ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

中東・スウェーデン・日本

久しぶりに中東の話を(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=abu_mustafa)。

http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/5393085.html#comments


abu_mustafa
2018年07月24日 21:49


クウェイトは湾岸諸国の中でも歴史があり(クウェイトとオマーン、サウディ以外の湾岸諸国は、所詮英国のeast of suez 政策で60年代以降に英国から独立した新興国にすぎない)、昔から、複雑な中東情勢の中で、かなりバランスの取れた外交を遂行してきた国だと思います。
しかし、そのクウェイトも湾岸の力のバランスの中ではイラン、サウディ、米国には対抗すべくもなく、そのためにも近隣友好、国際問題の平和的解決には、極めて熱心だと思います。

(部分抜粋引用終)
クウェートについては、こちらに言及がある(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%A5%AF%A5%A6%A5%A7%A1%BC%A5%C8)。オマーンについては、こちらの過去ブログを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170323)。

http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/5392911.html#comments


abu_mustafa
2018年07月24日 22:02


日本がイランとの石油取引を継続して欲しい、と言われても、我が国の場合、取引主体は民間のそれぞれの企業です。
おそらく、大部分のこれらの企業はトランプと言うか米国との関係と、イラン石油を秤にかけて、米との取引をとるのではないでしょうか?
そこで日本政府が、国益に反してイランの石油を買わない日本企業には制裁を加えるとか(そんなことは天地が裂けてもないでしょう)、米の制裁で損失を被った企業には日本政府が救済するとか(これもないでしょう)の措置をとらない限り、日本企業がイラン石油から撤退するのは目に見えている気がします。
勿論それが良いか悪いかの問題ではなく、現実問題の話です

(部分抜粋引用終)
イランについては、こちらを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160217)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160223)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160322)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161221)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170929)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20171209)。

http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/5392904.html#comments


abu_mustafa
2018年07月24日 22:08

ドバイが観光客を逃すまいと必死かどうか知りませんが、仮にドバイがそういう政策であれば、チャイナタウン建設などと言う、政策をとる前に、先ず観光のためにやるべきことは湾岸の安定と戦争勃発の可能性の除去でしょう。
観光客が激減する最大の要因は、内戦、紛争、テロ等の不安定な国内、国際情勢です、
その観点からは、本来であればトランプやサウディの尻馬に乗って、または自ら積極的に、カタールとの不協和音、それよりも何よりもイランとの対立、衝突を煽るべきではないと思いますがね。
ホルムズ海峡で何か起きたらチャイナタウンなど何処かへ行ってしまうでしょう

(部分抜粋引用終)
ドバイに関する言及は、こちらのリストを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%A5%C9%A5%D0%A5%A4&of=50)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%A5%C9%A5%D0%A5%A4)。
最後に、加瀬英明氏の最新コラム抜粋を(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=kase-hideaki)。

http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi


「危機において、何をすべきか スウェーデンが配布した小冊子」
2018/07/23


・今年5月21日に、スウェーデン政府は『戦争、あるいは危機において、何をすべきか』と題する小冊子を、スウェーデン国民に配布した。この小冊子は、国民に「敵国による侵略を蒙った場合に、全員が侵略者に対して、あらゆる手段を講じて抵抗する」ように求め、「もし、わが国が侵略された場合に、国民は最後まで戦い、絶対に降伏しない。抵抗をやめるという情報が流れても、虚偽のものだから、いっさい信じてはならない」と、述べている。


・なぜ、スウェーデンが危機感に駆られているのか、冊子の序文が説明している。

「わが国では長期間にわたって、戦争に対する備えが、限られたものでしかなかった。しかし、わが国を取り巻く世界情勢が大きく変化しつつあることから、政府は防衛体制を強化すべきことを、決定した。平時における防衛態勢を確立することが、戦時において国防を強靭化することになる」
 

・近未来に、アメリカが「アメリカ・ファースト」の世論に動かされて、米軍をヨーロッパから引き揚げてしまう可能性に、備えているのだ。


アメリカの政府国勢調査局は、白人の少子高齢化が進むかたわら、非白人移民の流入によって、2040年代に入ると、白人が人口の50%を割ると予測している。若年人口では、すでに非白人が多数を占めている。アメリカは1980年に2億2000万人だった人口が、いまでは3億2000万人に達している。とくにヒスパニック系の増加が著しい。


・これまで白人が、アメリカが神の使命を授かった国であり、世界を導く責任を負っていると、驕ってきた。非白人が増せば、このような重荷を担う意識が失われてゆこう。


・日本は大急ぎで、憲法を修正するとともに、防衛力を画期的に増強する時間を、手にすることができた。天の恵みだ。


・日本にとって深刻な脅威は、スウェーデンにとってのロシアに当たる中国だ。いつまで、アメリカに縋れるだろうか?


福沢諭吉は、「今の禽獣世界に処して最後に訴うべき道は、必死の獣力に在るのみ」と説いている。

(部分抜粋引用終)
スウェーデンに関する言及は、こちらのリストを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%A5%B9%A5%A6%A5%A7%A1%BC%A5%C7%A5%F3)。