ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

世間は動いている

まずはフェイスブックからの転載を。

https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima


イスラエル入植地アリエル
・大口献金者シェルドン・アデルソン(85)


← アリエルへは2015年春に訪問した。大学もあり、台湾等からも留学生が来ていて、完全に実力本位だという。つまり、アファーマティブ・アクションはなし。大変に業績が良く、人気が上昇中とのこと。アラブ人も喜んで一緒に働いていた。「ここは給料もいいし、安全で安心して働ける」と、ニコニコしていた。
このような現実を、なぜ日本の大学の研究者は広めない?

(転載終)
アリエルに関しては、過去ブログを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150810)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160423)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20171211)。

次は、今や不可解な話題が次々と満載の秋篠宮家について(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%BD%A9%BC%C4%B5%DC%B2%C8)。
引用ブログに関して、言葉は乱暴だが、主旨としては真っ当な見解だと思われる。そして、これまで女性週刊誌やいい加減なテレビ番組によって、皇室内部をまるで見てきたかのように表面だけで理解したつもりになり、自分の娘や孫娘も「秋篠宮家のように育てたい」と思い込んで、実践までしてしまった人々への猛省を促したい(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170911)。

http://retsugaiha.blog.fc2.com/blog-entry-381.html#comment15940


・ちゃんと勉強するんだよ!
・秋篠三姉弟に関しては習い事の話をとんと聞きません。
・国民は典子さまの趣味や教養などを知って「傍流の傍流の高円宮家の女王がこのくらいなんだから筆頭宮家の内親王はもっともっとすごい」と期待しているわよ
楽器とか何習っているんだろう。スポーツは?お習字は?語学は?芸術分野は?
・まともに勉強したこともない、常に皇族特権でごり押しするばかりしてる小娘に、税金使われたくないわ。管理人さま、こちらの方はもうよろしいのではないでしょうか

(部分抜粋引用終)

http://retsugaiha.blog.fc2.com/blog-entry-2332.html#comment15941


・彬子様は、きっと感受性がお強くて曲がった事が大嫌いなお方なのだと思います。ご自分にとても厳しく律して生きてこられた事でしよう。皇族はこうしなければいけないという皇族としての衿持と自負心を強くお持ちなのだと思います。

(部分抜粋引用終)

http://princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-168.html


・記事は無署名でしたが、秋篠宮家と近いとされる、宮内庁担当キャップの島康彦記者が書いたとの推測がもっぱらです。
・どうやら秋篠宮家は、月次和歌を送られていないようなのです
・月次和歌とは、平安時代から脈々と続く皇室の伝統文化だ。
天皇陛下が月ごとのお題を決められて、皇族の方々は、それに合った和歌を詠み、短冊にしたためるのです。それが陛下のもとに届けられて、ご覧になる。私のような和歌御用掛は皇族の方の和歌を拝見して、より良くなるよう助言をしたり、時にはご自宅まで伺ってご進講をすることもありました
・皇族は思いを込めて月次和歌をご詠進し、両陛下は届いた和歌を通じて、その人の気持ちをお知りになる。重要なコミュニケーションツールなのです。秋篠宮家はそれを途絶させてしまっており、皇后さまはそうした状況を大変心配されています
・11月12日、「ホテルニューオータニ」(東京・千代田区)の宴会場「鳳凰の間」で、先日結婚した高円宮家の三女・絢子さんと守谷慧さんのお祝いのお茶会が開かれた。招待客は約400人
秋篠宮一家はこのような重大問題を起こしたにも関わらず、眞子様美智子様から“お叱り”を受けただけで終わり、その後、秋篠宮一家が東宮ご一家に直接謝罪に出向いたなどの続報がまったく聞かれません
秋篠宮家が行ったことは明らかな序列破壊であり、次代天皇家に対する謀反と考えてもいい案件です。
・むしろ、美智子様、あるいは陛下の方から「後で東宮家に謝罪に行きなさい。それがけじめです」と言うべき案件です。
秋篠宮家は、騒動の最中にある眞子様本人だけでなく、両親の秋篠宮ご夫妻や無関係の佳子様ですら、和歌の提出を「サボって」いるようですね。これは明らかにご一家全員おかしいですよ。

(部分抜粋引用終)

テミルカーノフ氏と紗矢香さん (2)

https://twitter.com/SayakaShoji/status/1064103878130454528


Sayaka Shoji‏ @SayakaShoji 13 hours ago


A tour can be tiring. but I’m always sad to finish touring with St.Petersburg Phil. Since our very first one in 2001, their sound, the way of making music kept uplifting my soul. Genuinely grateful to this very special orchestra for inspiring me again and again.
7:31 PM - 18 Nov 2018

(転載終)
11月17日(土)には、午後2時から大阪のシンフォニー・ホールで、庄司紗矢香さん(ソリスト)とサンクトペテルブルクフィルハーモニー交響楽団の演奏会が開かれた。

テミルカーノフ率いるサンクトペテルブルクの楽団は、やはり一期一会であった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20111105)。あれから7年が経ち、この度の日本ツアーでは、健康上の理由で降板され、代役の指揮者ニコライ・アレクセーエフが登場されたのだった。
ご年齢から、いつこのようになってもおかしくはないと覚悟はしていたが、寂しいことには変わりない。そして、演奏中に目と目が合った場所に席を取ったあの日のことは、ついこの間のことのように感じられる。無理してでも時間をこじ開けて、行ける時に行って眼の前で聴いておくべきなのは、世界一流の演奏家の場合も同様である。
テミルカーノフ氏の秘蔵っ子として、恵まれた幸福なロシア・ツアー等を繰り返してこられた、可愛らしい少女だった庄司紗矢香さんも、早くも35歳になられた。これまで、最も多く演奏会で生演奏に触れたヴァイオリニストであるが、自分にとっても、演奏会場での出会いがこれほどまで繰り返されるとは、正直なところ、最初は全く想像もしていなかった。正確には、これまで溜めてきたパンフレットを整理する必要があるが、恐らくは10回ほどは舞台で「面会」しているのではないだろうか(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121231)。
また、インタビューが毎回新鮮で刺激があるので、演奏会記録のみならず、過去ブログでも折に触れて言及させていただいてきた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%BE%B1%BB%CA%BC%D3%CC%F0%B9%E1&of=50)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%BE%B1%BB%CA%BC%D3%CC%F0%B9%E1)。

http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201701110004


取材・文:伊熊よし子


・「東芝グランドコンサート」。2017年は、パリに拠点を置き、国際舞台で活躍しているヴァイオリニストの庄司紗矢香が登場。クシシュトフ・ウルバンスキが指揮するNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団ハンブルク北ドイツ放送交響楽団)と共演する。


・コンサートで今回彼女が演奏するのは、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲。代名詞的な曲といえるほど、得意としている曲だ。特にロシアの指揮者、ユーリ・テミルカーノフとは毎年のように共演してプロコフィエフの2曲の協奏曲を演奏、録音も行った。


「私は、プロコフィエフの作品とともに育ってきたといっても過言ではありません。プロコフィエフが残した日記や短編集をよく読みますが、彼は若いころから自分は特別な存在だと自認し、世界を上から眺めているようなところがありました。優越感の強い人だったようですね。日記を読んでいると、自分が偉大な人間なんだと自覚している様子が見てとれます。短編集はプロコフィエフのお孫さんがフランスで出版したもので、日本語訳も出ています。とても奇妙な世界を描いていて、ふつうの想像力とは違い、やはりプロコフィエフの音楽に通じるところがある。彼は常に最後にひとこと皮肉をいうのですが、それがとても印象に残ります」


ヴァイオリン協奏曲第1番に関しては、2004年にニューヨークでロリン・マゼールの指揮で初めて演奏した。


「第1番は繊細さ、やさしさ、豊かな色彩がとても印象的。その奥に内なるエネルギーが潜んでいて、“風”のイメージを抱きます。ノスタルジックな風、背筋がゾクッとするような風、墓場の寂しい風など、いろんな風がどこかからやってきてどこかへ消えていくイメージ。キャラクターと色が変幻自在で、そのイメージがとても魅力的で、弾いていて楽しいですね」


