ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

身勝手な「ダイバーシティ」

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https://style.nikkei.com/article/DGXMZO19653800U7A800C1TY5000?channel=DF130120166018


日本経済新聞』朝刊
「中高年に異変 卒婚や死後離婚、家族より個人を重視 ダイバーシティ進化論」
水無田気流
2017/8/12


・仕事や子育てが一段落した夫婦が、ともに夫や妻といった役割から解放され独立した自由な生き方を尊重し合うため、結婚を「卒業」


・正式には配偶者の死後「姻族関係終了届」を提出することで、配偶者の親族との法的関係を断つことを指す。15年度は2800件近い申請があり、過去10年で1.5倍に増加した。こちらも圧倒的に女性からの申請だ。


・夫の親族は「姻族」であり、夫の死後も関係が続く。姻族に対しては、特別な事情がない限り扶養義務は生じないが、慣習により姻族の介護を求められることを懸念するケースや、確執のある義母や生前不仲だった夫と同じ墓に入りたくないなどのケースが多いという。


・手続きに姻族の承認は不要で、通知されることもない。また、離婚と異なり配偶者の遺産の相続権や遺族年金の受給には問題がない


・法律に基づく家族関係と、慣習としての家族役割、現実の人間関係や「個人としての幸福」との乖離
(引用終)


← 馬鹿げた自己解体論のはしり。自分はどこから来て、どこへ行くのか、生物学的な繋がりを全く無視している。

(転載終)
こういう文章を平気で書き、平気で掲載する人はどういう女性なのか。
筆者の水無田気流氏は、「1970年生まれ。詩人。中原中也賞を受賞。「『居場所』のない男、『時間』がない女」(日本経済新聞出版社)を執筆し社会学者としても活躍。1児の母。」と紹介されている。
中原中也」については、過去ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20071030)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20071217)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140723)を。
福島瑞穂http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151217)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151219)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160210)のライター版みたいな人。いくら少子化社会と雖も、こういう人には子供を産んでほしくない。世の中を惑わせ、混乱と分裂の種を蒔くだけだから。
この身勝手な「個人の自由」の履き違え、勘違いの最も根本軸にあるのが「お金」に関する感覚のズレ。遺産や年金には「問題がない」とするなら、受け取りに必要な責任と義務も果たすべきであるなのに、それは堂々と放棄を主張する。
この主張に類似した現行の社会問題を考察した過去ブログは、こちらを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150312)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150405)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151216)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170117)。
ポイントは「ダイバーシティ」(多様性)である。
お口直しに、加瀬英明氏を(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=kase-hideaki)。

http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi


2017/08/09


・日本は、中国、韓国、西洋と違って、古代から男女が和歌を詠んで、対等に相問歌(そうもんか)を交換したように、女性が強い国であってきた。
・日本語にほとんど罵倒語が存在しないのは、日本人が互に思い遣って、人と人との和を重んじるからである。それに対して他国では、人々が「俺が」「わたしが」といって、自己中心で、つねに相手に勝たなければならない対立関係にあるからだ。
・日本の古来信仰である神道のもっとも基本的な教えは、「言挙(ことあ)げ」をしてはならないことである。言葉はもっぱら自己主張と、自己弁解のために用いられるから、心を用いてできるかぎり言葉を慎んだほうがよい。
・日本では「よい言葉を発すれば、現実がよくなる」という、言霊(ことだま)信仰が力をもってきた。そのために、罵倒語が存在しなかった。日本は言葉と論理を重んじる他の諸国と違って、心の国であってきた。いまでも日本は、「言霊の幸(さきは)ふ国」なのだ。

(部分抜粋引用終)