ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

自然災害に伴う連帯

つい先頃の1月14日、ブリズベンで洪水が発生したため、当地在住のスシロ先生(参照:2007年7月10日・7月12日−7月14日・7月26日・8月22日・9月28日・2008年9月11日・12月10日・2010年1月13日・2011年1月20日付「ユーリの部屋」)に安否を尋ねるご連絡をしたばかりだというのに、今度は、ニュージーランドのクライスト・チャーチで、マグニチュード6.3という大地震が発生。今回は、日本人の語学留学生も犠牲になっていることから、日本での報道も大きな扱いですが、こんな時に活躍するのが、これまたフェイスブック(参照:2010年12月21日・12月23日・2011年1月5日付「ユーリの部屋」)。
ロックスボロフ先生(参照:2008年11月8日・2009年10月16日・11月6日・12月30日・2010年8月26日・11月8日付「ユーリの部屋」)の、いかにも元理系出身者らしい簡潔で要領を得た事実報告に、いつもは沈黙を守る側の私も珍しくコメントを出し、同じ地震国に居住する者として共感を示すことで、激励エールを送りました。しばらくすると、「日本人留学生も20名が埋まったままだ」「シンガポール、オーストラリア、アメリカ、日本からも、救援活動隊が派遣されてきた」との応答。
途上国の場合、自然災害や紛争が発生するや否や、訓練を受けていない素人にとって、とりあえず送るべきものはお金、と相場が決まっていますが、オーストラリアやニュージーランドなどのような先進国の場合、下手なことをするとかえって無礼なので、刻々と変化するニュースを注意深く見守り、当該地に友人知人がいるならば、即座に連絡をとって励ますことしかできません。
そういえば、あのハイチ。まだ復興には程遠く、ささやかながらも追加の送金をしたところですが、今回、フランス旅行でご一緒させていただいた、品の良いハンサムなおじさまのご親戚が、ETV放映で「ハイチのマザー・テレサ」として有名になった須藤昭子シスター(83歳)だとのことです。