庄司紗矢香テミルカーノフプロコフィエフのユーモアについて語り合い、作曲家が音楽や文章に込めたのは一筋縄ではいかないユーモアだという話になったそうだ。


プロコフィエフのユーモアというのは、あからさまではなくクスリと笑う感じ。いわゆるブラックユーモアのような。音楽は感情的にならず、常に客観的に自分を見ている冷めた目が感じられます。苦しいとか辛いなどとはけっしていわない。その精神を理解することが演奏する上で重要なポイントになります」


テミルカーノフは、彼女に「きみはプロコフィエフ・プレイヤーだ。作曲家の心理をとてもよく理解している」といってくれた。そのことばがとてもうれしくて、「なお一層深く勉強しようと思った」と語る。

(部分抜粋引用終)
このような話をしてくださると、我々が音楽を聴くとはどういう行為なのか、内省させられるところである。
ユーリ・テミルカーノフ庄司紗矢香さんの共演に関する過去ブログは、こちらを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20081116)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090610)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20111130)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121105)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130626)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130627)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140325)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170402)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170716)。
コリン・デイヴィス卿指揮によるロンドン交響楽団庄司紗矢香さんのシベリウスのヴァイオリン協奏曲を京都コンサート・ホールで聴いたのは、2004年3月9日のことだった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20100623)。あの日は、同じ町の同じ敷地内で引越しをした翌日。今では信じられないほど早く荷物が片付いていたようで、予習として、シベリウスハイフェッツによる演奏で何度もCDで聴いて、旋律を頭に叩き込んで楽しみにしていたのだった。
ちょうど同志社大学での仕事が始まる一ヶ月前とあって、自分でも高揚気分だった。やっと関西で自分の研究をさせていただけるのだ、と(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141010)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141011)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141012)。
当時は、イラク戦争に対する厭戦気分もあり、小泉政権だったこともあって、今よりも国力に無責任な余裕を感じていた。そんな懐かしい気分を久しぶりに思い起こした。

http://classic.manaita.com/concert/lso040309.html


・LSOの創立100周年の記念ツアーでの来日である。
・今回も指揮は巨匠コリン・デイヴィス。おまけに前回聴いたときと同じシベリウスのヴァイオリン協奏曲なので、またも名演が期待される。しかし、会場は京都コンサートホール平日の京都は観客が少ないのだ。LSOという超大物なのに、客席は60〜70%ほど。2階席は1割にも満たないガラ空きだった。団員の士気に影響しないかが唯一の心配事だった。
・さて、今日の目玉の一つ。庄司紗矢香さんによるシベリウスのヴァイオリン協奏曲。前回は竹澤恭子さんの名演が聴かれたので、それを上回るかに注目していた。しかし、不満が積もり積もった演奏になってしまった。第1楽章は最初こそ良かったのだが、見る見るうちに衰弱し、第1楽章の最後ではオケも音を出せないくらいの弱音に。ホールや、座った座席の位置にもよるのかも知れないが、オケがやる気を失しているくらい鳴っていなかったのだ。そのためか、第2楽章ではアンバランスなほどオケがムキになって鳴らしていたような気がする。。。第3楽章では再び調子を取り戻していたものの、音響的な充実感は得られなかった。テクニックや表現は申し分ないので余計に残念だった。私以外の観客は満足したのだろうか? 終わるや否やブラボーの嵐。ミーハーな客も多かったのかも知れないが、「天才少女」という見方を早く捨て、一芸術家、一演奏家として評価したいものだ。アンコールではフィンランドのサッリネンの小品を演奏してくれた。

(部分抜粋終)
この頃はまだ学生だっただろうか、内田光子さんと共に庄司紗矢香さんが日本人演奏家として抜擢されて、ロンドン交響楽団の日本ツアーを巡行したのだった。緑青のヒダのたっぷり入ったノースリーブのドレスに、前髪だけを斜めにピンで留め、長くつややかな髪の毛を背中に垂らして熱演だった様子も、目に焼き付いている。
今回と同じ曲なので比較が簡単だが、上記のブログ氏と同じく、当時は生硬な印象で、精一杯、膝を折り曲げたり、背伸びをしたり、顔中で音を代弁しているかのような形相で、ひたむきで真剣そのものだった。
音程が飛ぶ前には、オケが鳴らしている間、二三度、指で下練習をしていた姿も覚えているし、第三楽章の末尾近くでは、ピッチカートを大きく鳴らしていた。
終わると、ほっとしたような表情で、自らマエストロに向かって微笑しながら、握手を求めていた。
結局のところ、あれから9年後に、85歳でコリン・デイヴィス卿は病没された。つまり、これも一期一会であり、我ながら機を捉えたことに後悔はない。
今の庄司紗矢香さんのシベリウスは、さすがに経験を積み、当時のような初々しさは後退して、余裕のある弓さばきと、深く艷やかでまろやかな音色が鳴り響いていた。また、ボウイングが一部、当時とは違っていることも発見した。ピッチカートは、以前とは違って控えめになっていた。
衣装は映像でも見たことがある、ショッキングピンクが混じった臙脂色系で、ウェスト辺りに大きな蝶リボンがついたもの。今回の私の席は、三階のバルコニー席で、背後からしソリストを見ることはできなかったが、その代わり、右腕が筋肉質に大変太くなっていることにも気づいた。髪型も、乱れないように後ろに低くしばったシンプルなもので、落ち着いて音楽に浸ることができたのも良かった。

使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1729年製ストラディヴァリウス「レカミエ(Recamier)」のためか、今回のシンフォニー・ホールの入り口近くのロビーには、背広姿の男性陣が勢揃いして立っており、終了後は、上野製薬のバスが送迎していた。
サンクトペテルブルクの楽団は、以前はテミルカーノフ氏が厳しく引き締めていたためだろうか、弦の音色が洗練されて繊細かつ細やかだった。だが、指揮者が交代した今回は、元気さが前面に出ていたり、マナーとしてもどうかと思う楽団員がいたりした。その代わり、楽譜は新品同様で白くきれいなものを使っていたことが、バルコニー席の三階からもよく見えた。

今回の日本公演スケジュールは、11月10日から11月18日まで豊田市、東京(文京シビックホールサントリーホール)、川口、佐賀、大阪、北九州と、移動だけでも強行軍だった。紗矢香さんは、シベリウスのヴァイオリン協奏曲のみを、豊田市(10日)と東京(12日)と川口(14日)と大阪(17日)と北九州(18日)で演奏されたが、これまた体力と気力の鍛錬でもあろう。

会場は、一週間前のキーシンのピアノ・リサイタルのほぼ満員近くとは異なり(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20181103)、二階席の中央は2割ほどしか入っておらず、バルコニー席も空席が目立った。
テミルカーノフ氏が降板という知らせが、かなり早くから通知されていたこともあって、キャンセルした人が出たのだろうか。

《プログラム》


シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調Op.47
[アンコール]パガニーニ:ネルコルピウ ノン・ミ・セントのテーマ(我が心はうつろになりて)


チャイコフスキー交響曲第五番 ホ短調Op.64
[アンコール]チャイコフスキーくるみ割り人形より「トレパック」

パガニーニのアンコール曲は、以前、テレビの『情熱大陸』でも部分披露されていたが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20070819)、私にとってはムローヴァの演奏が印象に残っている(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20071107)。

