ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

広島原爆投下の71年目

広島原爆投下の71年目の記念日(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140806)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150806)。朝、8時15分にはテレビ中継で一緒に黙祷した。昨年よりは、ずっと落ち着いた様子の参列者だった。ささやかなブログでも、きちんと意見表明すれば、多少は変化があることの証左なのだろうか。それとも、先月の参議院選挙の結果の投影だろうか。

加瀬英明氏(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=kase-hideaki)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%B2%C3%C0%A5%B1%D1%CC%C0)のホームページ(http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi)からの抜粋を。

「日本国から誇りを奪っている現行憲法


2016年8月5日


・私は世界の60ヶ国以上の、憲法の前文を読んだ。どの国の憲法も、前文のなかでその国が誇りとする歴史や、伝統の精神文化を称(たた)えている。


私が1人で存在しているのではない。そして父母だけではなく、祖父母、さらに遡って私を現世に送ってくれた御先祖に感謝する。


・現行憲法の前文は、このシロウト集団がアメリカ独立宣言や、アメリカ、イギリス、中華民国の首脳が昭和18(1943)年に、エジプトのカイロに集まって、日本に対して無条件降伏を要求したカイロ宣言などの文言から取って、切り貼りしたものである。


・占領軍が日本に強要した現行憲法は、日本が未来(みらい)永劫(えいごう)にわたって、軍備を持つことを禁じるとともに、日本国から誇りを奪うことを、はかったものだった。歴史を振り返ると、ある国が力づくで外国を属国としようとする時に、かならず国防権を奪うことを行う。


・総司令部で日本に無理強いする憲法案ができあがると、マッカーサー元帥の側近のホイットニー少将が幕僚を連れて、都内白金の外相公邸で待っていた、吉田茂外相を訪れて、手交した。日本が戦争に敗れた2ヶ月後に、東久邇(ひがしくに)宮首相が退陣して、幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)首相と交替して、吉田が外相に就任していた。


・ホイットニーは回想録のなかで、憲法案を読んだ「吉田の顔色が、黒い雲に覆われたように変わった」と述べている。日本側の記録によると、この日は早春でまだ肌寒かったのに、吉田は冷汗をかいて、掌(てのひら)の汗をズボンでさかんに拭(ぬぐ)っていた。吉田の一行に随行していた外務省の通訳は、憲法案の内容を知って、恐怖のあまり口が動かなくなった。そのうえで、ホイットニーは、吉田たちに「この憲法案を受諾しなければ、総司令部として、天皇の一身の安全を保障できない」と、言い放った。天皇を戦争裁判にかけて、絞り首にするというのである。

(部分抜粋引用終)