世界はやっぱり広い!
南メソディスト大学パーキンス神学部のハント先生から(参照:2011年6月5日・6月6日・6月12日・6月14日・8月18日・8月22日・8月27日付「ユーリの部屋」)、先日の学会発表(参照:2011年9月20日付「ユーリの部屋」)に関するお返事が届きました。
本当に一次資料を見たかったら、「ケンブリッジ大学に」行く必要があるとのこと。やっぱりねぇ...。
ケンブリッジの件は、ブリズベンのスシロ先生からも(参照:2007年7月7日・7月10日・7月12日・7月13日・7月14日・7月26日・9月28日・2008年9月11日・2009年12月30日・2010年1月13日・1月18日付「ユーリの部屋」)、数年前に教えていただいていたのですが、いつになったら実現しますことやら...。それに、以前にも書いたように、イエール大学にも見たい資料があるのです!(参照:2008年7月18日・7月25日・10月11日・2009年5月15日付「ユーリの部屋」)
もっとも、私が日本の発表でいろいろと困っていることをご存じのため、手持ち資料をスキャンして送ってあげてもいいよと、親切なハント先生は書き添えてくださいました。
本当に、日本の先生方、恥ずかしいと思いません?かつて、日本軍が宣教師ネットワークの重要性に気づかずに、チャンギ刑務所に宣教師達を押し込めて蹂躙していたというメンタリティが、実は形を変えて、今も続いているのだということを...。(参照:2011年4月24日付「ユーリの部屋」)
ま、愚痴をこぼしている暇があったら、いい音楽を聴きつつ、腹立ちを前向きなエネルギーに変えて、頑張りましょう!
昨日書いた「ツィマーマン似の先生」にも(参照:2011年9月29日付「ユーリの部屋」(後注:「ツィメルマン」の表記も有))、先日の学会懇親会の立食パーティーで申し上げました。その時もまた、先生の方から近付いて来られて、その後どうしたのかと尋ねられ、「扉はたたき続けるものだ」と励ましたりしてくださったので、「先生、本当は私、ケンブリッジ大学やイエール大学にも資料を見に行きたいんです。だから、先生のサインが必要なのです。そういうリサーチなんです」と、急き込んで言い立てました。大袈裟な冗談かと思われたかもしれませんが、本当なんですってば。
マレーシアごときが、そんな世界有数の著名な大学と結びついているなんて、と思うのは、あくまで日本の大衆レベルの感覚。コモンウェルス諸国においては、今でも、旧大英帝国の威光が黒子のように舞台裏で操作していることに気づかなければ、見落とすものも多いのでは?
めったに見ないテレビ番組によれば、マレーシアと言えば、日本では、政治経済問題か観光旅行もどきの案内に著しく偏っているようなので、仕方のないことかもしれませんけれども...。