ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

日米同盟のあり方

昨日は、2030年に向けての今後15年間の日米同盟のあり方について、ダニエル・パイプス先生もその昔、講演をされたことのあるCSIShttp://www.danielpipes.org/14973/)関連の提言書などを、三本のPDFで読んだ。内容が重複していたので、次の一本のみ読めば充分であろう。
http://csis.org/files/publication/160229_US_Japan_Commission_Full_Report.pdf
リチャード・アーミテージ氏が委員会に加わっていることもあり、戦後から現在までの安全保障面における日米同盟関係について、非常に肯定的に評価し、持ち上げ過ぎぐらいに日本を好意的に見ていることがわかった。
地政学的な観点から当然と言えば当然の成り行きでもあるのだが、現在の脅威に関して(1)中国の浮上(2)ロシアの復興(3)中東の過激派イスラーム(4)北朝鮮、に焦点を当てた分析で、非常に納得のいく理解しやすい報告書だった。
東アジアにおいては、中国の軍事的、経済的脅威に直面している現在、日米がしっかりと絆を深めて関係を拡大し強化することによって対処すべきであり、古い時代のアメリカ政策であった中国封じ込めは採用しないと明記されていた。但し、豪州が中国市場に依存していること、欧州も中国との関係を重視していることから、日米としては、価値観を共有しているはずの欧州と豪州に働きかけ、日豪関係を深めることで中国依存を軽減する戦略を取ること、欧州に対しては日米で説得していくこと、などとも書かれてあった。
恐らくは、現在の安倍政権の中心軸に沿う内容だと思われるが、日本側の水面下の努力もさることながら、アメリカ側にアーミテージ氏(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121109)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131121)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131219)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131222)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140228)(とマイケル・グリーン氏)がいてくださるからこそ、このような報告書が出来上がるのだと感謝しつつ、期待に応えられるよう努力を積み重ねなければならないとつくづく思ったことである。
今では、日本の新聞記事(上記は『毎日新聞』)で知った内容を確認したいと思えば、インターネットで報告書を原文で読むことが可能で、昔に比べて、アメリカ理解も非常に楽になった。私の学生時代は、外国人教員の多い外国語学科専攻の大学生でなければ、本当のところを理解したくても、情報が遮断されていた感があった。本を読んで知ろうとしても、今から考えれば、結構いい加減なことが書かれてあったように思う。大学図書館で英字新聞を読んでみても、英語も大変に苦労したが、言葉以上に、何が問題なのでそのように書かれているか、文脈背景の理解が非常に困難だった。日本描写も、なぜおもしろがられ、問題視されているのか、全く不可解だった。
今にしてみれば、背後で操っていた思想工作があったことがわかるのだが、数十年のギャップをどうしてくれる、と訴えたい気分だ。
...と思っていたところへ、今朝届いたメーリングリストには、こんなことが書いてあった。このメーリングリストは、過去に何度か引用している(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141022)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160119)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160125)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160210)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160309)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160313)。全体として、書き方や表現には同意しないが、言わんとするところには同意するので、今回も以下に部分抜粋引用を。

国際派日本人の情報ファイル』(http://blog.jog-net.jp/


「真っ赤シー旋風を引き起こせ!:反日征伐」


No. No.2530  H28.03.30


・我が国も国の行政機関や立法府反日共産主義者及び反日在日韓国朝鮮勢力を一掃する時だ。米国に遅れること数十年GHQに隠れて見えなかった存在日本共産党こそ米国の手先となり第三国人と手を組み、日本を赤化しようとした
・口では綺麗ごとをいうが、権力を握ったら豹変する。貧しい人達から如何に富を搾り上げ搾取するかを、日夜考えるのがマルクス共産主義の実情だ。奴隷化。中国韓国北朝鮮を見よ!
江東区塩浜に建設される「故郷の家・東京」:韓国人のための介護施設<東京に「故郷の家」を設立するのにかかる費用は23億円。うち8億円は東京都が補助し、残り15億円は法人が負担する予定だが、一部は募金で充当する>中央日報日本語版


・見誤った米国(題:MOMO、「暁鐘」p18安岡正篤著)


○これが政治や経済になってくると、、、
ますます大変な問題でありまして、大きな例を申しますと、過般の大戦争がそうです。アメリカはずい分勝れた、聡明な、有能なスタッフを集めて日本を処理したのですけれども、この日本の処理が、考えてみると、それこそ文字通り、「やまいだれ」 の中に入った知だったのです。馬鹿なことが多かった。


○まず第一に、ルーズベルトが、、、
えらい非難の的になっております。例のヤルタ協定というもの、これは実に愚かなもので、あんな戦争の末期に、あんな約束をしてまでソ連を引張り込んだということが、これがそもそも大変な誤りでありました。
そのソ連というものがどういうものであるかということを知らずに、ただ日本というものだけを見て、日本国民に容易に起つ能わざる打撃を与え、日本の軍国主義復興を永久に封鎖してしまえば、それでアジアに、太平洋に、世界に平和が来るものと、まことに簡単に割切ったわけです。


○そこで日本に進駐すると、、、
日本の武力というものを徹底的に解消してしまいまして、そうして日本を政治的、経済的はもちろん、精神的、思想的、教育的、宗教的にも、できるだけの骨抜きをやった。そうして日本というものを完全に無力化したと思ったら、ソ連中共という日本よりもさらにさらに深刻な意味において悪質な脅威が俄然として勃発した。


○朝鮮のような所に駐兵をするのは無意味であると考えて、、、
あっさり朝鮮を放棄したら、途端に朝鮮に大戦争が始まった。その朝鮮の大戦争というものは、ソ連共産党とは全く違う、ごく東洋的、シナ的な農村改良主義者にすぎない位に思っておった中国共産党が、ソ連以上の軍国主義共産主義の戦力であった。


○そのシナについても、
むしろ中共よりも国民党を憎んだアメリカは、国民党政府というものに対華白書という三下り半を突き付けた。ところがその国府が完全に失脚した途端に全シナは中共の支配となり、彼等の最も嫌いな、従来の暴君もなし得なかったような、徹底的独裁政治、恐怖政治が断行され、アメリカの極東政策というものを根本的にひっくり返してしまった
こういう思いがけないことは、全くアメリカの指揮者、アメリカの当局者を狼狽させたのです。それほどの手違い、狂いが生じた。そういうことはアメリカの理論家、政策家、極東通などが、全く予期どころでない、夢想もしなかった。識者もおりましたが、そんな人々は退けられました。 (終)


■女性はサヨク


女性を誘導する。赤旗「日曜版」に一度でも登場した芸能人は巧みに「平和運動」に利用されていく。吉永小百合さん。女性はテレビの影響が大きく、マスメディアを使った手法で「平和・環境」を埋め込まれる。その「平和・環境」を語らず、ただ繰り返す。「日本共産党」・反日在日に影響される。NHKをはじめテレビを乗っ取られたままでは危険である。「日本のお母さん」を取り戻せ!女性を日本共産党反日在日韓国朝鮮人に渡してはならぬ!

(部分抜粋引用終)