CDはあまり売れていなかった。テミルカーノフ氏が若かりし頃の古い盤が並べられており、しかも有名な曲ばかりで新曲がなく、買うにはちょっと、という感じだった。庄司紗矢香さんの方は、テミルカーノフ氏との記念盤や、カシオーリ氏との色違い協演シリーズ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%A5%AB%A5%B7%A5%AA%A1%BC%A5%EA)や、メナヘム・プレスラー氏との共演(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140325)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140826)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170716)のCDなどもあったが、生演奏で充分ということもあって、今ひとつ買う気がしなかった。
「サイン会の予定はない」と聞いたので、恒例の演奏会記念として買う必要もなかった。
その代り、パンフレットを500円で買い求めた。ここには、テミルカーノフ氏の80歳のお祝いとして、受賞歴リストが2ページにわたって綴られている。
さすがは旧ソビエトの人らしく、「人民芸術家」としての賞を度々受けている(1973年、1976年、1981年)のみならず、1983年には「レーニン勲章」まで受賞されている。また、ソ連崩壊後も、資本主義が怒涛のように流れ込んだ混沌の中を、たくましくしたたかに乗り切り、楽団を確実に率いてこられた。もしかしたら、度々の日本公演も庄司紗矢香さんの採用も、その路線で計算されていたのだろうか、とさえ思われる。
仮にそうだとしても、ロシア音楽に対して、庄司紗矢香さんが真っ直ぐな情熱を注ぎ込み、十代の頃からロシア文学にも没頭しながら、十数年にわたってマエストロ率いる楽団と共に世界各国で演奏活動を繰り広げられた軌跡は、同時代を生きる者として、同じ演奏会場で時間を共にした者として、この私も確かに共有の恵みに預からせていただいたのだ。
テミルカーノフ氏の自叙伝の邦訳『モノローグ』を読んでみたくなった。

出雲大社の神在祭

文化の日に始まり、七五三等、11月には日本の伝統文化が集約しているようだ。

https://twitter.com/ituna4011/status/1063584030736576513

https://twitter.com/jinjakentei/status/1063363623240708097


神社検定‏ @jinjakentei 15 hours ago

#出雲大社 の #神在祭 が11月17日から始まります。旧暦10月の神事で全国の神々が出雲に集まり、諸々の事、特に人々の縁に関する相談をするとされています。神々の滞在中、土地の人々は神々に対して失礼のないように静粛に過ごすため、御忌祭(おいみさい)とも呼ばれます。 #神社検定

Lily2‏ @ituna4011 5 minutes ago

Lily2 Retweeted 神社検定
私の学生時代には、マルクス主義の科学的社会分析による批判が流行しており、このような神話や民族伝説をハナから否定していた。だが、その結果が今の日本の国力低下に結びついている。その現実をまっすぐ受け留めたい。自分の国は自分で責任を担うことだ。

(転載終)
学生の頃は、「高等教育を受けた者は批判的精神が育ち、物事を鵜呑みにしないで多角的な視点が持てる」と謳われていた。だが、そのことによって発展した側面もある一方で、よろずニヒルな若者が育成されたとも言えないだろうか?
昔から伝わる知恵には批判に耐えたものが残っているとすれば、若い頃の狭く表面的な観察による頭でっかちの理屈だけで、世の中を理解したつもりにならない方が賢明であろう。
出雲大社へは、2013年夏に訪れた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140209)。その他、高円宮家とのご縁にまつわる過去ブログは、こちらを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170918)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180629)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20181029)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20181030)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20181031)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20181107)。

日本人が呼び寄せた人口侵略

以下のような話を、どのように解釈し、理解すべきか?

https://ironna.jp/article/11173


BBC』 (Remarkable tale of Hitler's young Jewish friend)


ヒトラーユダヤ系少女と仲良しだった……写真競売に」
2018年11月14日 15:51 公開


にっこり楽しそうに笑う女の子を、男性が抱きかかえている。男性も嬉しそうに笑っている。一見すると、素晴らしく幸せな写真だ。
写っている男性が、アドルフ・ヒトラーでさえなければ。そして、女の子がユダヤ系でなければ。
ヒトラー率いるナチスユダヤ人を迫害し、後にユダヤ人600万人の大虐殺を遂行した。それにもかかわらずヒトラーは、ローザ・ベルニール・ニナウさんとの友情を大事にしていた。5年後にナチス高官が介入して、やめさせるまでは。
2人の関係を1933年に記録した珍しい署名入りの写真は、米国でオークションにかけられることになった。
写真は、ヒトラー専属の写真家ハインリヒ・ホフマンが撮影したもの。米メリーランド州の競売業者アレクサンダー・ヒストリカル・オークションは、13日に始まった競売では1万ドル(約110万円)ほどの値がつくだろうと予測している。
「サイン入りのものが表に出てきたことはなかった」と、同社のビル・パナゴプロス氏は英紙デイリーメール電子版に話している。
ヒトラープロパガンダ目的で、しょっちゅう子供と一緒に写真を撮った。しかし、この作品は衝撃的だ。ヒトラーは本心からこの女の子に、親近感を抱いていたようなので。愕然とした」
ヒトラーと女の子は、誕生日が同じだった。それが出会いのきっかけだった。
競売サイトによると、ローザさんは1933年、母親のカロリーネさんと一緒に、アルプスにあったヒトラーの別荘ベルクホーフを訪れた。別荘の外には、ナチス総統の誕生日を祝う大勢が集まっていた。
ローザさんの誕生日が自分と同じだと知ったヒトラーは、ローザさんと母親を別荘に招き入れたとされている。写真はそのとき撮られたという。
それからまもなくして、カロリーネさんの母親がユダヤ人だったことが判明する。ナチスにとっては、ローザさんもユダヤ人ということになった。
しかしそれでも、ヒトラーは少女との友情を終わらせなかった。一緒に撮った写真は、サインをして送っている。
「親愛なる、そして(思いやりのある?)ローザ・ニナウへ、アドルフ・ヒトラーミュンヘン、1933年6月16日」と、ヒトラーは書いた。
ローザさんは後に、この白黒写真に自分で花を足しているようだ。
ローザさんは1935〜1938年の間に、少なくとも17回にわたりヒトラーと側近のヴィルヘルム・ブリュックナーに宛てて手紙を書いた。ヒトラーの個人秘書マルティン・ボルマンが、ローザさんと母親(ローザさんの父親は死亡していた)に連絡を控えるよう命令するまで続いた。
部下のこの命令を、ヒトラーは気に入らなかったようだと写真家のホフマンは後に書いた。
ホフマンは1955年に発表した回顧録「Hitler Was My Friend(ヒトラーは友達だった)」で、「私のあらゆる楽しみを台無しにするのが本当にうまい連中がいる」とヒトラーが自分にぼやいたのだと書いている。
ホフマンはさらに同書に、「ヒトラーの恋人」とキャプションをつけて、2人の別の写真を掲載。「ベルクホーフで少女に会えるのをヒトラーは楽しみにしていた。しかしそれは、お節介な誰かが、少女が純粋なアーリア人の血統でないと発見したため、終わってしまった」のだという。
ボルマンが、ヒトラーと少女の接触をやめさせた翌年、第2次世界大戦が勃発した。6年後の終戦までに、ユダヤ人600万人が死んだ。
ローザさんも戦争を生き抜くことはなかった。ポリオにかかり、ヒトラーと初めて会った10年後の1943年、17歳でミュンヘンの病院で亡くなった。

(転載終)
ヒトラーと言えば、異常な酷暑だった今年の7月、梅田テアトロにて『ヒトラーを欺いた黄色い星』(Die Unsichtbaren)を見た。ヒトラー戦時下、ベルリン市内に潜伏したユダヤ人のうち、1500名が生き延びることができたのだが、その中の4名がインタビュー付きで登場するドキュメンタリー風映画だった。

https://ironna.jp/article/11168


世界の常識を知らない日本人に「移民侵略」は防げない
青林堂日本版 民間防衛』より
坂東忠信外国人犯罪対策講師、作家)


