ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

世の中のレベルは...

https://www.facebook.com/satoshi.ikeuchi?fref=ufi

Satoshi Ikeuchi (1)まとめサイトは読まない。
7 March
Satoshi Ikeuchi (2)ウォール・ストリート・ジャーナルの日本版は一部の記事の一部を抜粋しただけなのでそれだけではわからなくて当然。
7 March
Satoshi Ikeuchi (3)「わからない」原因が、陰謀論的なニュースに触れ過ぎている読み手に由来するため、他者からは救済不能
7 March
Satoshi Ikeuchi (4)ジャンクフードを散々食べてお腹いっぱい、舌も荒れている人から、「おいしいものを持って来たら食べてやるよ」と言われても、持ってきてあげる義理も道理もありません。情報・知は自ら求めて得るものであり、「消費者」として「自分にわかるように書け」「わかるものを持ってこい」と要求することは、関係上、ありえないことなのです。
7 March
Satoshi Ikeuchi (5)答えを最初から決め付けてから質問しちゃいけません。「決め付けたつもりはない」という言い訳も通用しません。「つもり」「気持ち」抜きで議論しない限り、前へは進まない。
7 March
Satoshi Ikeuchi その上で、オバマ政権はイラクティクリートはイランに任せ、モースル攻略の支援に集中している、というのが定説であることは記しておきます。モースルを米国が重視するのは、米国が最も信頼し、長期的に支援してきたイラククルドの命運と直結するというところが大きいでしょう。しかしティクリートをイランに任せることで、「実質上イランのイラクでの勢力圏を認めるのか」とイスラエルや親イスラエルの議員が異を唱えるのも、当然予想されることです。何も不思議がない一連の展開ですが、それを「わからない」→「陰謀なのか」と考えてしまうのであれば、無知という前提と陰謀論の読みすぎという条件が重なって、普通の記事を普通に読めなくなっているということです。その上で「陰謀あるらしいぞ」「ソースはこれ」とSNSで流せば、陰謀論者の出来上がりです。
7 March

(部分引用終)

池内先生、相当疲労がたまっていらっしゃることでしょう。病み上がりのところ、ご無理は禁物。お若くて優秀なので、ますます皆様から期待がかかっていますけど、こういう時こそ、長い目で見てご用心を。

上記の「自分にわかるように書け」で思い出したのは、何年も前の某研究会でのこと。「こっちの知らない内容ばかり発表するな」「来て良かったとこちらが思えるような内容の発表をしろ」と言われました(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080310)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090108)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130503)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130906)。
なぜ立派な大学をご卒業の方に対して、それほどまでの低レベルに私がわざわざ合わせなければならないのか、不思議でなりませんでした。
池内恵氏のご登場を待つまで、しばらく忍耐の一文字でした。
失われた時間とエネルギーを返してほしい!

気分直しに。世の中のレベルはこの程度ですぞ!

http://newglobal-america.tea-nifty.com/
2015年2月27日


「それでも日本は積極的平和主義でISISとイランの脅威を抑制すべし」


・しかし安倍首相がエジプトで2億ドル援助の演説を行なった次にイスラエルを訪問したことを人質殺害と関連付けるのは、あまりに皮相的である。


・メディアがジョージ・W・ブッシュ氏への批判を繰り広げたために、サダム・フセイン打倒後のイラクに反米テロリストが終結したという先例があるからである。


・人質両名の殺害は日本国民を震撼させたが、日本は戦後の全方位外交から脱却して自国の国益を守る必要がある。


・日本は民主主義諸国の中核として中東の安定化のために何かをやる必要がある。さもなければ中東の石油に大幅に依存する自らの経済さえ持続できなくなってしまう。


・安倍政権の積極的平和主義を後押ししている日本国際フォーラムは第37回政策提言で、日本は戦後の「一国平和主義」を脱却して自由主義世界秩序の強化に積極的に関わるべきだと主張する 。


・ISISの登場は現行のウエストファリア体制を骨抜きにする重大な挑戦で、狂気とテロに支配された世界規模のカリフ国家の設立など到底受け入れられないものである。そんな事態になれば平和と繁栄、そして国民の福祉という日本の存在基盤そのものが危機にさらされる。永田町での党利党略がどうあろうと、中東の脅威を抑え込むことは日本の国益である。


バラク・オバマ氏の中東政策が恐ろしく間違っていることである。


・中東がISISによる蛮行と恐怖で震撼するような事態を許した最大の要因は、オバマ政権のイラク政策の失敗である。


オバマ大統領によるイラクからの性急な撤退で生じた力の真空は事態を非常に複雑にしている。


・この方程式でもう一つの未知数y、すなわちイランの影響については彼らの視野に入っていない。


・イランが地政学的にもイデオロギー的にも高度に組織化された支援を行なっていることを示すものだと している。


・イランが及ぼすことができる悪影響は一般に思われているより大きなものである。


・ワシントン近東政策研究所は2月11日に公開討論会を開催した。


オバマ大統領の宥和政策によってイランがアメリカを弱体と見なして自信過剰になるのではないかとの懸念は深まるばかりである。


・私は安倍首相による2億ドルの援助計画は、有志連合がISISと戦う一方でイランの影響力拡大を極力抑えるには絶好のタイミングであったと考えている。日本のメディアはこのことに言及しない。


・この事件をもって安倍氏を非難している者は過剰に感情的になり、ただ首相への反論に事件を利用しているだけのような印象を受ける。


安倍氏はエジプト、ヨルダン、イスラエル、そしてパレスチナ自治政府を訪問したが、4者いずれも体制、国家承認、民族、宗教などの違いを乗り越えて日本の首相と会談するためにわざわざ外交日程を調整した。


安倍氏の外訪を非難するもののほとんどは、中東へのビジョンもなく日本がアメリカ主導の有志連合から距離を置くべきだと主張するような古い消極的平和主義から物を言っているが、それは今世紀にはとてつもなく孤立主義で時代遅れな考え方である。


・私は日本のオピニオン・リーダー達の間に広まっている反ユダヤ主義に怒りの意を表したい。


・日本では一般市民から知識人にいたるまで多くの者がいとも簡単に反イスラエルの視点を持つようになったのか、両国が世界の安全保障で価値観と国益を共有していることをからすれば疑問を抱かざるを得ない。


・反対派は安倍氏イスラエル訪問を盲目的な対米追従だと見なしているが、彼自身はもっとリアリストの立場から日本自身の国益追求と中東でのプレゼンスを模索している。


・我々は杉原千畝という人道主義者の国であって、アドルフ・ヒトラーという人種差別主義の殺戮者の国ではない。


イスラム過激派の性質も理解するべきである。日本が宥和したとしてもISISは人質を殺害したであろう。過激派は自分達の同胞であるイスラム教徒さえ殺害する。異教徒を殺すのに何の躊躇があるだろうか?日本は西欧対イスラムという文明の衝突に巻き込まれるべきではないという間違った理解が広まっている。それは全く誤っている。


・過激派の偏向したイデオロギーと狂気性である。歴史的な証拠が示す通り、イスラム過激派はムスリム穏健派や他宗教の信者に非寛容的である。現在では彼らはスンニ派の中でも最も教条主義的で無辜の民への殺戮さえ正当化するようなサラーフィー主義に傾倒し、過激性と暴力性を強めている。

・(https://www.youtube.com/watch?v=41HDCsmH_kM)(https://www.youtube.com/watch?v=iBTrqw-73D8

(部分引用終)