ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

明治維新と現憲法下の日本

加瀬英明氏のブログ引用を(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=kase-hideaki)。

http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi

日本国憲法」という邪教を信じたままでよいか
2018年11月8日


・「日本国憲法」は、邪教だ。日本がアメリカによって、自主独立を完全に否定されていた時に、押し付けられた現行憲法は、邪教そのものだ。


・現行憲法の前文は、日本の安全を「平和を愛する諸国民の公正と信義に」委ねると、うたっている。いったい、ロシア、中国、北朝鮮、韓国が、何よりも平和を愛し、公正で信義を重んじる国なのだろうか?前文は現行憲法の精神を要約しているが、このように噓八百で始まっている。


・私たちの生命や財産を、外国人のお情けに預けなさいと、いっているのだ。


憲法は世界の全ての諸国民について、性善説をとっているのに対して、日本人についてのみ、性悪説をとっている。もっとも、私たちがこの前文を書いたのではなく、戦勝国だったアメリカが、日本を苛めるために強要したのだから、自虐的だとはいえないが、多くの日本国民がこの押し付けられた憲法を、なぜか、信心するようになっている。戦後、日本国民が自虐的になってしまったのは、この憲法のせいである


・社会生活において、まったく自尊心を失ってしまった者が、真っ当な生活を営むことができるはずがない。国際社会においても、まったく同じことだ。


・第9条は「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と、規定している。世界のどの国も、一国の独立と、国民の生命・財産を守るために、国防を国民の義務として定めているのに、日本だけが軍を保持することを禁じられている。


アメリカは現行憲法を、占領下にあった日本に強要した時に、その時のアメリカの都合に合わせて、日本からいっさいの軍備を奪うことによって、日本を子々孫々に至るまで、アメリカの属国とすることを、目論んだのだった。


・いったい、アメリカが今後、日本を永久に守り続けてくれるものだろうか? トランプ政権は「アメリカ・ファースト」(アメリカ優先)を唱えて、アメリカの都合を何よりも優先すると表明している。現行憲法アメリカによる保護は、一体のものなのだ。


・どのような国であれ、誇りが国家を形成しているのに、現行憲法は日本人から日本人の誇りを、奪ってしまっている。私たちの日本はいま現在だけによって、存在しているのではない。2000年余年にわたる歴史と、祖先である先人たちの願いによって、形成されている毎日を生きるのにあたって、祖先をないがしろにしたら、天罰が降ろう


尊いものは、目に見えない。刹那だけしかないのでは、魂がない抜け殻でしかない。現行憲法は日本を魂がない、禽獣の国としている。

(部分転載終)
上記テーマの憲法9条に関しては、過去ブログのリストを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%B7%FB%CB%A1%A3%B9%BE%F2)。

「悪意に満ちた国連委員会の対日非難」
2018年11月8日


・8月に、スイス・ジュネーブで国連人種差別撤廃委員会が「対日審査会」を行い、慰安婦、韓国人・朝鮮人に対するヘイトスピーチ、委員会が先住民とみなすアイヌ沖縄県民、朝鮮学校問題などを取りあげて、3日にわたって日本を嬲りものにした。


・戦前の国際連盟が本拠だった「パレ・ウィルソン」(パレは宮殿)で開かれ、会合での対日非難は悪意にみちたものだった。


・韓国の委員の鄭鎮星女史は「性奴隷(セックス・スレイブ)」といって、「慰安婦の残酷な状況は、当時の文書、映像、証言など多くの証言によって、裏付けられている」と、日本政府代表団に迫った。


アメリカの黒人女性のマクドゥガル委員は、日本政府代表団が反論したのに対して、慰安所を「強姦所」と呼び、「事実を議論すべきではない。これは女性の尊厳の問題だ。慰安婦の大多数が韓国人だった」と、詰め寄った。事実は、大多数が日本女性だった


・ベルギーのポッソート委員は、日本において韓国・朝鮮人が迫害されており、「日本に住む40万人の韓国・朝鮮人の大多数が、植民地時代に強制的に日本に連行された」と、攻撃した。事実は同じ国だったから、自由に往来できたために、より豊かだった日本本土に、仕事を求めて移ってきたのが、正しい。


コンゴ民主共和国をはじめ、諸国の委員がつぎつぎと日本を誹謗した。


・このような国連委員会が世界の世論をつくって、日本の名誉を大きく損ねてきた。委員会の会合は、荒唐無稽としかいえないにもかかわらず、日本政府代表団が一つ一つ、丁寧に答えていた。私は代表団を率いた大鷹正人外務審議官や、法務省の苦労を心からねぎらいたいと思った。