・国連人口部は「出生あるいは主権を持っている母国を離れて1年以上外国に住む人」を「移民」と定義
・海外では、帰化1世や難民、密入国者、オーバーステイも移民とするのが一般的
・日本ではどうかというと、滞在資格が90日を超える中長期滞在者も事実上の移民として数えることができる
・日本政府では帰化1世の人口統計を取っておらず密入国者に関する統計もあるわけがなく、移民の実態を正確に把握できているとは言い難い状態
・今まで日本人は、「国民か外国人か」という区別
帰化した外国人も「国民」として扱う
・日本には、帰化1世の議員が多数いますが、私たちは彼らが移民であることを意識することはあまりない
・「帰化」とは「帰属化」であるところ、国旗の授与も国歌斉唱も国家忠誠の宣言もない日本の帰化は帰属化することのない単なる手続きであって、国家の象徴をないがしろにする真に日本の仲間とは認め難い議員もいる
・国連の定義に従うなら、日本の議員の中には「国民議員」と「移民議員」の2種類がいる
・他国では辞職となる二重国籍でも大臣になれるし、現職のままで議席
・移民も帰化さえすれば国会議員にもなることができるという現行制度は、そろそろ見直す必要がある
国会の中に移民議員がいることと、その人数が明らかになれば、国民ももっと真剣に移民問題について考えるようになるはず
・はっきりと区分することで、外国の侵略を受けるなどの有事となったとき、誰が敵国側につくのかといった危機意識もはっきりしてくる
・外国人のほとんどは中国大陸か朝鮮半島から来ているため、「あの人は外国人だよ」と言っても「半島の人でしょ」みたいな感じに
・警察自体も今ひとつピンと来ないため、「来日外国人犯罪の検挙情況を公表しろ」と言っても、「でも在日でしょ」となってしまう
・「外国人犯罪の検挙情況」「来日外国人犯罪の検挙情況」は出ているわけですから、単純に引き算をすればいいというのが、一部左翼側の主張
公的機関の公表資料の方が信頼性があるのは明らか。本来警察がデータを取り、分析し、公表すべきものなのに、「非常に手間がかかる上、前例もきっかけもないから在日外国人の犯罪の検挙状況は出せない」というのが警察庁の回答
・パソコンなどの性能が上がり、身分証の容易な偽造が可能になったり、海外などから多種多様な違法薬物が流入したり、ビットコインなど、現金以外の決済手段が発達したりするなど、いわゆる犯罪インフラの向上によって、外国人犯罪も今後さらに複雑化していく
・今後ますます複雑化、深刻化するかもしれない外国人犯罪に対処するためには、在日外国人の犯罪状況の正確な把握が不可欠なのは言うまでもない
・拙著『在日特権と犯罪』では、本邦初公開となった在日外国人犯罪に関する資料を一部引用
・平成26(2014)年に検挙された「来日」「在日」外国人の国籍別
・日本人の総人口における検挙者の割合を「1」とした場合の外国人検挙割合の比較
・「来日」「在日」外国人別に、平成26年までに殺された日本人の数と殺した外国人の数に関するデータ
・資料は、衆議院議員の長尾敬先生を通じて、警察庁にリクエスト、統計化したもの
予備軍も含む移民が約256万人ということは、総人口約1億2500万人に対して、約50分の1は移民ということ
・外国人人口は地域較差も、大きくこの数字には難民、密入国者、オーバーステイは含まれていませんので、国連の基準に則れば、もっと比率は上がる
・日本は移民社会になっているとみるべき
・犯罪分子は反社会的な、人に迷惑かけても別に構わない、自己中心的な人たちで、反日分子は、文字通り「反日」を目的として行動する人たち
反日分子は、例えば愛国心や忠誠心から、あるいは母国の機関からの報酬などを目的に、仕事として破壊活動をやる工作員
・中国、韓国朝鮮系の2世、3世が多いエリアでも、彼らは日常から日本語を話しているため、外国人と認識しずらい状況
・特に外国籍のまま、世襲で滞在資格を認められている特別永住者(内99%は韓国朝鮮人)らは、日本語を普通に話し、街中を歩いています。しかし日本にはスパイ防止法がありません。G7の中でもスパイ防止法がないのは日本だけです。特定秘密保護法があるだろう」という人もいますが、スパイ防止法とはまったく違うものです。
・「秘密」とする事項をどのように指定するのか、指定された秘密をどう管理するのか、また秘密を管理する人員の基準、秘密を管理するものが不法に情報を漏らした場合の処罰をどうするのかなどが定められているだけ
・外国から日本に来て情報を持ち出した人を処罰する法律ではない
・また通称「盗聴法」とも呼ばれる「犯罪捜査のための通信傍受に関する法律」は、文字通り犯罪捜査のために、通信を傍受できる、はずの法律なのですが、警察官が盗聴器をしかけたら、30日以内には証拠となる会話が録とれなくても通信を傍授していた事実を通知しなければいけない(延長可)。
人権派の一部は「国家に監視される」「私生活が盗聴される」と騒いでいましたが、警察はそんなに暇ではありません
中国人が増殖する仕組みについて集合住宅を例に説明
・面子を重んじる中国人は、誰かに頼られることを、ステイタスにするところがあるため、「どっか部屋空いてない?」という相手には、「俺のすごいところを見せてやる」とばかりに知人にツテを求め、知り合いの大家がいれば掛け合います。そして同じように1人契約の部屋に2、3人で住み着くのです。
・日本人の人物評価のような「まじめな人」「やさしい人」かどうかよりも誰と、何人と、どんな人脈を持っているかが問われますので、中国人が集まり始めるとすぐに大きな集団になる
・今年(平成30〈2018〉年)6月から施行された「住宅宿泊事業法」を元に、民泊は届出制で開業できる
・「ルームシェア」といわれていましたが、私が刑事を退職した15年ほど前には、まだその言葉さえありませんでした。
・私がまだ北京語通訳捜査官だった20世紀末ごろから、密航者の多い中国人や不法滞在者の多い韓国人により「ヤミ民泊」が行われていた
・建設関係に求人が集まるのはオリンピック開催前までで、開催中は観光案内や滞在のサポートといった語学力を伴うビジネススキルを備えた人材が必要とされる
・オリンピック終了後、語学力を伴うビジネススキルを備えた人材も淘汰
・一度日本で快適な生活を送れば、母国に帰りたくないという人が出てきてもおかしくありません。
・民泊が彼らの拠点となる可能性
・民泊仲介サイトのAirbnbでは、身分確認のための個人確認と登録を行っていますが、安い宿ではそれを必要としていない場合も多く、実態をつかめない部分も多い
・外国人自身が民泊のオーナーとなっているケースや、風俗マッサージ店が閉店後もベッドを利用して民泊化するケースも
・中国人は同じ地方出身の者同士、例えば上海人なら上海人同士で仲良くなるというのが一般的で、上海人と福建人が仲良くなるようなことはあまり聞いたことはありませんでした。
・私の知る範囲でも、仲のいい上海人と福建人がいました。
・警察もこれまでは異なる外国人同士は対立していることを前提に情報収集なども行ってきましたが、彼らが日本国内でまとまると日本人対外国人の図式
・日常の中には偽造旅券や偽造在留カード等犯罪組織に関わる要素が普通に入り込んでいるため、困った事があるとこうした違法なサービスを簡単に受け入れてしまいます。
日本人のような順法精神は持っておらず、特に旅券などの偽造や著作権を無視したコピーなどに見られるように、被害者が見えず利得があればそれを選びます
・偽物の外国人登録書を作る知り合いがいるようなことも、普通に会話できるどころか、ステイタスにさえなってしまう
・中国は昔から、『水滸伝』の梁山泊のように、山賊が政治家にステップアップする社会
・現在、国際結婚の7割は日本人男性と外国人女性の組み合わせで、さらに外国人女性の4割が中国人です。後継者問題を抱える農村部でも、中国人配偶者が増え続けています。北海道を例に見てみると、北海道では住民登録する中国人の男女比が1:2。女性が男性の倍となっています。彼女たちの多くは、日本人独身男性の配偶者となり、その多くが10歳以上離れた年の差カップです。
中国人の奥さんとハーフの子供が残されることになります。
山形県戸沢村では、村の男性の配偶者に多数の韓国人女性を迎え入れた結果、夫と死別したり、離婚したりして残された韓国人の奥さんたちが、キムチを地場産業にしようということになり、道の駅が丸ごと韓国風になってしまいました。
安易に外国人配偶者を求めると、結果的に村が乗っ取られたり、あるいは棄てられたりしてしまうこともあり得るということです。
・結果的には人口侵略、文化侵略のような形になってしまいましたが、日本人が望んで呼び寄せた人たちです。
・都市部の集合住宅にしても、空き部屋を出したくない大家さんが、中国人に部屋を貸したのが始まりであって、ある日突然国際窃盗団のような連中が押しかけてきたわけではありません。コンビニや居酒屋のアルバイトもそうです。
・中国の進出が著しいとされている沖縄も、実は台湾人も多く入ってきていて、見分けがつかず、よけいに不安に思っている人もいるようです。
・情報を多角的に正確に、そして冷静に読み取って状況を判断する必要がある

