メモ。
(https://twitter.com/ituna4011)
『カリフ制再興 ―― 未完のプロジェクト、その歴史・理念・未来』 中田考 (http://www.amazon.co.jp/dp/4906917380/ref=cm_sw_r_tw_dp_zYnOwb1VHS3TD …)が昨日届いた。英語では知っているが、わざわざ日本語で書いてあるので、入手。
『私はなぜイスラーム教徒になったのか』中田考 (http://www.amazon.co.jp/dp/4778314468/ref=cm_sw_r_tw_dp_KXnOwb1762KN4 …)が昨日届いた。
(転載終)
2014年秋頃から突如、メディアにも積極的に登場することで、狭いアカデミアを超えて一般世間にも名が轟くようになった上記著者。二冊目の本の末尾には、私の授業に出ていた女子学生が、名前を少し変えて登場している。
過去ブログでは、「N氏」として著者が現れている。「N氏」に言及しているブログ一覧表を以下に。
(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141010)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141011)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141012)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150123)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150129)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150218)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150223)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150401)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150528)
実は、その十年前から、私は仕事で直接関わることになった。サシで長い時間、話をしたこともあるし、東京での研究会後、新幹線に乗って京都まで隣の席で、これまた話をした。もちろん、弾むような楽しい話ではなく、自分にとってのみならず、所属大学の動向も含めた日本社会全体に対しても、何とも重苦しい予感がするものだった。今でも当時の臭いと声を覚えているが、あれでよく胃が痛くならなかったものだと、我ながら自分の頑丈さに呆れたほどだ。
つまるところ、これまでの小さな我が人生で、はからずも、何事も(日本語教育、マレーシア赴任、マレーシアのキリスト教と聖書翻訳事情、ムスリム接触など)一般世間よりも十年ほど先駆けて、生で触れる経験をしていたことになる。
追記:abu_mustafa氏こと野口雅昭先生のコメントから部分抜粋を。野口先生のブログ引用一覧表は、過去ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160120)にある。
(http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/4999829.html#comments)
abu_mustafa
2016年01月21日
軍事力と合わせて、その他あらゆる努力を積み重ねなければ、IS等の過激思想に打ち勝てないというご指摘はまさしくその通りと思います。
また、IS等の脅威が日本にも近寄りつつあるというご指摘もその通りかと思います。
日本がやるべきとされている種々の手段は、独立国家なら当然やるべき自衛手段だと思いますが、それらはいずれも治安措置の部類だと思います。
そのほか権威あるウラマー等による過激派批判については、サウディもエジプトも、おそらくはほとんどの国の権威あるウラマーが既にしrて[ママ]いるところかと思います。
問題は、そちらの言われる「疎外された若者」たちにとっては、これら権威ある連中も打倒さるべき腐敗した分子とされていて、オラマー[ママ]の意見が圧倒的な影響力を及ぼしていないことではないでしょうか?
これらの若者の多くが、必ずしも伝統的な意味で真面目なイスラム教徒ではなく、特にそのイスラムに関する知識も極めて乏しい(らしい)ことを考えると、正統なオラマーの情宣活動よりも、むしろIT企業やハリウッドの企業などを使った、かなり派手な宣伝工作のほうが効果があるような気もします。
(無断転載終)