民族学博物館の報告書

宅急便のお兄さんが、たった今しがた、最敬礼して国立民族学博物館調査報告62:キリスト教と文明化の人類学的研究』(Anthropological Studies of Christianity and Civilization)を届けてくれました。夜間配達も大変ですが、私にとってはありがたいシステムです。どうもありがとう!

毎日、研究に関するいろいろなジャーナルや資料や情報が、郵便やメールで届きます。主に日本とマレーシアとアメリカからです。今まで気が付きませんでしたけれど、結構、部屋が狭くなっていくものです。「床が抜ける!」とよく家族に注意されますが。読むだけでも一仕事なのに、専任の研究者は一体どうやって時間のやりくりされているんでしょう?

お昼頃には、同志社大学神学部から、最新号の『基督教研究』が届きました。特に、橋本滋男名誉教授の「パウロにおける神殿の意義」論文は、おもしろそうです。定年退職されてからも、こうして論文を投稿し続ける先生って、どの分野であっても尊敬します。研究者たるもの、本来こうでなければ....。
橋本先生といえば、去年3月に、次の4冊をいただきました。

バルバロ訳新約聖書  ドン・ボスコ社  1971年
Die Neue Echter Bibel: Kommentar zum Alten Testament mit der Einheitsübersetzung Armin Schmitt, 1989
Das Neue Testament Unseres Herrn und Heilandes Jesus Christus nach der Deutschen Übersetzung D. Martin Luthers, 1956
Handkonkordanz zum griechischen Neuen Testament, 1963

講義も受けていないのに、貴重なご蔵書だけはちゃっかりいただいてしまって、私が一番得をしているのかもしれません。あぁ、でもこんなことやっているから、興味に収拾がつかなくなって、自分の文章がなかなかまとまらないんですね。

と思っていたら、もう一通メール便が...。
月本昭男先生系列の経堂聖書会(無教会)の方からでした。故前田護郎先生の選集が刊行される運びとなったとの通知、それから無教会研修所開設15周年の記念特別講演会のお知らせでした。選集の件は、月本先生からの今年のお年賀状でもうかがっていましたけれども、ご多忙の中、ようやくまとまったようでうれしい限りです。講演会は11月23日なのですが、東京在住の方がうらやましい...。

このお知らせをくださった経堂聖書会七人会のお一人は、私が密かに「聖書版あしながおじさま」とお呼びしている方です。この話も、いずれこのブログでご紹介していきたいと思います。とても不思議なご縁なんですよ!

昨日、アジアの聖書協会の総主事のお話を続けて書く、と宣言しましたが、今日はこれから、注文のあった本を送ったり整理したりと忙しくなるので、申し訳ありませんが、次回に延期させてくださいね。下書きは少し出来上がっているのですけれど...