(引用終)
「安易に外国人配偶者を求めると」という一文が、鍵。

https://ironna.jp/article/11171


「スパイ天国」日本を狙う中朝工作員の恐るべき活動
青林堂日本版 民間防衛』より
濱口和久拓殖大大学院特任教授)


・日本は工作員天国といわれている。日本には世界の国ならどこでも持っている「スパイ防止法」がない。
・①重要な情報が豊富な国、②捕まりにくく、万一捕まっても重刑を課せられない国
・日本は最先端の科学技術を持ち、世界中の情報が集まる情報大国でもある。しかも、日本国内で、工作員がスパイ活動を働いて捕まっても軽微な罪にしか問われない。
アメリカに亡命したソ連KGB(国家保安委員会)少佐レフチェンコが「日本はKGBにとって、最も活動しやすい国だった」と証言
ソ連GRU(軍参謀本部情報総局)将校だったスヴォーロフは「日本はスパイ活動に理想的で、仕事が多すぎ、スパイにとって地獄だ」と、笑えない冗談まで言っている。
・日本は北朝鮮をはじめとする工作員を逮捕・起訴しても、せいぜい懲役1年、しかも執行猶予がついて、裁判終了後には堂々と大手をふって出国していく。
・中国が得意とするスパイ活動に「ハニー・トラップ(甘い罠)」という手段がある。ハニー・トラップは、女性工作員が狙った男性を誘惑し、性的な関係を利用して、男性を懐柔、もしくは脅迫して機密情報を聞き出す諜報活動のことだ。
・イギリス国防省諜報機関の上級職員向けに、中国のハニー・トラップ対策マニュアルを策定。マニュアルは中国のハニー・トラップに関して「手法は巧妙かつ長期的。中国人諜報員は食事と酒の有効性を知り尽くしている」としたうえで、「中国の情報に対する貪欲さは広範囲かつ無差別だ」と分析。「中国には諜報員が存在するが、彼らは国の諜報機関の命令によって動く中国人学生、ビジネスマン、企業スタッフの裏に隠れている」と指摘した。
・中国のハニー・トラップの標的になるのは、政府や諜報機関の関係者にとどまっていない。
アメリカ軍の最高レベルの機密情報にアクセスできる立場にあった元陸軍将校が、国際会議で出会った女性と2011年6月から恋愛関係となり、戦略核兵器の配備計画や弾道ミサイルの探知能力、環太平洋地域の早期警戒レーダーの配備計画といったアメリカ軍の機密情報を伝えたという。この元陸軍将校は国防機密漏洩の罪などで逮捕、刑事訴追された。
・中国の公安当局者が、女性問題をネタにして日本の領事に接近。この領事は総領事館と本省との間でやりとりされる暗号通信にたずさわっている電信官で、中国側は日本の最高機密であるこの電信の暗号システムを、領事に強要して手に入れようとした。だが、電信官は「自分はどうしても国を売ることはできない」という遺書を残して、平成16(2004)年5月に総領事館内で首吊り自殺をしている(上海日本総領事館領事の自殺事件)。
中国に出張した際、ハニー・トラップに引っ掛かった政治家、企業家、研究者(技術者)は1000人をはるかに超えているといわれている。彼らの中には、中国側が欲しい情報を提供したことがある日本人もいるかもしれない。いや、発覚していないだけで、間違いなく情報を提供していると考えるべきだろう。
中国人女性と結婚した自衛官は500人を超えている。その中には幹部自衛官含まれる。女性から自衛官接触し結婚したケースが大多数だ。自衛隊の情報が中国側に漏れているとしたら、日本の安全保障上にも影響を与えていることになる。
・実際、平成19(2007)年1月、神奈川県警が海上自衛隊第1護衛隊群(神奈川県横須賀市)の護衛艦「しらね」(イージス艦)乗組員の2等海曹の中国籍の妻入管難民法違反容疑(不法残留)で逮捕。家宅捜索したところ、イージス艦の迎撃システムなど機密情報に関する約800項に及ぶファイルが発見されている。2005年6月に中国のシドニー総領事館の一等書記官だった陳用林がオーストラリアに亡命した。彼は、日本国内に現在1000人を優に超える中国の工作員が活動していると証言している。
・日本国内に北朝鮮工作員はどれくらい潜伏しているのだろうか。不審船や木造船を用いて不法上陸したり、他人に成りすまし偽造パスポートなどで入国している工作員も間違いなくいる。
工作員は日本人の協力者や在日本朝鮮人総聯合会(略称は朝鮮総聯)に関係する在日朝鮮人らと共謀して、日本からヒト、モノ、カネなどを持ち出してきたことは周知の通りだ。日本人拉致、核開発関連の研究者の勧誘、ミサイル技術流出への関与、日本製品の不正輸出、不正送金など。麻薬・拳銃売買などの非合法活動にも手を染めているのが朝鮮総聯である。祖国防衛隊事件や文世セ光事件を引き起こした歴史的経緯から、公安調査庁から破壊活動防止法に基づく調査対象団体に指定されている。
北朝鮮で製造されるミサイル部品の90%は日本から輸出されていた(2003年5月、米上院公聴会での北朝鮮元技師の証言)。北朝鮮の核施設元職員で1994年に韓国に亡命した金大虎は、各施設には多数の日本製の機械や設備があったと証言。平成24(2012)年3月、北朝鮮にパソコンを不正輸出したとして外為法違反罪で在日朝鮮人の会社社長が逮捕された。北朝鮮への経済制裁で全面禁輸となった後も、パソコン機器1800台を無承認で輸出。関連機器の輸出総数は約7200台にのぼるとみられている。
・平成29(2017)年秋ごろから日本海沿岸に北朝鮮船籍と思われる木造船が数多く漂着している。以前から同じような木造船が日本海沿岸で発見されていたが、報道はほとんどされてこなかった。同年11月23日、秋田県由利本荘市の船係留場に全長約20メートルの木造船が流れ着き、乗組員8人が警察に保護された。
・北海道や青森、秋田、山形、新潟、石川の各県で北朝鮮籍の漁船と思われる木造船が漂着・漂流している。中には船内から遺体が発見されたケースもあった。だが、一連の漂流・漂着を単なる漁民の漂流・漂着として片づけることのできない事態が起きた。日本は6852の島嶼(周囲が100メートル以上)から構成されているが、そのうちの約6400が無人島で、それに伴う海岸線の総延長距離は3万3889キロメートルに達している。

