ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

エイプリルフールではない (3)

今日付で、小学校三年生から読み始めた新聞の購読(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080208)を一切止めた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150131)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160313)。神経がざわつくようなくだらない記事を、朝からわざわざ大きな活字で読んで時間を無駄にする必要はないと、家族会議で決定したからだ。
新聞販売店の人々の生活とも関わるので心苦しいが、仕方がない。
私の場合、ここ何年も、クラシック音楽番組以外、テレビを滅多に見ていない(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131213)。朝夕のラジオ・ニュースで、国内外の日々の世の中の動向には最低限ついていけると思っている。近辺の治安や自然災害の警報などは、町にメール登録をしてあり、「痴漢や怪しげな男がどこそこに出没した」「大雨警報により崖崩れの恐れあり」などの回覧板ニュースが、逐一メールで届く仕組みだ。町内広報誌も毎月冊子で届く。主人の勤務先からも月刊広報誌が持ち帰られてくる。他に、気になるならばインターネット記事で補充しておけばいい。フェイスブックツィッターなどでも、国内外の大ニュースは誰かが知らせてくれる。
美術やクラシック音楽などの芸術の催し物については、昨今評判の悪い『朝日新聞』でも、さすがに良質の展示や演奏会を紹介しているので、十年前から会員の友の会によって、毎月、適宜活用すればいい。
若い世代が新聞を読まなくなったという統計を見たのは数年前。その時には読書力が低下したのだとばかり思っていたが、恐らくは二層化しているのだろう。つまり、気の利いた意識の高い若者は、日本語でも英語でも、インターネットで質の高い読み物を会員登録して積極的に読んでいる。一方、ますます漫画チックに知的下流を目指して現状にたゆたう無思考の若者は、何も読まず食わずで、どんどん駄目になっていく。
もちろん、家庭環境と親の指導が鍵である。
主人や私が生まれた日の新聞を、それぞれの親が保存しておいてくれたのは、非常にありがたかった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151005)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160313)。昭和時代は、今より生活が大変だった面もあったが、他方、もっと精神や社会構造がしっかりしていたと思う。いずれも活字が今より三倍は細かく、もっと読める記事が多い。恐らく、日本人は新聞をよく読むという習慣を知った外国工作員が、日本社会全体の弱体化を狙って、新聞社内部に入り込み、知的低下を徐々に促したに違いない。ミトロヒン文書http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160327)に書いてあったので、今では広く知られている事実だ。
今朝は新聞がなかったおかげで、朝の時間を有効に快適に使えた。今日読んだ英語版のハガダーには(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130419)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130924)、「日々の創造の業の継続」という言葉が記されていた。つまり、ユダヤ教では、毎日が新鮮になるよう、新たな角度から創造性を発揮するよう、教えられていると解釈した。
くだらない記事満載の新聞を日本語で読むより、古代からの叡智が詰まった古典を少しずつ外国語でも読む習慣の方が、どれほど役立つかわからない。
え?年齢からもう遅いって?
違います!実は健康診断でも判明しているのだが、心がけ一つで、人体は何歳からでも変われるのだ。例えば私の場合、今年の骨粗鬆症検査の結果は、これまでで最高の数値が出ていた。実は「これからはガクッと下がりますよ」と昨年脅されていたのに、逆に今年は年齢相応以上に骨密度が上がったということなのだ。脅されて以来、毎日(1)煮干しをミキサーにかけた粉末に昆布と鰹節とワカメを合わせてお味噌汁のダシを取り、捨てずにそのまま具としていただくことを続け、(2)極力歩くように努め、(3)手作りジュース(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160316)を欠かさず飲むようにした結果が、これである。要は、努力次第で何とかなるということだ。
新聞購読を止めると、時間に余裕ができ、古紙回収の負担も減り、昔からの新聞切り抜きの整理をすることができ、積ん読状態の本が規則正しく読める。精神状態も平穏そのもので、非常に快適だ。
今まで何のために新聞を読んでいたのだろうか。