・私も英語屋だが、大鷹審議官の英語は流暢で、素晴しかった。ところが、日本政府の代表が「お詫びし、償い金を支払っている」といって、委曲をつくして答えるほど、弁解しているように見えた。私だったら弁明に終止せずに、相手を積極的に攻撃して、その歪んだ根性を叩きなおそうとするだろう。


・韓国の委員には、「韓国が独立を回復してから、貴国の国軍は日本の旧軍の制度を受け継ぎましたが、国軍の将兵の性処理のために、『慰安婦(ウィアンプ)』と呼ぶ女性たちが働く売春施設を、つくっていました。『慰安婦(いあんふ)』は旧日本軍とともに姿を消したはずなのに、韓国軍に長いあいだにわたって存在しました。慰安婦がそんなにおぞましいものだったら、どうしてこの日本語を韓国語として発音をして、使っていたのですか?」と、たずねたかった。


アメリカの委員には、「アメリカでは1960年代に入るまで、黒人は選挙権を認められず、白人と黒人の性関係が犯罪とされ、水飲み場、便所から、食堂まで区別されて、ひどい差別を蒙っていたし、今でも苦しんでいます。日本が先の大戦を戦って有色人種を解放したおかげで、黒人が白人と同等の公民権を勝ち取ったのではないですか?」と、質問する。


ウィルソン大統領アメリカ南部のジョージア州サウスカロライナ州で育ち、有色人種が優生学的に劣っていると説いた、人種差別主義者だったために、ウィルソンが創学者のプリンストン大学では、学生たちがその銅像の撤去を求め、アメリカ議会が創立したシンクタンク「ウィルソン・センター」を改名すべきだという運動が、行われている。


・このように愚かしい委員会で、日本政府の代表が暴れれば、世界のマスコミが取り上げて、日本の主張が理解されることだろう。

(部分転載終)
「ウィルソン・センター」については、過去ブログに一部言及がある(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180921)。
昨日、京都烏丸にある京都文化博物館で展示されていた『華ひらく皇室文化―明治宮廷を彩る技と美』を見てきた。この博物館へは、これが三度目かと思うが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20071008)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20100321)、彬子女王殿下(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161104)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161208)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170905)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170907)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20171013)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20171204)が誇らしげに悠然と微笑みながら、薄青色の洋装姿でお立ちになっているお写真も、実に感謝なことであった。
豪華絢爛たる皇室の豊かな品々が、まさに今年の明治150周年記念を輝かしく彩っていたように感じた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180626)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20181029)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20181030)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20181031)。
明治天皇が中心であらせられるとはいえ、孝明天皇から大正天皇にかけての一連の皇統の流れが日本の基軸にあってこそ、である。この時期に関して、私の世代が習ったような、政治的側面と社会問題のみに焦点を当てた中学や高校の歴史教科書の偏りは、是非とも修正されるべきではなかろうか。
ここでも、マルクス主義史観の誤りが見て取れる(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131028)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140805)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160129)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160225)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161209)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20171029)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180715)。

ゆっくりと二時間ほどかけて巡っていると、足の疲れよりも内なる高揚感が湧いてきたのは、我ながら不思議だった。細かな部分にも一切手を抜かない上質かつ上品な御手許の文物は、拝見していて決して自分を惨めにさせない。むしろ、江戸時代に繁栄した安定した重厚な文化があってこそ、幕末の西洋との対峙によって、誇り高く和洋折衷文化が花開いたのだ、という歴史の現実を、再び学ぶきっかけになったのである。
つまるところ、敗戦後は負けじ魂から経済復興に専念し、バブルが崩壊するまでは、まっしぐらだった日本だったのに、その欠陥や不備を内外からもっともらしく指摘されたことを真に受けてしまった結果、現在の総体的な国力低下へと至ったのではないだろうか、と感じられた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%B9%F1%CE%CF%C4%E3%B2%BC)。

ところで、同じ館の別の階の展示物によれば、「世界の偉人」として「紫式部」が日本では初のユネスコ登録されているそうである。
いつの間に?誰の許可を得て?紫式部が「偉人」?
あの時代に既に、長編小説を書く女流作家が日本に存在したのだという点は、確かに我々の誇りである。だが、ユネスコという場が何とも場違いな気がしてならない(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20111101)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130417)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180722)。
そもそも『源氏物語』を全巻読み通した上で、「世界の偉人」に範疇化したのかどうか?