・24時間体制で海上保安庁海上から不審船等を監視・警戒しているとはいえ、すべてを確認することは難しい。木造船はレーダーでは見つけにくいという問題もあるなか、北海道松前町の無人島である松前小島に一時避難した北朝鮮籍の木造船が、北朝鮮人民軍傘下の船とみられることが同年12月5日に明らかになったのだ。船体には「朝鮮人民軍第854軍部隊」というプレートがハングル文字と数字で記されていた。
北朝鮮では、軍が漁業や農業などの生産活動にも従事しており、乗組員9人は、北海道警の事情聴取に対して、秋田県由利本荘市の事案と同様に「約1カ月前に船が故障し、漂流していた」と話しているが、信用していいか疑わしいところだ。
・乗組員が元気ということは、普段から訓練をしている軍人もしくは工作員であると思って間違いないだろう。平成29年12月23日に見つかった秋田県由利本荘市の船係留場に漂着した木造船が、2日後の25日朝に沈没したが、明らかに海保や秋田県警が船内を捜索する前に、証拠隠滅を図ったと考えるのが妥当だ。
日本海沿岸は北朝鮮による拉致事件が多発した場所でもある。拉致被害者の1人である横田めぐみさん(当時13歳)が、新潟市内で学校からの下校途中に拉致されたことを考えれば、一連の木造船が漁業だけを目的とした船とは到底思えない。
・平成29(2017)年11月30日の参議院予算委員会で、自民党青山繁晴議員が「北朝鮮の木造船が次々に漂着している。異様だ。北朝鮮は兵器化された天然痘ウイルスを持っている。もし、上陸者ないし侵入者が、天然痘ウイルスを持ち込んだ場合、ワクチンを投与しないと無限というほど広がっていく」と問題提起したうえで、バイオテロにつながりかねないとの認識を示した。
・韓国国防白書によれば、北朝鮮は複数の化学工場で生産した神経性、水泡性、血液性、嘔吐性、催涙性等、有毒作用剤を複数の施設に分散貯蔵し、炭疽菌天然痘コレラ等の生物兵器を自力で培養及び生産できる能力を保有していると分析している。
アメリカ科学者連盟(FAS)は、北朝鮮は一定量の毒素やウイルス、細菌兵器の菌を生産できる能力を持ち、化学兵器サリン金正男氏の暗殺に使われたVXガスなど)についても開発プログラムは成熟しており、かなり大量の備蓄があるとみている。アメリカ国防総省も、北朝鮮生物兵器の使用を選択肢として考えている可能性があると指摘している。
・日本では、昭和31(1956)年以降に国内での発生は見られておらず、昭和51年にワクチン接種は廃止された。感染経路は、くしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる感染(飛まつ感染)や、患者の発疹やかさぶたなどの排出物に接触することによる感染(接触感染)がある。
・患者の皮膚病変との接触やウイルスに汚染された患者の衣類や寝具なども感染源となる。潜伏期間は平均で12日間程度。急激な発熱(39度前後)、頭痛、四肢痛、腰痛などで始まり、一時解熱したのち、発疹が全身に現れる。発疹は紅斑→丘疹→水疱(水ぶくれ)→膿疱(水ぶくれに膿がたまる)→結痂(かさぶた)→落屑と移行していく。ワクチン未接種の場合、20〜50%の感染者が死亡する。
・日本では半世紀発生していないため、医師も実際の症状を見たことがない。そのため医師によるスムーズな対応ができず、感染の拡大を招く恐れもある。
・平成30(2018)年2月11日放送のテレビ番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、東京大学の三浦瑠麗講師が「スリーパー・セル」に言及すると、途端に激しいバッシングを浴びた。
・英語で「潜伏工作員」の意味で用いられる表現だ。平時は一般市民に同化して目立たないように生活しており、有事には組織から指令を受けて諜報活動、破壊工作、テロ行為などに及び、内部から攪乱する。
・日本において北朝鮮のスリーパーが都心部などに潜伏している可能性は決して否定できない。北朝鮮からの呼びかけに応じて、各都市で破壊活動やテロ活動をする準備をしながら、一般市民に紛れているとみられている。
北朝鮮のラジオなどから流される暗号を受信して行動に移ることになっている。現在は目立った活動はしていないが、北朝鮮がいつ、どんな指令を下すのか。それは分からない。スリーパー・セルは銃器も持っているし、もちろん扱える、爆発物や生物・化学兵器なども扱える可能性がある。それに加えて情報操作などを行い、嘘の情報を流すことでパニックを起こさせることだってやりかねない。
・韓国の高永竽元国防相専門委員・北韓分析官によると、日本人を拉致し、そのパスポートで韓国に入国し、工作活動をした辛光洙が代表的なスリーパー・セルだったと。現在も、日本国内には第2の辛光洙のようなスリーパー・セルに包摂された協力者が、約200人は潜伏している可能性があるとしている。
・2017年2月、金正男氏がマレーシアのクアラルンプール国際空港で毒殺されたが、当時、協力者として逮捕された李正哲という北朝鮮人は、現地製薬会社の社員に成りすまして暗躍したスリーパー・セルであることが明らかになっている。スリーパー・セルは、あなたの近くに普通の会社員や学生として潜んでいるかもしれない。また、不審な行動をする人がいたら、すぐに警察に通報することも忘れずに。

(引用終)
レフチェンコ」については、過去ブログを参照のこと(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170410)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170529)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170911)。

「カイグン」の日本帝国海軍

“Kaigun”という分厚い英書が自宅にある(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160507)。まだ読了していないが、アメリカ側がどのように日本の軍備を調査していたかが把握できるので、手元に置いた。
ちなみに、今年2月中旬に訪問した靖國神社遊就館内のレストランには、「海軍カレー」がメニューに入っていた。ご案内した二人の米国人のうち(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180704)、男性側が「自分はカイグン・カレーにする」と即決した。(とはいえ、普通の簡単なカレー・ライスに、小さなサラダの小皿が添えられただけのものだった。)

以下は、メーリングリストからの抜粋。

是本信義日本海軍はなぜ滅び、海上自衛隊はなぜ蘇ったのか



・伝統の猛訓練。「月月火水木金金」が意味するもの。これは、日本海軍における土曜、日曜を返上しての猛訓練を表した言葉だ。


日露戦争ののち、連合艦隊司令長官を伊集院五郎大将が引き継いだ。彼は日露戦争に勝った将兵が、驕りに陥るのを戒めようとして、休日返上の猛訓練を課したのである。


・やがて、この猛訓練は、日本海軍の精強さを支える大きな要素となった。


・海軍士官として人の上に立つ者は、その特権を享受するだけではいけない。つねに犠牲的な精神、先憂後楽の精神をもって、部下の先頭に立つ。それを心得るべきである。将校はいかなるときも指揮官先頭の精神で、率先垂範することが求められた。


・「将校たる前に紳士たれ海軍兵学校の生徒は、挙措、容儀、動作において、つねに端正であれ、と教えられた。大きな鏡の前に、自分の姿を映して、たえず身づくろいをチェックした。


・また日常生活では、「5分前の精神」を貫くことが要求された。あることに取り掛かる場合、素早く行動が起こせるよう、事前の準備を心がけよ、というのである。


・海軍のノウハウが残っていた。幸いなことに、「陸軍悪玉論」により完全に抹殺された陸軍に対し、海軍はいまだその命脈を保っていた。


・その本拠は厚生省第二復員局で、海外で終戦を迎えた海軍関係の軍人や民間人の復員業務の傍ら、海軍再建の研究を積極的に行っていた。


・このころ、日本政府は残っていた海軍艦艇のすべて、空母「葛城」をはじめ駆逐艦海防艦その他あらゆる艦艇を使って、この復員輸送を行った。この復員輸送は、艦艇の組織的運航、艦長以下の艦艇運航技量などシーマンシップの維持、そして何よりも海軍関係者の団結、連帯意識の維持に大きく役立ち、のちに海上自衛隊の誕生に大きく貢献するのである。


・ルーツは旧海軍の掃海部隊。終戦後、日本政府はまず何よりも、わが国の港湾、海峡におかれていた機雷の処理を急がねばならなかった。占領軍からの指令もあって、旧日本海軍の掃海部隊がそのまま残存する運びとなった。この部隊は、航路の啓開に従事した。


・今の海上自衛官は4つの顔を持っている。すなわち、船乗り、戦闘技術者、階級やポストに応じた組織管理者、そしてシステム・エンジニアというわけである。


・自己研鑽のすすめ。各学校での教育、部隊での実践など、これらはいわば表の教育である。これを裏から支える重要な要素、それが日常の勤務、生活を通じて行う自己研鑽である。



・自己研鑽のための手本となるものには、まず日本海軍の伝統や風習がある。次に上司や先輩からの指導や助言が挙げられる。そして同僚との切磋琢磨も大いに役立つ。中でも、上司や先輩からの、折に触れての指導や助言は大切なものである。


海上自衛隊の艦艇では、航海中を除いて、食事は幹部一同が艦長を囲んでとるしきたりになっている。この指揮官を囲んでの食事の場が、さまざまな機能を発揮する場となっている。談笑を通じての意思疎通、懇親、部下指導など艦内の融和団結、チームワークづくりである。そして大抵のことは、この歓談の中で片が付く。あとは以心伝心でコミュニケーションが成り立つ。



・オールウェイズ・オン・ザデッキ。何事もすべて仕事優先。艦内に引きこもらず、上甲板で、部下の先頭に立って働く。「常在戦場」である。


・出船の精神。入港したら、少々めんどうでも港内をぐるりと回って、いつでも出港できるように、艦首を港外に向けて停泊する。つねに次の仕事の準備を怠らないということだ。


・5分前の精神。仕事を始めるに当たって、心身を「静」の状態から「動」の状態へ、スムーズに移行できるようにしておく。


・コミュニケーション能力を養え。海上自衛隊は、高度な官僚社会である。その運営には、優れたコミュニケーション能力が要求される。的確に状況を判断し、意思を正しく相手に伝えることが大切だ。


意見具申は一度だけ。仕事上で、何か良い考えがあるときは、遠慮することなく上司に進言する。上司に別の考えがあって採用されなくても、腐ったりせず、上司の判断に心地よく従う


・緊急事態には「初動全力」。なにか緊急事態が生じた場合、まず全力を傾けて解決を図る。そして状況に応じて、「兵力」を引いていく。これが初動全力である。兵力の小出し、逐次投入は愚の骨頂だ。

(部分抜粋終)

第一世界大戦時の日本は連合国

以下の文章の主旨には同感。映像を見ていて、私も不思議に思っていた。
八幡和郎氏を引用した過去ブログは、こちらを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%C8%AC%C8%A8%CF%C2%CF%BA)。

http://agora-web.jp/archives/2035656.html


「第1次世界大戦式典:安倍首相欠席は外交的大失態」
2018年11月12日 10:00
八幡 和郎


・11月11日は第1次世界大戦終戦記念日
・当日の凱旋広場での式典には72カ国の首脳が参加。
・どうして第1次世界大戦に主要連合国のリーダーである安倍首相がいないのか。
・日本が第1次世界大戦の連合国として仏英米露とともに戦ったことを世界に再確認させるべきだった
日本が先進文明国側に立って戦ったことを思い出させるべきだ。これは凱旋門の下での行事だ。
・フランスでは7月14日の革命記念日についで重要な行事だ。Armistice du 11 novembre 1918といってアルミスティスと通称される。
・この戦争で日本は連合国の一員として参戦し、旭日旗を掲げて、南太平洋のフランス領を守り、地中海に軍艦を派遣した。
・毎年の休戦記念日(フランスでは革命記念日に次ぐ重要な祝日)には、凱旋門広場での式典に日本は連合国の一員として参加
パリ講和会議に日本は、西園寺公望牧野伸顕近衛文麿吉田茂芦田均松岡洋右有田八郎重光葵らの代表団を送っている。
・フランス首相クレマンソーが学生時代に西園寺公望と交友があったこともあってよしなに計らってくれたし、ここでの経験は、そののちの国際会議において役だった。
・日本が明治維新以来、第二次世界大戦のただ一回の迷走を除いては、つねに、フランス、そして、英米と同じ側にあったことを思い起こしてもらうこと
第一次世界大戦の勝利を祝って結成された社交クラブの会員
・中国が勝手なことをしないように封じ込めるためには、アメリカとだけでなく、インド、オーストラリア(およびイギリス)、フランスとの同盟関係が不可欠
・来年のベルサイユ条約100周年(6月28日)の式典がどうなるかしらないが、その機会は逃さないで欲しい。

(引用終)
第二次世界大戦での大敗が、日本の長い国史における初めての敗戦だったことから、国民全体の深層心理に及ぼす影響は想像以上であり、その結果、学校教育での歴史観まで歪んでしまった。
しかし、昨日のブログにも記したように(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20181112)、まずは江戸期から明治・大正期の日本の「実力」を実物によって知っておくべきである。それは、(今は知らないが)私の世代の公立学校における、左翼思想の巧妙に入り混じった教科書では学べなかったことかもしれない。ましてや、小学校低学年から夜遅くまで塾で試験対策に励むような「勉強法」では、心身にとって害悪でしかない。
最後に、ツィッターからの転載を。

https://twitter.com/DouglasKMurray/status/1062028728967053312


Douglas Murray‏ @DouglasKMurray 9 hours ago



Incidentally, during his comments it became clear that Andrew Gwynne MP (@GwynneMP) couldn't even pronounce the word 'intelligentsia'.


2:05 AM - 13 Nov 2018

(転載終)
ダグラスさん(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%A5%C0%A5%B0%A5%E9%A5%B9%A1%A6%A5%DE%A5%EC%A5%A4)が「インテリゲンチャ」を発音できなかった某氏を揶揄しているが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140919)、日本では、以下のような珍妙な実例があったのだ。

https://twitter.com/ituna4011/status/1062134295479742464


Lily2‏ @ituna4011 2 hours ago
Lily2 Retweeted Douglas Murray


9月中旬の金沢での某学会に於いて、知識人のことを「インテリゲンチャ」と表記した女性研究者に対して、私は挙手して、その理由を問うた。「私の語彙です」との由。それでは答えになっていない。

(転載終)
そもそも、私の出発点は言語文化であった。

https://twitter.com/ituna4011/status/1062148077526470656


Lily2‏ @ituna4011 52 minutes ago


詳訳聖書 - デイリー牧師ノート(http://blog.livedoor.jp/bokushinoto/archives/77532404.html
《一つの言葉では訳しきれない。そこでこういう聖書が作られているのだ。》

これをマレー語の聖書翻訳で研究しようとしたのが私の出発点だった。

(転載終)
詳細の上澄みは、過去ブログで記している(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%A5%DE%A5%EC%A1%BC%B8%EC%C0%BB%BD%F1&of=50)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%A5%DE%A5%EC%A1%BC%B8%EC%C0%BB%BD%F1)。
話題を少し変えて、締めを。

https://twitter.com/ituna4011/status/1062159749762867200


MusicArena‏ @primex64 39 minutes ago
Replying to @ituna4011


まー、アーティストの衣装は全部自分持ちなのでローテで同じ服を着ることもあるでしょうねー。しかしよく覚えていらっしゃるw
10:15 AM - 13 Nov 2018

(転載終)

https://twitter.com/ituna4011/status/1062159749762867200


Lily2‏ @ituna4011 8 minutes ago

Lily2 Retweeted MusicArena


当時、イタマル・ゴランのピアノ伴奏で、長い髪の毛を振り乱し、髪留めが落ちそうになるほど熱狂的に演奏していた時のドレスだったので、印象的でした。彼女の激しい内面が出ていたと思います。後のインタビューで、「自ら壁にぶつかっていた」と。


10:46 AM - 13 Nov 2018

(転載終)

明治維新と現憲法下の日本

加瀬英明氏のブログ引用を(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=kase-hideaki)。

http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi

日本国憲法」という邪教を信じたままでよいか
2018年11月8日


・「日本国憲法」は、邪教だ。日本がアメリカによって、自主独立を完全に否定されていた時に、押し付けられた現行憲法は、邪教そのものだ。


・現行憲法の前文は、日本の安全を「平和を愛する諸国民の公正と信義に」委ねると、うたっている。いったい、ロシア、中国、北朝鮮、韓国が、何よりも平和を愛し、公正で信義を重んじる国なのだろうか?前文は現行憲法の精神を要約しているが、このように噓八百で始まっている。


・私たちの生命や財産を、外国人のお情けに預けなさいと、いっているのだ。


憲法は世界の全ての諸国民について、性善説をとっているのに対して、日本人についてのみ、性悪説をとっている。もっとも、私たちがこの前文を書いたのではなく、戦勝国だったアメリカが、日本を苛めるために強要したのだから、自虐的だとはいえないが、多くの日本国民がこの押し付けられた憲法を、なぜか、信心するようになっている。戦後、日本国民が自虐的になってしまったのは、この憲法のせいである


・社会生活において、まったく自尊心を失ってしまった者が、真っ当な生活を営むことができるはずがない。国際社会においても、まったく同じことだ。


・第9条は「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と、規定している。世界のどの国も、一国の独立と、国民の生命・財産を守るために、国防を国民の義務として定めているのに、日本だけが軍を保持することを禁じられている。


アメリカは現行憲法を、占領下にあった日本に強要した時に、その時のアメリカの都合に合わせて、日本からいっさいの軍備を奪うことによって、日本を子々孫々に至るまで、アメリカの属国とすることを、目論んだのだった。


・いったい、アメリカが今後、日本を永久に守り続けてくれるものだろうか? トランプ政権は「アメリカ・ファースト」(アメリカ優先)を唱えて、アメリカの都合を何よりも優先すると表明している。現行憲法アメリカによる保護は、一体のものなのだ。


・どのような国であれ、誇りが国家を形成しているのに、現行憲法は日本人から日本人の誇りを、奪ってしまっている。私たちの日本はいま現在だけによって、存在しているのではない。2000年余年にわたる歴史と、祖先である先人たちの願いによって、形成されている毎日を生きるのにあたって、祖先をないがしろにしたら、天罰が降ろう


尊いものは、目に見えない。刹那だけしかないのでは、魂がない抜け殻でしかない。現行憲法は日本を魂がない、禽獣の国としている。

(部分転載終)
上記テーマの憲法9条に関しては、過去ブログのリストを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%B7%FB%CB%A1%A3%B9%BE%F2)。

「悪意に満ちた国連委員会の対日非難」
2018年11月8日


・8月に、スイス・ジュネーブで国連人種差別撤廃委員会が「対日審査会」を行い、慰安婦、韓国人・朝鮮人に対するヘイトスピーチ、委員会が先住民とみなすアイヌ沖縄県民、朝鮮学校問題などを取りあげて、3日にわたって日本を嬲りものにした。


・戦前の国際連盟が本拠だった「パレ・ウィルソン」(パレは宮殿)で開かれ、会合での対日非難は悪意にみちたものだった。


・韓国の委員の鄭鎮星女史は「性奴隷(セックス・スレイブ)」といって、「慰安婦の残酷な状況は、当時の文書、映像、証言など多くの証言によって、裏付けられている」と、日本政府代表団に迫った。


アメリカの黒人女性のマクドゥガル委員は、日本政府代表団が反論したのに対して、慰安所を「強姦所」と呼び、「事実を議論すべきではない。これは女性の尊厳の問題だ。慰安婦の大多数が韓国人だった」と、詰め寄った。事実は、大多数が日本女性だった


・ベルギーのポッソート委員は、日本において韓国・朝鮮人が迫害されており、「日本に住む40万人の韓国・朝鮮人の大多数が、植民地時代に強制的に日本に連行された」と、攻撃した。事実は同じ国だったから、自由に往来できたために、より豊かだった日本本土に、仕事を求めて移ってきたのが、正しい。


コンゴ民主共和国をはじめ、諸国の委員がつぎつぎと日本を誹謗した。


・このような国連委員会が世界の世論をつくって、日本の名誉を大きく損ねてきた。委員会の会合は、荒唐無稽としかいえないにもかかわらず、日本政府代表団が一つ一つ、丁寧に答えていた。私は代表団を率いた大鷹正人外務審議官や、法務省の苦労を心からねぎらいたいと思った。


・私も英語屋だが、大鷹審議官の英語は流暢で、素晴しかった。ところが、日本政府の代表が「お詫びし、償い金を支払っている」といって、委曲をつくして答えるほど、弁解しているように見えた。私だったら弁明に終止せずに、相手を積極的に攻撃して、その歪んだ根性を叩きなおそうとするだろう。


・韓国の委員には、「韓国が独立を回復してから、貴国の国軍は日本の旧軍の制度を受け継ぎましたが、国軍の将兵の性処理のために、『慰安婦(ウィアンプ)』と呼ぶ女性たちが働く売春施設を、つくっていました。『慰安婦(いあんふ)』は旧日本軍とともに姿を消したはずなのに、韓国軍に長いあいだにわたって存在しました。慰安婦がそんなにおぞましいものだったら、どうしてこの日本語を韓国語として発音をして、使っていたのですか?」と、たずねたかった。


アメリカの委員には、「アメリカでは1960年代に入るまで、黒人は選挙権を認められず、白人と黒人の性関係が犯罪とされ、水飲み場、便所から、食堂まで区別されて、ひどい差別を蒙っていたし、今でも苦しんでいます。日本が先の大戦を戦って有色人種を解放したおかげで、黒人が白人と同等の公民権を勝ち取ったのではないですか?」と、質問する。


ウィルソン大統領アメリカ南部のジョージア州サウスカロライナ州で育ち、有色人種が優生学的に劣っていると説いた、人種差別主義者だったために、ウィルソンが創学者のプリンストン大学では、学生たちがその銅像の撤去を求め、アメリカ議会が創立したシンクタンク「ウィルソン・センター」を改名すべきだという運動が、行われている。


・このように愚かしい委員会で、日本政府の代表が暴れれば、世界のマスコミが取り上げて、日本の主張が理解されることだろう。

(部分転載終)
「ウィルソン・センター」については、過去ブログに一部言及がある(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180921)。
昨日、京都烏丸にある京都文化博物館で展示されていた『華ひらく皇室文化―明治宮廷を彩る技と美』を見てきた。この博物館へは、これが三度目かと思うが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20071008)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20100321)、彬子女王殿下(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161104)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161208)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170905)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170907)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20171013)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20171204)が誇らしげに悠然と微笑みながら、薄青色の洋装姿でお立ちになっているお写真も、実に感謝なことであった。
豪華絢爛たる皇室の豊かな品々が、まさに今年の明治150周年記念を輝かしく彩っていたように感じた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180626)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20181029)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20181030)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20181031)。
明治天皇が中心であらせられるとはいえ、孝明天皇から大正天皇にかけての一連の皇統の流れが日本の基軸にあってこそ、である。この時期に関して、私の世代が習ったような、政治的側面と社会問題のみに焦点を当てた中学や高校の歴史教科書の偏りは、是非とも修正されるべきではなかろうか。
ここでも、マルクス主義史観の誤りが見て取れる(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131028)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140805)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160129)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160225)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161209)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20171029)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180715)。

ゆっくりと二時間ほどかけて巡っていると、足の疲れよりも内なる高揚感が湧いてきたのは、我ながら不思議だった。細かな部分にも一切手を抜かない上質かつ上品な御手許の文物は、拝見していて決して自分を惨めにさせない。むしろ、江戸時代に繁栄した安定した重厚な文化があってこそ、幕末の西洋との対峙によって、誇り高く和洋折衷文化が花開いたのだ、という歴史の現実を、再び学ぶきっかけになったのである。
つまるところ、敗戦後は負けじ魂から経済復興に専念し、バブルが崩壊するまでは、まっしぐらだった日本だったのに、その欠陥や不備を内外からもっともらしく指摘されたことを真に受けてしまった結果、現在の総体的な国力低下へと至ったのではないだろうか、と感じられた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%B9%F1%CE%CF%C4%E3%B2%BC)。

ところで、同じ館の別の階の展示物によれば、「世界の偉人」として「紫式部」が日本では初のユネスコ登録されているそうである。
いつの間に?誰の許可を得て?紫式部が「偉人」?
あの時代に既に、長編小説を書く女流作家が日本に存在したのだという点は、確かに我々の誇りである。だが、ユネスコという場が何とも場違いな気がしてならない(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20111101)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130417)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180722)。
そもそも『源氏物語』を全巻読み通した上で、「世界の偉人」に範疇化したのかどうか?